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■■■ Benetton B192 ■■■


■■■ 背景・マシン ■■■

 前年にジョンバーナードコンセプトで「なまず的な」ハイノーズを採用したベネトンチーム、結局ジョンバーナードが去って、出戻りロリーバーンがそのコンセプトをさらに昇華させたのが、このB192でした。ハイトのあるサイドポンツーンなんか、いかにもロリーチックじゃないですか! しかしこのハイノーズは当時結構「やりすぎてるんじゃないの?」って思って見てました。ノーズの上が直線基調で下がRを描いて上の直線になじんでいくの造形は、その色と相まってまさに「バナナ」といった感じでした。ちなみにこういう造形って何かに似ていることが良くあります。フェラーリ641/2のノーズはアヒルだったし。

 B192はフラビオのビジネス交渉力もあってフォードHBの1stカスタマーチームでした。そういうこともあって、戦闘力が非常に高かったのです。前前年の電撃移籍から波に乗ってきたシューマッハもがんがん攻めてました。CAMELカラーとベネトングリーンの2色塗り分けも、シンプルで好感でした。オンボードカメラが写ると、シフトアップタイミングで、デジタルウオッチからはずしたような、LCDのスピードメータ横の赤いLEDが光るのが印象的でした。

■■■ キット ■■■

 このモデルからハイノーズモノコック表現のため、モノコックがスライド金型使用のワンパーツになりました。田宮のこういったチャレンジングなやり方は好きですね。タバコバリバリのCAMELスポンサーチームですから、当然CAMELデカールを追加で買わなければなりません。支出が多かった・・・。またMobil1やSanyo(リアウイング翼端版)などの白でカールは透けやすいです。

 ボディーの半分以上を占めるベネトングリーンはデカールが用意されています。しかしこれをデカールで貼るのは気の遠くなる話で、色の境界線も複雑なエッジ線などないので、当然塗装で仕上げるのがよしです。

■■■ 完成品ショット ■■■


◆このマシンが弱くてもかっこよく見えたかどうかは定かではありませんが、結果としてかっこいいマシンに見えます。当時は唯一無二のデザインでしたね。フロントウイングの吊り下げも、ノーズ先端からじゃないのです。



◆前退角の着いたメインウイングがかっこいい。

◆これがウイング支柱です。ノーズと一体化したラインになっています。ご多分に漏れず、メインウイングは中央が少しだけ持ち上がった形状です。



◆フロントノーズからヌメェ〜と生えてくる感じがよろしいです。ベネトンはオートポリスのステッカーが長らく貼ってありましたね。

◆上から見ると、以外にも細身のノーズだったりします。



◆横から見ると「ぼってり!」って感じで、ちーとも速いマシンには見えません。しかし、ベネトンといえばのロリーバーンとエイドリアン・ニューウェーは結局カリスマデザイナーということになったのですが、お互いに共通している点があります。それはフロントウイングの翼端版ですね。前側が大きな円形状で後ろに行くにしたがって、一度下に下がり、また上に上がるという奇妙なデザインです。エイドリアンも昔からこの形状の翼端版しかデザインしませんでした。



◆当時のベネトンは黒いガムテープでシートの調整を行っていた節があります。でもいくらなんでも模型でそれを再現するのはやりすぎなのでやっていません。

◆ベネトンマシンの特徴はたくさんありますが、このドライバー前のウインドシールドの形状もそのひとつです。マクラーレンも完全に折り返したりしてましたけど、空力的にどうなのだろう?右手のシフトレバーを避けるためのモノコックの膨らみがあります。当時はドライバー、ちゃんとシフトレバー動かしているんですよね。すごいよね。



◆CAMEL、いいですねぇ。Power By Fordもかっこいいですね。リアからのカウルのカーブ(峰の部 分)と続くロールバー上部のカーブが一致しないのはなぜでしょう?

◆ボリュームとハイトのあるサイドポンツーンです。



◆このサイドポンツーンのスクエア感がベネトンですよね。



◆このスポンサー向け一等地はベネトンのCIが書いてあります。がその後いろいろ新しいスポンサーがこの地を占有します。アンダーパネルにもスポンサーマーク入れているんですね。

◆サイドポンツーンはこんなに高いんですよ。これはロリーバーンの特徴です。



◆91年のB191はなまず型ステーでしたが、ストレートになって締まり感が高まりました。

◆リアのギアボックス上にある、バルジ。サスペンションのアンリロールバーとかを逃げた造形なんでしょうね。



◆今では松下に買収されちゃう三洋ですが、20年くらい前は元気だったんですねぇ。っていうか、もうこのマシン、20年近く前なんだ。信じられない・・・



◆リア下部の絞込み、キツイ形状ですよね。でも今に続く流れですよね。

◆メインウイング+フラップ2枚仕様ってあまりなかったような気がします。ちなみに翼端版の内側にまでスポンサーマークがあるのです。



◆広角レンズで撮ると遠近感が強調されて面白い絵になります。リアを強調するより、フロントを強調したほうが絵になりますけどね。



◆当時翼端板の上前側を丸めているのは、ジョーダンだけだったかなぁ?

◆B192のポイントにモノコック横のアンテナの先端に球パーツってのがあります。実際はこれより断然小さいんです・・・(いい素材がなかった)



◆ちょっと「影」を意識して撮ってみました。こういう写真がお気に入りです。



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