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■■■ Lotus 107B ■■■


■■■ 背景・マシン ■■■

 92年の107は良くまとまっていいマシンであった。ドライバーもハッキネンとハーバートという、「いいひと系」のコンピであり、チーム自体も大変うまくまとまっていたのだった。

 さてそこから93年は、超ハイテクマシン化とナロータイヤ化、小型マシン化がなされる事になった。107Bという名前が示すとおり、ロータスはこの変更をマイナーチェンジで乗り切ろうとした。それはマシンの造形を見ても良く分かる。ほとんどのシェイプは107と同じである。しかし、マイナーチェンジで乗り切れるほどF1は甘くなく、前年に匹敵する成績でシーズンを終えることはできなかった。

 ハッキネンがマクラーレンに移籍したためドライバーはザナルディーにチェンジしたのだった。たいした成績を残せなかったザナルディーであるが、その後アメリカにわたり、カートでは大成功を収めたが再び戻ってきたウイリアムズではまたまた成績を残せなかった。そして例の両足切断の事故に遭遇してしまうのだ。けどザナルディーにサインもらったときは、本当に丁寧にサインしてくれて、一発でファンになったんだよねぇ。

■■■ キット ■■■

 まず難しいのがデカールである。キットはホワイト一色の塗装で、そのほかはみんなデカールで仕上げるのである。マシン下側のブリティッシュグリーンもデカールである。まあこれは許そう。が許せないのが、マシントップのCastrolグリーンである。これは超貼りにくい。何枚にも分かれていて、デカールの分割エッジ部が妙に色が濃かったりする。それに曲面だらけという、苦悩の道のりを歩まなければならない。いっそのこと塗装にしてしまえばよかった、と今では思うのである。しかしこれもホワイトとの境目に緑に黒ラインという微妙なラインを形成しているのだ。でも次回はこのエッジ部分だけ切り離して、塗装にしよっと。

 リアウイングは前107と同じく、名ウイングを除いた一体成型である。一見良いように思えるが、塗装を考えるとこれがまた考えもんなのである。それに一体成型だと翼端版内側にパーティグラインが入ってしまうのが、これまたよろしくないのだな。

■■■ 完成品ショット ■■■


◆ブリティッシュグリーン、ホワイト、レッド、Castrolグリーン、イエローとちょっと多くないですか?というくらいに塗り分けられたマシンなのです。ぜったり前年の107のほうがかっこいいカラーリングだったよね。しかしロータスという知名度か日本のスポンサーが多いのですよ。コマツ、日立、ニチブツ、シオノギ、イエローハットなど。



◆ノーズ先端に位置することの多いゼッケンナンバーですが、ロータスはコックピットすぐ前に位置してます。

◆いわずと知れた、赤のバックスキンのハンドルです。良く分からないのですが、リアビューミラーはシルバーなのですよ。なんか全然意味ないカラーリングですよね。ちなみにリアビューミラーにはちゃんと反射ミラー貼ってあります。



◆93年のレギューレーションから短くなったノーズ等、マシンは小型化されているのが分かります。ボーテックスジェネレータはまだ許されています。



◆いかにもこの時代のロータスっぽいノーズ先端形状。ピトー管も一応再現してみました。2本あるのはなぜだろう?

◆フロントウイングの翼端版です。タミヤは91年のロータススポンサーなしなし時代にロータスから「スポンサーになってくれぇ〜」と頼まれてからの付き合いのようです。



◆Castrolグリーンは5枚くらいのデカールを貼りあわせているのですが、なんかそんな風には見えませんねぇ。



◆93年当時はサスペンションもまだ普通なスチールです。そういえばシオノギはロータスのマシンを使ったCMやっていましたねぇ。

◆赤がアクセントになっているマシンですね。ロックタイトからの要望があったのかしらん?



◆インダクションポッドの造形は前年の107と全く同じです。ちゃんとハイノーズになっているのが分かりますね。



◆まだ思いっきりノーズを持ち上げないのが当時の流行です。真ん中をちょっとだけ持ち上げるのがウイリアムズの真似っこって感じでよろしい。フォードHBのクーリングはそれほど大変じゃないみたいで、ラジエーター抱くとは下部が少し狭められているのです。これはその後大流行するデザインですね。

◆ああ、やっぱりドライブシャフトのカッパー色がアクセントになってます。



◆当時のマシンはワイドでかっこいいですね。またこの頃のレギュレーションに戻らないかなぁ?だってF1分割しちゃうんですからねぇ(執筆時のホットな話題)。



◆日立って結構なスポンサーだったんですよね。でもCIとしてはHITACHIってかっこ悪いですね。。

◆カラーホイールがまだ流行っていなかったときに、ロータスはホイールの外側をシルバーにペイントしていたんですね。OZのカスタム仕様なのかな? それと93年からのナロータイヤはGOOD*YEARのマークがテンプレート+スプレーから黄色の印刷に変わりました。なのでマークのエッジもきっちりした感じになります。ということで、模型でもGOOD*YEARはデカールで仕上げことにしました。  



◆やっぱりインダクションポッドからカウル後半の意匠がロータスっぽいです。



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