●機器に触って「指」マークになったらクリック、所定の機器インプレッションに飛びます。
テレビがHD対応になったため、HD記録ができるレコーダーが必要になり急遽購入したのがこのD800である。やっぱりソニーになった。今現在も基本的に不満はない。
●デザイン
基本的にはソニーらしい直線基調である。シェイプはいいのだが、ところどころというかいろいろとコストダウンの影響を見ることができるのが、ちょっと残念である。薄型であるためフロントパネル全体がフタとなっているが、中身が泣けちゃうくらいチープである。ここがきちんと作りこまれていると外装屋さんの意気込みを感じられるのだが・・・
●CSデジタル対応
別にこの機種だけが対応しているわけではないが、以前のアナログスカパーの時は、スカパー機器の録画設定とレコーダーの予約設定をきちんとリンクさせてなくてはならなかった。これはめちゃくちゃ不便なのであった。レコーダーでスカパーが受信できるのは最高である。我が家はスカパーがないと生きられない家庭であるが、E2byスカパー契約のBCASカードはD800に挿入されている。これはディスクに落としたいスカパーの番組があった場合、D800以外はできないからである。
●リモコン
ソニーのリモコンはいい。というか、パナとかの「でこひこ」していてカッコ悪くて持つ気がしないリモコンが悪すぎるということだ。十字キーがキーでなくスティックポイントなのが結構お気に入りである。
・ダビング/編集
XPモード(DVDに1時間記録可能)で記録しておけば、ダビング時に2パスエンコードしてくれるのはいい。タイトル入力はすごくやりにくい、というかやる気が起きない。タイトル結合はDRモードで記録したものしかできないようで、ちょっと不満だ。
●ネット対応
DLNAやDTCP-IPに対応していないためネット接続ができないが、DTCP-IP環境がまだまだ整っていない我が家の状況では、他の端末で見ることができないため問題なし。しかしこの1機種前はDLNA対応だったのだが、続くこの機種ではDLNA非対応。今はほとんどの機器がDLNA対応であることを考えると、DLNA黎明期に悩んでいたことがうかがえるのである。
●UI
クロスメディアバーがやっぱり使い安い。PS3も同じUIである。しかし番組表がSD画質なので、レグザで番組表を見た後に見るとちょっと泣けてしまう。
●
VHSの時代は終わったね。という風潮に乗り、じゃレコーダーはどうしよう?と思案して買ったのが、このソニーのHX-8である。基本的にソニーの直線基調のデザインは結構好きだったりするのである。
当時はまだHDD/DVDレコーダーが出たばかりで、さすがのソニーもまだまだ作りこみが甘かった。ソニー十八番の「クロスメディアバー」もまだ無い頃である。電源入れてからトレイが出てくるまで1分以上もかかったら、やっぱりディスク使いたくなくなるのである。
さて放送のHD化が急速に進み、SDしか記録できないこのモデルの寿命は結構短かった。しかし中にそれなりに貴重なコンテンツが入っていたりすることもあり、まだラックからは抜かれていないのであった。HDMIも無いのよね。
ビクターのXシリーズ3兄弟は結構かっこよくお気に入りのシリーズだった。X3、X5と来て、トレンドに乗ったゴールド外装がちょっと嫌いだったけど、性能としては最終進化系のX7だった。多々あるVHSビデオだが、だましだまし動くのがこのX7だけなのである。それもスタート/エンドセンサーがいかれているらしく、テープ最初と最後では電源ダウンしてしまうけど・・・。
●DDドラム
この機種のあたりでビクターのビデオはDDドラムという「可変速再生もノイズレス」でできるドラムを搭載した。古くは三菱がダイナミックトラッキングというヘッドを高さ方向に動かしてしまうという手法で同じことを実現させていた。ビクターの場合はそれを「ドラムのリード角度を可変させる」という方法で実現した。いかにもメカ屋の力技的な手法である。
●ジャストトラック3倍モード専用ヘッド
VHSのフォーマットでは、SPモードのトラック幅は58ミクロン、EPモードは19ミクロンである。しかし「リニアリティー」と呼ばれる、トラックの直線性と他機種との互換再生を考えたとき、19ミクロンというのは結構難しい。なので3倍モードの場合、26ミクロンとかのヘッドを使って、多少リニアリティーが悪いテープでもトラックに対して幅広のヘッドを使うことで、トラック全体を漏れなくトレースできるようにしている。しかい弊害もあって、隣のトラックからのクロストークもあわせて拾ってしまう。それをなくすためにヘッドに角度をつけて隣からの信号をアジマスロスで減少させる手法と取っているが、それでもクロストークはゼロにはならない。そういう状況の中、画質をとるためにトラック幅と同じ幅のヘッドを使用している。この効果は結構大きいのだった。
●外装
このXシリーズはビクターのビデオの中でも、コストをかけ、きっちりと作られたものであった。他のビデオはペコペコだったり、隙間が開いていたり結構ひどいものが多かったが、このXシリーズの特徴でもある、アクリル仕上げのフロントパネルをあけると、もうそのカチッりした感覚で気持ちが良くなる。さらにボタンの感触も絶妙だ。こういう「きちんとしたものづくり」から逃げてしまったのが今の日本なのだね。
当時VHSの最高峰と名づけられ、確かにすごい画質だった。3倍モードが今までのSPモードではないの?と思えた。非常に高価だったが、技を駆使し格安購入した。
●エアタイトドア
良しも悪しきも、この機種の外装としての特徴はこのドアに集約されている。テープ挿入口が電動ドアによって現れる。だが、使っていると2度壊れた。1度目ばらしてみてみると、ドアの保持する部品が割れていた。その割れた部品を保持しなおすのに、「シャーペンの親指ノック部の消しゴムカバー」がぴったりだということがわかった。これは最高な代替部品である。つい最近VHSをダビングしようと思い5年ぶりに電源を入れてみたが、やはりドアが開かなくなっていた。ラックの下のほうに入っていて、上にはコード類がぐちゃぐちゃのAVアンプなので、ちょっとバラスにもばらせない状況である。どうしようかなぁ。
●画質
TBCやDDモータ、大型のインピーダンスローラー、静振対策を施しまくった高価な筐体。もう金に糸目をつけずに最高のビデオを作る、という姿勢で開発されたことが良くわかる機器だ。しかし入り口側の走行系が狂っているようで、Vガタしやすくなっている。
大学生協オーディオフェアなる催し物が、毎年渋谷の生協ホール?で開催されていた。掘り出し物が多いこのフェアを待ちオーディオを買ったものだった。そこで購入したのがビクターのDD-V7である。オートリバース機構が付いたカセットデッキだった。当時エアチャックがコンテンツ入手の主流であり、ライブなんてものが放送されると、このオートリバースが大活躍したのだった。
DD-V7の購入から2年、DD-VR7という機種に続き発売になったのが、このDD-VR77である。アンバー色の表示部がなんとなく高級感をかもし出していた。この機器の特徴はその編集性であった。
●オートリバース
この機種の大きな特徴であるオートリバース。DD-V7で搭載されたのだが、当時この手法に対しては高音質派からは否定の声しか聞こえてこなかった。まあ当然である。カセットは磁気記録であり、そのアジマスロスで広域が大きく劣化する。その肝となるヘッドを動かしてしまおうっていうのだから、まあ野蛮だ。この機種の場合、ルビーだかダイヤモンドだか、固いものでヘッド回転のドン付受けをするって言うのが、アジマスロスに対する答えであった。しかしだ、これが全くのダメダメちゃんであった。ヘッドの回転が安定しないのである。北八王子のビクターサービスに何度通ったことか。でも、このとき接してくれたサービスマンがやけにいい人で、苦情も萎えるのであった。企業もこういう縁の下の力持ちの方々が「顧客満足度」をあげているだね。
そして2世代あとのVR77ではV7に対し安定度が増した。増したのは増したのであってなくなったわけではない。つまり、高音質を追及するモデルはヘッド回転型の機構はいけないのだ。
●アフターフェード
この機種は先代機種より編集性を高めたのだった。それは「半速再生」と「アフターフェード」である。半速再生は編集テープを作る際、その微妙な頭だしに大いに活躍してくれた。一方アフターフェード、これは期待していたわりにはがっかりさせられた。すでに記録していたところに、徐々にバイアス(いわゆる消去)をかけていくことで、フェードにさせていくのであるが、バイアスをかけていくと広域から落ちていくのである。まあ考えれば当たり前だ。つまりフェードが広域フェードになっちゃっていた。ということで、一度も実践投入されない機能だった。
さすがにリバースヘッドの扱いに困っていたので、やっぱりちゃんとしたカセットデッキを買っておこうと奮起したのがこのモデルである。当時電気販売店に知り合いがいて、いろいろなモデルが結構やすく買えたのだった。
●音質
元来それほど音質にうるさい輩ではないので、「空気感」とか「コシのある」とかそういう類の評論は全くできないのだ。なので、全く問題ない、というか過去から使ってきたカセットデッキで最強なのであった。ドルビーCあたりから、ノイズリダクションは完成の域に達したとおもっているが、このドルビーHXProもいい感じであった。常時ON。
LDプレーヤーを最初に買ったのは、ソニーのモデルだった。デジタルメモリを駆使したデジタルスチルにあこがれたが、所詮スチルやスローなんてそんなに使うものではない、ということを買ってから思い知った。そのソニーの次に買ったのが、このモデルである。ついこないだまで動作していたが、貴重なLDコンテンツをダビングしておこう、と思ってこの前触ったら動かなくなっていた。だれか直せない?
ちなみにターンテーブルが出てくるときにフタが開くが、このフタ、子供が小さいときに何度も力任せに開けちゃうのでテープで閉じておいた。そしたら痕が残ってしまった・・・
●ケンウッド
なぜケンウッドが映像機器を?という疑問はいまだに払拭されていない。でも「実は○○はうちで作っているんですよ。OEMなんで名前は出ないんですが、結構利益でかいです」的なものは、結構その辺にゴロゴロしているので、そうだったのかもしれないし、実は映像事業にドーンと入ろうかと思ったけど、すぐやめた、っていうことかもしれない。いずれにしてもスクエア感が高いデザインで好印象のケンウッドの機器であるので購入した。というよりも「安」かったからっていう理由もあるが・・・
●オートリターン
なぜ買い換えたかというと、PUオートターン機能があったからである。LDは1枚が1時間(CLV)というフォーマットであって、映画2時間見ようと思うと必ずディスクの表裏入れ替えが発生してしまう。それが嫌で、当時オートターンなんていう、キワモノ機能であったが(ナカミチのドラゴンっていう、カセットテープをメカニカルに表裏ひっくり返すモデルもあったが)買ってみた。PUを動かすのはちょっと抵抗があったが、有名メーカーがきちんと判断してリリースしたんだから問題ないだろう、っていうのもあった。
いろいろな理由があって買ったのである。ソフトもたんまり持っている。でもこのソフトをどうしようか?思案している。モモコクラブなんていうディスクが大量にあり、「酒井法子」のデビュー画像がたんまり合ったりする。例の事件の時にヤフオクで売り出したら売れていたかもしれないなぁ。しかしこの前の大掃除で引越し以来あけたことのなかったVHDディスクが詰まった箱を空けたら、まあ、結構いい感じのライブがあるじゃないか。放置プレイ状態だったが、ちょっとハードウエアの結線して見てみようと、本気で思った。
●VHDというもの
VHSで大成功を収めつつあったビクターが、そのあぶく銭を使ってLDに果敢に挑んだのがこのVHDである。当時はカラオケ店などでそれなりの需要があったようだが、「接触」センサというレッテルを貼られ、非接触やレーザーといった聞こえのいいせりふのLDに駆逐されていった。LDのピットの有り無しを光学的に読み取るという仕組みに対し、ディスクピットとの静電容量を読み取るという方式の違いがある。
●3D
ちなみにこのマシン、3D仕様である。今世の中は第3次3Dワールドと呼ばれているが、25年も前に3Dに挑戦していた。ちなみにコンテンツの「モモコクラブ」の中のコーナーにちょっとアダルト系の動画が合って、それが3Dだったりした。いつの世も「アダルト」がメディア普及に一役買っているのだな。
前々から映像や音楽、写真などのコンテンツをネットワーク上に置きたかった。そんな世界を実現できるものにリンクシアターなるものがあることを発見し、当時の機種であったPC4を通常購入したが、あまりにも「使えなくて」即お蔵入りとなった。もうこういうキワモノを買うこともないな、とお持っていると、ネットでは次モデルのいいうわさが聞こえてくる。もう一度通常購入するのも嫌だったので、ヤフオクで落札した。使ってみて「おーまさに欲しかったのはこういう機器じゃん」であった。
●ディスクレスワール時代のプレーヤー
我が家のAVライフの大きな目標は「ディスクレス」である。コンテンツを視聴するときに、わざわざディスク棚から取り出し、ケースを開け、機器のトレイを出し(これがDVDレコーダーの起動と重なると時間かかるんだ)、入れて読み込ませ・・・なんて、面倒なことはやりたくないのである。幸いHDDの容量コストは下がり続けている。今は2TのHDDが7000円程度で買える次代。つまり全部HDDの世界にしてしまえ!なのだ。
●DLNAクライアントとネットワーク共有
リンクシアターがコンテンツを再生するときに、そのサーバーとしては以下の3つが選べる。
・DLNA
・Microsoftのネットワーク共有
・USB
DLNAは最近どの機器にも搭載されるようになった。知らない間にみんなDLNAが入っていた、という感じだ。しかし私がやりたい「DVDイメージの再生」をDLNAはサポートしない。あくまでファイル再生がDLNAの主機能である。HDDレコーダーで記録したコンテンツなどをDLNAで引っ張ってきて見るという使い方が一般的である。もしくはVRフォーマットしたディスクを1ファイルとして再生するとか。しかしやりたいことはあくまでDVDから借用したファイルである。なのでDLNAは使えない、という結論に至らざるを得ないのである。
さてそのやりたいことができるのが「ネットワーク共有」とUSB接続である。Windowsのフォルダ共有と同じだ。これはファイルをそのまま指定できるのである。で、以下参照
●DVDイメージを再生
リンクシアターの場合、ネットワーク共有/USB接続を使えばDVDディスクイメージ/ISOファイルをそのまま再生でき、するとDVDを普通に再生していると同じように、スキップやメニューを利用できる。これは音楽DVDの場合、曲のスキップができるということであり、これが購入の決め手になった。実はこのISO対応もファームアップでなされたものであるが、知らないうちに同じことが、「VIDEO_TSフォルダ上で再生ボタンを押す」してもできるようになっていた。ハラショー!
これでNASやらリンクシアター自身に接続したHDDやら、1.8インチの小型リムーバブルHDDやら、いろいろな方法でDVDコンテンツが再生できるようになり、便利漬けの毎日である。DLNAはファイルの再生だけで、ディスクイメージの再生ができないので、レグザやPS3などではこうはいかないところに、バッファローの生きる道があるのだろう。
●リモコン
よさげだったこの機器、けちが付いたのはリモコンである。どうやらソニーのHDDレコーダーとリモコンコードが同じだったようで、ソニーレコーダーのリモコンを使うとリンクシアターの電源が入ってしまった。当然現象を調べ、サポートに連絡したのだが、これがもう情けないくらいのひどい対応だった。ネットでいろいろとバッファローのサポートに関する評判を耳にするが、ここがユーザーを離れさせる要因と肝に銘じて欲しいぞ。ちなみにその後のファームアップでこの件は修正されていたけどね。
●欠点
あまり欠点がないが、二つほどあげさせてもらおう。
ひとつは、発熱がすごい件。動作させていると「チンチン」に熱くなる。では電源OFFでは?というと、これもほんわかと暑い。まあアップルTVよりはいいけどね。もうひとつは、DTSが再生できない件。まあそれほど大きな問題ではないけどね。
ちょと上をスクロールしてもらうと、同じリンクシアターシリーズの違う機種のレポートがあるので、そちらを見てもらうといいだろう。
リンクシアター2機種目のLT-H90LANで好印象を得たのだったが、2階のシアタールームでも同じことをやりたかった。もう一台同じ機種を落札してもいいのだが、ネットで調べていたら歩兵っぽいこのV100というモデルが、以外にも優れものという評判があちこちで目に付いた。定価も大幅に安くなっている。では「ポチッ」
●ほとんどいい
・発熱がほとんどない
・超小型(太いHDMIケーブルに引っ張れれて困る)
・USB端子に接続したストレージが簡易NASとして利用できる
・ネットワーク共有でフォルダを選択すると「このまま再生しますか?」ときかれ、Yesとすると、DVDイメージ
の通り再生する
・dts再生が出来る
・安い
というところがすごくいい。
●ちょっと残念
「最大の残念」がスキップ機能が使えないことだ。DVDディスクイメージを再生していて、スキップボタンを押すと再生が終了してしまう。ファームアップで改善して欲しい項目のNo1である。残念なのはそれだけだ
プロジェクターを買った。そのプロジェクターに写すためのソース機器が欲しかった。プロジェクターは720Pであり、480のDVDからはアップコンしなければならない。プロジェクターにもアップコン機能が付いているが、ネットを見るとちょっと評判のいいDVDプレーヤーが会った。それがこれである。
何がいいかと言えばシグマのチップ「EM8500」搭載だった。当時このチップのスケーリング機能はすげーぞ、と言われていた。会社で聞いても、うん、そのチップいいみたいだよ。そういわれたら買うしかない。
しかしちょっと躊躇したのが、そのメーカー。中国の良くわからないメーカーだ。いいのかいいいのかい?あとDVD-RやDVD-RWがきちんと再生できるのかも気になった。しかしヨドバシで売っていたので、買うのを前提にディスクをいろいろと再生させてもらった。結果GOとなり、その場で購入した。リモコンがちゃちーとか、センタートレイの左にイジェクトボタンとか、あまり理解できないUIでもあるが、とりあえず2階シアタールームのメインプレーヤーとなっている。ただし、DVIケーブルはなが〜いのを買わなくてはならず、これが結構痛かったぞ。
ディスクの再生能力は結構弱い。DVD-Rとかだとたまにフリーズする。ネットで見るとDVDユニットを載せ換えるといいらしいが、もう時代はディスクでもないのでこのままにしておこう。
しかししがらみが余り無いというか、なんでもやっちゃう中国メーカーは怖い。日本メーカーがなんだかんだとグダグダと考えることなく、これよさそうじゃんとなったらさくっと機能載せちゃうからね。DIVXが再生できるとか、その手の機能が売りであるみたいだが、DIVX再生なんてしないから関係ないのだ。
映像がDVDの時代になり、必要に迫られて当時一番安いクラスのものを買った。それがコレ。可もなく不可もなく、だけど、DVD-RやCD-Rの再生が弱かった。
メインCDプレーヤーであったテクニクスのP999が動かなくなった。MOMITSUのDVDプレーヤーでCDをかけても良かったのだが、このプレーヤーは結構映画の480iから720Pへのアップコンが優秀で映画を見るときのメインマシンであって、あまり酷使したくなかった。そんなとき、娘と長時間散歩で何気に寄ったユニオンで1万円ちょとで売っていたのがこのプレーヤーである。まあ安かったので買ってみた。
WMAやMP3、JPGなどの再生ができるのだが、そんなの使ったことも無かった。さらに、この頃からiPodの導入が進み、CDを聞く機会が激減した。なので、このプレーヤはほとんど利用されてことがないのであった。
当時使っていたCDプレーヤーはケンウッドのDP-1000というモデルであった。これはCDが出始めた頃のモデルであり、ケンウッドに勤めていたアマチュア無線友人に買ってもらったものである。千鳥町のケンウッド近くで引き渡してもらった。このDP-1000も動きがおかしくなってきて、新しいプレーヤーを物色していたのだった。そして見つけたのがこのモデルである。テクニクスっていうのに結構引っかかったが、その機能とデザインが好みであり、ご購入と相成った。
使ってみるとこれがいい。テクニクス恐るべし。大いに使い込んだプレーヤーであったが、やはり調子が悪くなった。しかし時代は圧縮オーディオに以降しており、CDをハンドリングすることもほとんど無くなった。とりあえずばらして修理してみようと思うが、どうなることやら・・・
●シャトルダイヤル
このモデルの最大の特徴がこのシャトルダイヤルだと思う。CDの微妙な頭出しが可能だ。もともとCDから編集版テープを作ることが大好きだった私は、この機能をしゃぶり尽くすまで使った。やはりなにかひとつでも「オンリーワン」の機能があると選んじゃうよね。
別にWiFi環境が無くても何の問題も無かった。PCはデスクトップしか使っていなかったし。でも世の中WiFiだせだぜだぜ、という風潮になってきて、とりあえずそういうものは使ってみなければ良さも悪さもわからない、ということで、買ったのがバッファローの先代モデルである。楕円型のデザインに全くなじめなかったが、使っているうちに慣れて、なれちゃうと、結構いいデザインじゃない?と言う変わり身の早い私であった。
さて上記Air Stationは問題なく動いていたのだが、11nやGigabitイーサーに引かれ購入したのがこのモデルである。最初に買った300NHが1年で突然お亡くなりになって、同じものを又買った。しかしこのモデルがよく切断されてしまう。家族から「またつながらないよ〜」という苦情が日常茶飯事になった。どうしようかなぁ?と思って、禁断のファームアップをしてみたら、ケロッと直った。
●簡易NAS機能
本格的なNASを買わなくても同じことができちゃうこの機能がうれしいのだ。USB端子は背面に1個、取説にはここにつなげられるHDDは、バッファローの所定のもので、HUB経由ではダメと書いてある。本当にそうなのか試してみた。
【HDDフォーマットによる認識】
利用できるのはFAT32/16、XFSのみと書いてある。実験してみてもその通り。で、XFSは問題外。FATは4Gを越えるファイルをサポートできない。DVDのイメージファイルをISO化してあると4Gは簡単に越えてしまうためNG。試しにNTFフォーマットのHDDを接続してみたが「不明」となって使えない。これが一番の困ったチャンだった。
【HDD単体接続状況】
@IO 外付けHDD(ケース+HDD品でFATフォーマット)
-問題なく動作
-自動節電機能も動く
-電源は落ちないがHDDは未回転(これはHDDケースの仕様)
A玄人志向ケース(Westan Digital 2T/1.5T HDD格納)
-問題なく動作
-自動節電機能がばっちり動く(最高!)
B2個いちHDDケース
-HDD1台しか認識しない
【USBハブ経由での認識】
-本機のWEB設定上ではHDDを複数台認識(disk1、disk2とかとでる)
-リンクシアター/ネットワーク共有/DLNAでも複数のHDDを認識かつアクセス可能
-HD動画(MPEG2TS)はハブ-LAN経由でも再生可能
-ハブ経由でも「HDD節電機能」がきちんと動作した
ということで、USBハブで4台も節電機能対応のHDDがぶら下げられることが分かった。これは大発見だ。
●方向付け
上記結果から、家にあるバルク購入のHDD(すべてNTFSでフォーマット)をFAT32にフォーマットしなおすことにした。しかしコンテンツがけっこうパンパンに入っているためそれを一時退避し、フォーマットし直して書き戻すだけで、24時間以上かかってしまうのには閉口した。さらにISOでファイルしてあったものをVIDEO_TSに戻すのも大変だった。正月休みはその大変な作業に明け暮れてしまい、なんだかなぁ、だったが環境がさっぱりしたのはよかった。
2階のシアタールームで縦横無尽にコンテンツを見るためには、LANが通っていなければならないのだ。が、しかし我家は各部屋にLAN端子が来ているようなハイテクホームではない。力技で壁の中を通すことも考えたが、やはりちと面倒だ。では文明の利器にすがりましょう、ということで、無線での接続を検討だ。
しかしだ、心配なことがある。まずDVD画質を見るのに十分な通信レートが稼げるか?ということだ。そんな悩みは、ネットワークAV仲間のM林さんに聞いてみるといい。そして聞いた瞬間、実にナイスな回答が得られた。
「もってますんで貸しますよ」
泣けた。持つべきものを同志である。さて、無線の場合11「b」なのか「g」なのか「a」なのか「n」なのか、という問題がある。安い機器は11b/gである。11nがハイスピードでいいのだが、まだ高い。で、M林さんから借りたのは11b/g対応のこの子機である。であっさりつながり、階下リビングのNASにあるDVD動画を見てみると、コマ落ちすることなく、何の問題もなく再生だ。ではヤフオクでゲットしよう。
この子機はLANポートが4つある。結局下からLANを通してハブで分岐するなら、ハブを買う値段とそう大差なく買えるこれが良かった。それにすごく小さくて軽い。やはり便利なものはガンガン使うのがよろしいのである。
NASがやりたくて買ってみたのが、このHDDである。この手のシリーズは結構むずかしくて、ヨドバシでNASだと思って買ったHDDはNAS非対応の単なるネットワークHDDであった。
しかし320GB程度じゃまともに動画コンテンツなんて置けなくて、結局HDDの調子が悪くなったこともあって、ネットからはずした。どうやら電源周りが壊れたらしい。このNASはいわゆるマニアご用達の「黒箱」と同じものである。LinuxのPCが入っている。いろいろ面白いことが出来そうだ。
さらにUSBポートが二つある。両方ともNTFSフォーマットのHDDを認識した。すばらしい。しかし唯一のダメなところが、省電力機能が働かないということだ。なので、直すかどうしようか迷っているのだ。
家族のスマホ月額料金を安くしようと思って「auひかり」に入った。送られてきたWiFiルーターはNECのものでバッファローと大差ないと思ったのだが、以下の点で何だかなぁ・・・だった。
・USB接続HDD
⇒簡易NAS(DLNA)にならなくて、スマホのコンテンツ視聴環境をDLNAからファイル読み取りに変更しなくてはならなかった。それはまだ良いが、HDDのスリープ機能が無いので、常時回りっぱなしで環境によろしくない。
スマホやタブレットで番組を見ることが多くなってきた我が家、かみさんが「放送録画番組もスマホで見た〜い」っていうもんだから、そういう要望を成し遂げることに生きがいを感じる私の本領を発揮した。当初ソニーのレコーダーを買おうかとも思ったが、とりあえず評判のよい「NASNE」を買ってみることにした。
NASNEはその名前の通り、2.5インチのHDDを内蔵したNASである。これがただのNASと違うのはチューナーを内蔵したNASであるということである。いうなれば、それだけでは再生する機能と書き出す機能(ディスク)を持っていない録画機器である。海外であればこれだけで、オーすごい、となるところだが、日本の特殊な放送事情のために、マニアにはちょっと使いにくい。一番使いにくいのは以下の2点である。
1.録画した番組を取り出せない
2.録画した番組を見る環境が限定される
両方に共通しているのが、著作権保護機能(DTCP-IP)である。
マイテレビを購入したのは86年である。28インチのビクターAV2800という機種だった。これは結婚してからも使い続け、社宅に持っていって、かつ引っ越した今の自宅にも持って戻った。かれこれ15年くらい使っていたら、画面上部がちょっとゆがむようになってきて、「おおやっと新しいテレビを買う理由ができた」となった。
次に購入したのは、ソニーのKV-29DS1である。29インチフラット画面である。買って早々、どうも画面の色が青すぎる。ということでサービスを呼んだら「これは普通ですねぇ」と言われたが、やっぱり青く思えたので調整してもらった。これはサービスモードでの調整で、テレビリモコンでサービスモードに入れて調整していた。サービスモードへの入れ方を聞いたが、当然教えてもらえなかった。
そして4年半が過ぎた。時はハイビジョンの時代になっていた。ハイビジョン放送をやっているにもかかわらず、アナログSD画質を見続けるのが苦痛だったり、我が家の電波状況が良くなくゴーストがいらやしかったり、HDのパネルは今後コスト重視でどんどん品質が悪くなっていくよ、という話を開発者に聞いたり、要は当たらしいテレビが欲しかったわけで、買っちゃたのがビクターのLT-37LC85である。
店頭応援として行っていたビックカメラに行って、知り合いに安くしてもらって買ってみた。それでも当時の売れ線の32型より一回り大きい37型を19万くらいで購入だ。配達の日、ビックカメラ配送は玄関まで運んで終了!であったが、大きな箱からテレビを出す楽しみが味わえ、家族一同感激モードに浸れた。また大きなダンボール箱は、子供の隠れ家/基地になってしばらく捨てられなかった。しかし大量に出てきた発泡スチロールは、ごみ有料化の町田市民には厄介な置き土産でも合った。
設置してみる。まだアンテナはVHFのみなので、アナログ地上波しか見れない。おお、なんて汚いんだ。ブラウン管テレビで見るより汚い画質に泣いた。そんなこんなで「やはりハイビジョンが見れるUHFアンテナを上げなくては」と奮起した。そして電気屋を回ってアンテナ設置を見積もるが、どこも3万〜5万という泣いちゃう工事費である。ではさらに奮起しよう、ということで自分でアンテナを上げた。1月の寒い日に屋根の上で一人、アンテナ工事する自分がちょっとかっこよかった。寒いわ怖いわ大変だわで、2時間くらいかけてやっとハイビジョン放送が受信できた。ハイビジョン放送はなんてきれいなんだ、とまた泣いた。
そして2年半が過ぎ、液晶テレビも圧倒的に高機能になっていった。時を同じくして、ビクター液晶テレビの入力環境が足りなくなったのと、37型では画面が小さく感じ始めたこと、擬似HDがちょっと嫌だったこと、さらにレグザのHDD記録に引かれたこともあって、3年弱しか使っていないのもかかわらず、次のテレビが欲しくなっていた。まあ買う気まで無かったのであるが、何気にネットサーフィンをしていたら、レグザの良さを書いたサイトがあり、読むにつれどんどん欲しくなってしまった。
欲しければ買えばいい
というポリシーのもと、一回り上ではなく二周り上の47型を購入することにした。価格.comで調べ、渋谷-新宿-池袋のビック-ヨドバシ-ヤマダの激戦区を回る覚悟で飛び込んだ、一軒目の渋谷ヤマダLABI。そく目標価格が出てしまい、即購入となった。
配送は一ヶ月弱かかったが、ヤマダの配送は玄関でテレビを取り出し、リビングでの設置、さらにアンテナ接続して映る所までの確認と、普通の人には神のような作業をしてくれた。しかし私は密かに大きなダンボールで遊びたかったのと、自分で設定したかったので、ちょっと残念だった。私にとって箱から取り出しセッティングするのは、神聖な儀式なのである。
●画面サイズ
まず37型に対し圧倒的に大きな47型に圧倒された。しかし10分後には慣れ、3日後には「もう1ランク大きいのでもよかったねぇ〜」と言っていた。
●画質
ツルピカ画面に一長一短があるが、これしか選べないのでしょうがない。やはり今でも反射は気になる。特に映画などの暗いシーンが多いものは良く見えない。また納入された時から画質調整をしたらいい感じになった。この調整幅がすごくあるのがいい。東芝の機器は非常に多機能と聞いていたが、まさにその通り。自分の思い通りになってうれしい。さらに「超解像」。これはあまり信じてなかったが、結構いける。DVD画質をこの大画面で見ても全く問題ない。それに4:3のSD放送でワイドコンテンツを放送すると、上下にある黒帯ともともとワイドじゃないのででちゃう横の黒帯で「4辺黒額縁」になってしまうが、これをテレビの「ズーム」機能でフル画面にしても結構見れてしまう。やるな、東芝!
●HDD記録
レグザがこれほどまで売れた大きな理由のひとつがこの「HDD記録」であることは間違いない。もともとテレビをディスクに落としておきたいことなどそれほどない、ってひとが圧倒的なので、テレビ単体で記録できちゃえば便利この上ないのである。しかも自分の用意したUSB外付けHDDに記録できちゃうのもいい。ちょっと残念なのは、HDD記録したものの再生でCMスキップなどの機能がないことだ。あるのは一定時間(30秒とか15秒とか)のスキップ機能である。現行機種はCMスキップが出来るらしいが、いまさら買い換えられないしね。
●DLNA
レグザリンクという名前でDLNA機能が利用できる。しかしHDDに記録したものはレグザ形式になるため、他のクライアントからは視聴できない。またDLNAなため、DVDのイメージファイルも再生できない。なので、まだまだバッファローのリンクシアターは手放せないのである。リンクシアターと同じ機能が入ったら最強だな・・・
先輩に家に行ったらプロジェクターが設置してあった。なんかすごくいい感じだ。やはり映画は大画面で見てこそ映画っぽく見える。さらにそれを見るのはプロジェクターであるべき、というのが私の得た結論である。投射型のプロジェクターっていう、空気を通して映し出されるその質感が映画そのもののように思えるのだ。大画面TVも普及してきたが、やはり映画館の感覚は薄い。
そして翌週末、会社で使っている小型のDLP方式のプロジェクターを借りてきた。当然スクリーンなんて無いので、白いシーツに急遽アイロンをかけ、壁の1面に留め、コンポのSPの位置を動かし、即席映画館をこしらえた。見たのは当時子供たちが良く見ていた「線と千尋の神隠し」。見終わった瞬間、家族みんなが「プロジェクターいいね、買おうよ」と、AV機器で「買おう」なんて今まで聞いたことが無かった言葉を発した。そして翌週ヨドバシにレッツゴーした。
当時はまだまだプロジェクターがそれほど無い時代、エプソンと三洋と松下から選ぶしかない。フルHD化もまだで720Pプロジェクターしか選べなかった。そして可動型のレンズを持つ三洋のZ2に決めた。モデル後期でちょっと安かった。
さてプロジェクターにはスクリーンが必要だ。白壁を利用しても良いがネットで探していたら「シアターハウス」というベンチャーっぽいスクリーン屋が安くていい品質とのことで、タペストリー型の90インチワイドを買ってみた。
当初プロジェクターを見るのは1Fのリビングであり、プロジェクターを自作の天吊り治具に固定して天井に設置していた。スクリーンは普段は巻き上げておき、必要なときに巻き解いた。スピーカーは見るときだけ通常の位置から移動してきた。リアスピーカーは設置できなかった。当然、映画と見るたびにそういう面倒な作業をするとなると、次第に利用しなくなるのが世の常だ。我が家でも次第にプロジェクターの稼働率が下がっていった。しかしそれじゃだめだ、意を決して2階の趣味の部屋をAVシアター化することにした。
プロジェクターはウォークインクロゼットの中に設置すれば普段は見えない。スクリーンも常設できる。SPもすでにA(udio)として常設している。勢いで720Pに高品質でアップコンできるDVDプレーヤーも買った。長いDVIケーブルも買った。リアSPも設置した。さあどうだ。
さすがに常設されると楽である。2階に行くだけで映画が「ポン」と見れる。これは何者にも代えられない。昼だって雨戸を2枚閉めれば真っ暗だ。さらに2010年秋に引っ越して以来の部屋大変更が敢行され、プロジェクターはまたもや天吊りに変更された。しかし今度の天吊りはリムーバブル天吊りという、アイデア満載の作品だ。こういうアイデアを考えホームセンターをうろつくのが楽しくてしょうがないのである。ちなみにリムーバブルにしたのは、後ろにあるプラモを取り出せないためである。
●画質
いわれていた通り、液晶プロジェクターはコントラストが低い。暗いところも黒くならない。しかし人間というのは便利な生き物であり、ストーリーの中に入ってしまえば、それも気にならない。ネットで叫ばれていた縞々になるっていうのも、センサー付近をブローしたら減ったようだ。
初代マイアンプはケンウッドのKA-7200であった。確か中古屋で2万5000円くらいで買ったものだった。元来アンプでの音質差なんて全く分からない私であるからして、そのアンプは不満もなく、ずーっと使い続けてきた。当時のアンプはカセットテープの入力系統が充実していて、非常に使いやすかった。
このアンプもブラックカラー全盛に押され、ビクターのAX-にリプレースされた。中古で購入したのだが、次第にバランスボリュームが効かなくなり、時をあわせてドルビープロロジックデコーダー付のAVアンプにリプレースされた。それがケンウッドのKA-である。しかしプロロジックがあまり効果なかったのと、やっぱりボリュームがおかしくなったことと、プロロジックの上を行くドルビーデジタルが一般的になってきたということと、もう新しい機器がゴールド仕様になってきて黒アンプが浮いてきたってことで買ったのが本機である。
別にアンプにはあまり思い入れが無いので、音がでてドルビーデジタルとDTSがデコードできて、安ければよかった。特に不満も無かったが、見栄えがちょっと、ということで2階のシアタールームへ移動になった。
2階をシアター化するにあたって、アンプがもう1台必要になった。アンプと言えばハードオフに安くて程度のいいものがたくさんあるのである。それで仕入れたのがこれだ。以前からヤマハのアンプを使ってみたかったのだ。「カタチ」から入る私としては、ヤマハの凛としたスクエア基調が大好きである。というか、ただ単にシンプルが好きなだけである。
結局この「見栄え」だけでヤマハがリビングアンプとなった。所詮アンプの音の差なんて私にゃぁ分からないのだよ。
●入力
AVアンプだからビデオ入力が充実しているのだが、アンプにビデオをつなぐなんて邪道だぜ、と思う古いタイプなのでビデオ入力はあっても無くてもかまわないのだ。それより、光デジタルの入力が4系統もあるのがうれしい。
●リモコン
リモコンが学習リモコンタイプである。でもいまいち使いにくい。結局使っているのは、ボリュームとパワーだけである。
ゲームなんて全く買う気が無かった。という割には結構気にもなっていた。PS3がハードの性能でがんがん売るのに対し、Wiiが面白体験として売れているのは周知の事実である。
長期休みのときに会社の同僚からWiiとバランスボードのセットを借りてみた。これが家族でおおはまりしてご購入と相成った。しかしお父さんは最初の数日だけで飽きてしまい、もうぜんぜん使わなくなった。
しかしゲーム機にWiFiというのはいいね。めんどくさい配線をしなくてもネットにつながる。まあネットにつながったから何なんだ、というのはあるが・・・
社宅にいたとき下に住んでいた同期のやつと、結構頻繁に食事会を開いていた。ある日「お〜これ買ったぜ」と見せられたのがスーパーファミコンであった。元来ゲームなんてぜんぜん興味が無かった私であり、実はインベーダーゲーム全盛時代も「俺インベーダーやったこと無いんだよ」というのが自慢であった私でもあった。しかし同期の奴のところでやった「マリオカート」がめちゃくちゃ面白いものであって、とうとうゲームデビューしてしまった。マリオカートとスーパーマリオコレクションはすごく面白かったが、「ナイジェルマンセルのF1ドライビング」とか、「ファイヤーフォックス」とかは期待に反し、3度やってお蔵入りだった。
さてこれで打ち止めになるはずだったが、その後に出た「セガサターン」にちょっと心を奪われた。これもハードに奪われたわけではなく、「セガラリー」がやりたかったからである。これもセガラリーの発売日に並んで購入し、さらにハンドルまで買ってしまった。しかし、セガラリー以外のソフトを買うことは無かった。
またこれで打ち止めになるはずだったが、子供のクリスマスプレゼントという名目でPS2も買ってしまった。実はお父さんが欲しかったりしたからだった。この頃子供は小学生。サンタさんの存在を信じなくなるかどうかの瀬戸際といった頃、PS2の外箱の保証のための購入店印に「ヨドバシカメラ」をでかでかと押印してあり、「サンタさんがヨドバシで買うわけが無い、これはお父さんだ」と確信したようだ。
そのPS2、息子はたまに遊んでいるらしく、一応まだテレビに接続してあるのだった。
ゲームはもう買わない、といいながら、PS3のBDプレーヤーとしての機能にほれちゃったのだった。で、レグザを買ってたんまりたまった「ポイント」を利用して買ってしまった。ポイント還元の少ない物をポイントで買うのが、ポイント利用の常套手段である。
さてPS3すごすぎだ。CELLのパフォーマンスなのだろうが、もうリアルすぎる。静止画表示のズーミングがもう「ぬるぬる」とできる。PCなんて真っ青である。それが3万円もしないで買えるのである。それにBDプレーヤーとしても一品だ。WiFiでネットにつなげているが、最初はLANでつないだ。なぜかといえば、WiFiで速度が出るか不安だったからだ。しかしハブを介すとネットに接続できない。なにかありそうだ。
このPS3、あまりにもハイパフォーマンスであり、かつ中古ならモデルチェンジ後120GBが2万円程度で買える今、2階に置いて、WiFiでコンテンツ引っ張ってくるとか、BDプレーヤーにするとか、プロジェクターの大画面でゲームするとか、いろいろ有効利用できそうなので、買ってみようと思っている。
グライコってなんか萌える。やっぱりレコーディングスタジオのプロっぽい雰囲気を出しているのだろう。だけど、機能としてはイコライザーなので音質補正だ。でも音質補正なんてトーンコントロールで十分な私は、結局バーが上下に動くのがいいだけである。
この機種はやたら高価なだけあって作りはかっちりしている。コントロール部は中からモーター機構で出てくるのだ。ギミック良し。さらに部屋のF特補正機能が付いている。そのために、専用のマイクまで同梱してあった。でもやっぱりそんな機能は使うことなく、基本的にバーが動くのが楽しいのであった。