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■■■ Williams FW-24(1/20) ■■■

 近代(っ言っても15年も前)F1ビックスケール3部作のとりを勤めたFW14Bです。説明も無いくらいマンセルの圧倒的強さが目立ったマシンでした。1/12はひたすら細部を作りこむのがポリシーでありますが、それが足かせとなって進行状況は極めて遅いのです。


◆一度キット付属のシートベルトを組みましたが、やっぱり「いまいち」感が強く、手芸屋で見つけたリボンで置き換えてみました。左がキットのもの、右がリボンです。

◆リボンはサイドエッジをきちんと処理してあるので、質感が高いのです。キットのはペラペラって感じ(実際ペラペラですけどね)。

◆うんうん、いい感じです。高級なディテールアップ用のアフターパーツを使わないのがポリシーでそれがうまく結実しました。



◆モノコックはノーズ部分を切り離してしまいます。またモノコック上部のパーツも事前に接着してしまいます。塗装を完璧にするためにです。改造によって取り付けられなくなったサスアームは別途パーツを作って取り付けられるようにします。リアカウルも本物とおんなじにするため、3分割してしまいました。両サイドポッドとセンターカウルですね(写真にはセンターカウルが写ってます)。

◆白の上にマスキングしてCAMELイエローを吹いて、さらにマスキングしてブルーを吹きます。モノコックのブルーマスキングが非常に難しかったのです。なぜかといえば、イエローとブルーの塗りわけラインに赤白のラインが入るのですが、それはキットのものを切り出して使います。なのでそのデカールがきっちり貼りこめる精度が必要なのです。

◆FW14Bの場合、モノコックフュエルタンク横にelfの 6角マークが来るのです。キットではブルーはデカールで貼りこむようになっていますが、色味が合わないので塗装してしまった関係上、写真のようなデカールになっていると困ってしまいます。



◆イエローとブルーの境界線デカールです。直線のものは単独で用意されているのですが、曲線部分は用意されていません。なので、ブルーと一体になったものから切り出します。多少ブルーが残っていても問題ないです。

◆例のelfマークが入る場所は、マスキングテープでマスキングした後塗装処理しました。マスキングすると塗装の後段差になっているので、番手の大きな耐水ペーペーで丁寧に処理する必要があります。。

◆elfマークはこのようにデカールから切り出して、白部分だけ貼りこみます。このくらいのキットを買う人は当然塗装で仕上げる人が大部分なんだから、タミヤもこのデカールくらいブルーとは別にしてもよかったのにねぇ。



◆そしてデカールを貼り終ったパーツ群。FW14Bのデカールはつるつる系なのですが、クリアーをかけてもOKでした。CAMELのデカールはアフターパーツです。リアウイングフラップ(Canonマークのやつ)は翼端版につながるところにパーツがあり、一体状態になっています。この2枚まとめて角度を変えます(ちゃんとここも黒く塗るのだ)。



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