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■■■ Ferrari 641/2(1/12) ■■■


■■■ 背景 ■■■

 90年にプロストがフェラーリでチャンピオン目前までせまった当時のベストカーです。90年はセナプロ(なぜかプロセナとは言わない)激戦がきわまった年でした。エンジンに頼り切ってマシンの基本特性が劣ってたセナは厳しかったですね。一方フェラーリは全く逆で、ジョンバーナードの遺作が開花したマシンでした。ドライバーも優等生プロストと悪ガキマンセルっていう、今から見るとリッチなラインナップでした。日本GPではセナ・プロが1コーナーで接触リタイヤ、次にトップを走っていたベルガーが1コーナーでスピン、リタイヤ、次を走っていたマンセルはピットアウトでドライブシャフトを壊して、ステアリングを叩いて悔しがっていたのが印象的でした。

■■■ マシン ■■■

 マシンはジョンバーナードの639系が正常進化、このコンセプトとしては完成型でした。上から見ると典型的名コークボトルで、非常に美しいのです。この美しいコークボトルは、モノコックのドライバー横まで燃料タンクがせり出していることも理由でしょう。それに伴って、ラジエータがドライバー着座位置横まで前進しています。またモノコックサイドのエアインテーク上部にちょっとしたバルジがあるのですが、これがいいアクセントになってます。ノーズはペリカンのくちばしのように見えますね。

■■■ キット ■■■

 田宮の新生1/12シリーズ再開の第1作です。発売が90年12月ですから、その前のルノーRE20から10年間、1/12のリリースが無かったのですね。F1プラモ不遇の時代! でも昨今(2006年)はもっと不遇の時代かも。私としては1/12スケールでは、ロータス78に継ぐ2作目です。それなりに手を入れたつもりですが、今となってはとても恥ずかしい出来です。でも完成させなきゃただのプラスティックですから、それはそれでいいことなのです。ディスプレイ台にシーナリーストーン(微小小石)と灰色ペンキで路面を再現したつもりでしたが、いつまでたってもペンキ溶剤が揮発しているようで(そりゃあケースかぶせてるもん)、金属部分がぼろぼろに腐食していました。(T_T) それにエナメルカラーのゴールドは緑色に腐食しちゃってます。これってだめなんだ・・・


■■■ 完成品ショット(2007年9月追加) ■■■

ちょっとちゃんと撮った写真を追加します。前からもう少しまともな写真にしたいなぁ、と思っていたもので・・・ コメントなしで写真だけでね。



■■■ 2001年9月アップ分 ■■■



◆それなりの作品は自作の木枠+自作のアクリルケースに収めます◆この木枠を作るのもまた楽しからずや(別のところで木枠作りを伝授します)◆路面の再現は上に書いたようにチョットやりすぎたかも・・・

◆1/12はストリップが心情なので、カウルはずーっとほっとかれました◆でもほっとけばその分テクも向上するものです◆以前は樹脂成型色その上から赤吹いていたので、くすんだ赤になってしまってました◆で、最近は下地の白を吹いて、その上からレッドです。発色がめちゃくちゃ良くなりました◆下地はすご〜く大事です◆カウルはスタンド作って立ててます。こういう小物を作るのも楽しいぞ◆こういうのを参考にしてます



ただ後ろから

◆サイドポンツーン内、ここは補器のデパートのような場所です◆641/2にはこの補器がないのです◆だから作るしかありません◆でもちゃんとプラ棒で時間かけて、コネクタは丸く丸めて作りましたが、見えるのは上だけなのでした、ガ〜〜ン!◆カーボンデカールも高価なので見えるところだけに貼ればよかったなぁ・・・と(下まで全面に貼ってます



◆ウインドシールドの固定に接着剤は使いません◆だって接着剤で汚れるから◆じゃあどうするかといえば「伸ばしランナー(良くアンテナを表現するのに使う、いらないランナーを火であぶって引っ張って伸ばすアレですよ)」を使って本物リベットのように固定します◆ここからは企業秘密ですが、ランナーの先端に線香をかざすと”クルッ”と丸まってまるでリベットのようになるのですよ、すごいよ!

◆エンジンブロックはやっぱメカメカしているのが一番目立つところです◆センサーやら手を入れてみました◆ちなみにこういうキットに無いものを作ったりできるのは「クローズアップヒストリー(本)」のおかげです◆田宮1/12シリーズ、とジョーダン191、ベネトンB192、ロータス107/107B、ティレル024しか出ませんでしたねぇ◆さてエギゾーストは結構手抜きで、クリアーオレンジを濃いめにして、チョロっと筆塗りしただけです◆今なら強烈にやりますけど◆シリンダーヘッドにはつや消し黒系にすこ〜しシルバーを混ぜて鋳造感を出してみました、いかがでしょう?結構気にっているのですが・・・



◆モノコック後端(シート後ろ)燃料タンクまわりの銀テープはいい感じ◆またロールバー内にあるECU(コンピュータ)につながるパイプは適当に多めに詰め込んでます◆やっぱりワイヤ類が多いとそれらしく見えちゃうんでね

◆タイヤの「GOOD YEAE」はもちろんテンプレート当てて吹くわけです。断然本物っぽい◆接地面の管理番号もテンプレート使いました◆93年以降のグッドイヤー/ブリヂストンはタイヤレターが印刷になっちゃってるので、味気ないことこの上ない◆やっぱテンプレートでシューって!ぼやけた感じがいいんだよねぇ



◆フェラーリのシートはバックスキンが特徴ですね◆でもキットのシートは肩受け部が別パーツでちょっと悲しい・・・◆シートベルトはキットに入っていたもので、肩パットあたりがちょっと偽物っぽいなぁ◆もっと厚みを持たせとけばよかった◆今なら手芸店で買ってきたリボンで作り替えますね

◆ラジエータに行くウォーターラインに水温センサをつけてみました。完全に自己満足!◆でも「誰か気がついて〜」って密かに叫んでいるのです◆半田の一番細いタイプ(糸半田)に色塗って・・・◆半田はやわらかくシェイプが自由につけられるのでお気に入りです



◆ギアボックスまわりです◆フェラーリが先鞭をつけたセミオートマの油圧バルブ、キットはおもちゃのような質感ですが、当然油圧系パイプはワイヤを付け足してそれらしくしてみました◆7速ミッション+後退1速で8本のシリンダーがありまする

◆リアセクション、ギアボックスです◆新生1/12のフェラーリ、マクラーレン、ウイリアムズのエンジン+ギアボックスを並べて比べてみると違いが良く分かります◆それはギアボックスの大きさ。フェラーリのそれはドライブシャフトの後ろにギアが位置するいわゆる横置き型です◆リアが長い・・・(ウイリアムズのはめちゃくちゃコンパクト



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