■■■ 荒川左岸を走る ■■■
・日時:2013年9月14日・天候:快晴
・時間
-自宅出発:3時30分
-寄居到着:6時8分
-葛西臨海公園着:17時00分
-自宅帰着:19時50分
・全走行距離:116km(自宅〜八王子を除く)
区間67-66-65
寄居駅〜玉淀大橋(国道254号):2.5km
前回の寄居からのサイクリングで右岸を行ったのは、左岸は川のそばを走れなさそうだったってのがある。今回はあえてそれに挑戦だ。いつもどおり、6:08に寄居駅到着。前回から2ヵ月後だったが結構寒くなっていた。お約束の八高線すれ違いの図。
家を出たときは星空も見えたのだが、朝になると空はどんよりである。ちょっと気持ちが盛り上がらない感じ。
この写真を見て気がついたのだが、寄居駅の出札は普通の駅と違う。そして出るときに上のボタンでどの路線のの定期化を選んでからタッチするらしい。気がつかなかった・・・
南口駅前である。前回はタクシーおっちゃんが元気にしゃべっていたけど天気が悪いとタクシーもいないのかもしれない(ウソ)。じつは奥に見える建物だが、ユニーがつぶれた状態みたいだ。ストリートビューで見るとまだ営業していたのでつぶれたばっかり?
前回撮影し忘れた駅前観光協会だ。本当はここで寄居の見所などパンフをもらいたかったのだが・・・
さあ出発しよう。スマホ地図上で駅の南側に青矢印があるのが現在位置だ。時間は6時29分。
通りまでを抜ける道は一方通行だが、自転車は除外なので遠回りしないで済むのだ。自転車万歳。しかしこれくらい大きな「進入禁止」のマークであれば間違って入っちゃう人も少ないだろう。
まっすぐ進めば前回同様「正喜橋」に出るが、今回は左岸制覇が目的なので川の手前で左折する。初めての道はどこでもわくわくするなぁ。
曲がって直ぐなにやら趣きのある建物が見えた。どうやら地元の造り酒屋のようだ。こういう建物は指定文化財として残してほしいなぁ。
そのまま進むと玉淀駅だ。東武東上線の寄居からひとつ都心側の駅である。ローカル度が高いぞ。
駅の横には観光案内看板があるが、もうところどころ塗装もはがれちゃっていて、力が入っていない感バリバリである。
玉淀駅からはあまりありがたくないが通りに戻らなければならない。直ぐに踏み切り。
そして直ぐに分岐があって、ちょっとだけ川に近いのだが、直ぐに通りに戻ってしまう。まあ少しでも川のそばを走ったっていう気持ちの問題である。
通りに戻ってまたちょっと行くと左手に豆腐屋が見える。父の実家が豆腐屋だったのだが、豆腐屋の朝は早いのだ。
その豆腐屋のところがまた分岐になっている。ここは右に折れる。
こんなぜんぜん楽しくない道を走ると・・・
R140に合流する。
ここは右に曲がってしばらくはR140側道を走る。側道は走りやすいが楽しくはない。
まあ良くある地方のバイパスって感じである。
そして直ぐに「玉淀大橋北」というT字路に到着だ。ここを自転車で越えるのは歩道橋を渡るしかない。
まつばらほどうきょう、を上るぞ。
歩道橋上から進行方向を見る。右折ラインは「玉淀大橋」へ向かう。
区間64
玉淀大橋(国道254号)〜花園大橋(県道296号):2.8km
左岸のときは「このあたりからが寄居の面白いところであった。」と書いたが、右岸の場合、川沿いにいけそうでいけない「ジレンマ」の区間である。川側に行けそうで行くと直ぐ行き止まりになり、またR140と平行に走る旧道?を走る・・・と繰り返すのだ。そして花園大橋近くでやっと川沿い農家エリアに突入する。
玉淀大橋を過ぎてさらにR254を進む。イオン羽生店が33km先にあるらしい。
ちょっと進むとラブホの看板が目に入った。これは前回右岸を攻めたときに、カワセミ荘から見えたものだ。ピカピカ看板とシートで隠されかけているのがあるのだが・・・
MOMAは儲かっている感じ。
こっちはMOMAではなく、道路から曲がって直ぐにあったラブホ。
しかしなんでカワセミの写真が・・・
対岸にかわせみ荘があるからカワセミ写真なのかなぁ?
こっちは県立川の博物館。日本で2番目に大きい水車が見える。
MOMAの方に下りていけるような気もするが、どうも下って失敗したときのダメージを気にしてしまう。なので、確実な道をいった(弱いわたし)。
直ぐに交差点になった。何気にいける感じなので右に曲がろう。「かり”人”糖」ではなく「かり”ん”糖」なのだ。
川まで行けそうだ。下る・・・
かりん糖の工場のようだ。ちなみに私は「和」関係の甘いものは苦手であり、かりん糖もダメ。なにやら犬の○○○みたいだし・・・(好きな人、ごめん!)
おお、川に出た。しかし進行方向(左)は砂利道だった・・・(実は今回の左岸は砂利道多いんだなぁ)
砂利道をどこまで走るか?がポイントだ。少しなら問題なし!
このあたりの川底は石なんだなぁ。流れが急で砂利がたまらないのかなぁ?
対岸はこんな崖である。
結局砂利道はあっさりなくなり、というか川沿いの道がなくなった。かりん糖工場か他の工場か分からないが、なんだかできたてホヤホヤの企業である。休息室?きれいだ。
建物もきれいだ。
で、結局川沿いにはいけずもとの生活道路に戻った。
少し行くと「ごぼう茶」屋さんがあった。めずらしいね、ごぼう茶って。
そしてまた少し行くと「消防所」があった。ヘリも止まれる広大な敷地だ。ちなみにこの生活道路は国道254の直ぐ川側を平行に走っている。
そしてまた少し行くと、こんななんだか分からない店舗があった。ショップのような気もするが、確実なところは「パチンコ屋」系であろう。
せっかくの川そばもこんな広大な駐車場で開拓されてしまったようだ。出来たばっかりっぽい。
さて十字路だ。地図を見るとここなら右折して川そばにいけるようなので、右折だ!
ドン突きは崖である。
さらに進むとこんな変形十字路がある。このあたりは街道沿いとは違い旧家が多い。やっぱりそういうところが趣きあって好きだな。
されに右に曲がると川に近づける。川がちょっと見えるぞ。
どどーんと川が見えた。しかしどんより雲なのでうれしさ半分だ。
花園大橋はもうすぐだ。
どんどん下っていくと、行き先が割れた。当然川の方を選ぶ。
花園大橋は目の前である。
とりあず全景など。
右岸とは違って少し高い位置にいるので、橋を渡ろうと思ってもそれほど苦じゃない感じ。
区間63
花園大橋(県道296号)〜関越道:1.1km
花園大橋をくぐるとそこには、キラキラしてないラブホがあった。さらにその横が
花園橋の上流と下流で管轄が違うと言う「書」。
またもや川沿いにラブホがドーンと建っていた。。
事前のルート調査で「世界クワガタムシカブトムシ博物館」という、ちょっと不思議な博物館の存在を知っていた。ここにそれがあるのをしっかり忘れていた。偶然撮影したラブホの写真に看板がちょっと写っていたので切り出してみた。
せっかく川沿いに出たのに、やっぱり行き止まりになった。まあ地図でもそうなっていたのであきらめはつくのだが・・・
ラブホを過ぎて行き止まりを左に曲がると、そこは「大成ロテック」という工場だ。
プラント設備を横目にちょっとした坂を上ろう。
そして生活道路と言うより農道に近い道路に出た。右に曲がる。
さて進もう。
直ぐに左手に花園インターが見えた。関越って言うと「花園」って出てくるが、なぜ花園って有名なのか?魔の渋滞地?
そしてまたドン突き。大成ロテックからダンプが大量に出てくる。そしてダンプから水がジャバジャバ出てくる。なので、道はこんな感じにぬれている。右折だ。
時11月。稲刈りもだいぶ前に終わり、雑草が生えてきている田んぼ。
まっすぐ行くと大成ロテックなので、左に曲がろう。
こんなさびしいところを走る。
直ぐに分岐があるので、川沿いそばを走るの法則にしたがって、右に行こう。
またまたさびしい・・・
そして関越道にたどり着いた。
トンネルを抜けると・・・・
区間62
関越道〜重忠橋:2.2km
右岸を走ったとき、左岸花園大橋のたもとに「トラック訓練所」があったと書いたが、確かにドーンとあったのだ。あえて川沿いの道を選んだら結構な泥道でちょっと後悔した。
関越道のトンネルをくぐったらドドーンと目の前に広がったのが「埼玉県トラック教育センター」である。右岸を行ったときにランドマークとしてよく覚えていた建物である。 ●対岸(左岸)から見たこのあたりの写真はこちら
対岸から見る
社団法人ってどうも怪しい匂いを感じてしまう。
川のそばがポリシーなので、とりあえずいけるかどうか分からないけど川の方に行ってみよう。
川にドン突きした。右を見たらやっぱり行き止まりなので安心した。ここで「通れるじゃん」となると、どうしても川のそばを走るポリシーから戻ってアプローチしたくなってしまうから・・・
左は進めるには進めるが、砂利道なのでちょっと憂鬱だ。そして砂利道はその後ぬかるんだ土になって、ちょっと泣きが入った。
結局トラック教育センターの外側を回るだけだった川そばの砂利道。まっすぐいけそうな気もするがちょっといってみたらダメだったので、やっぱりここを左に曲がっていこう。
結局意味もなくトラックセンターを回った感じだが、そこでめげてはいけないのだ。川のそばを走るが・・・
またまたローカルな集落内の生活道路を抜けていく。
「あっテレンスだ」といった人は、小さいお子様のいる家庭だ。
人家もなくなって畑エリアに突入!お気楽にすいすい走るぞ。
さらにすいすい。
もっとすいすい。牛舎があった。
小さな小川を越えると・・・
またまた砂利道。
まあ踏み固められている砂利道なので、それほど苦じゃない。
遠くに次なる重忠橋が見えた。やっぱり格好が得意なので右岸の時が思い出されるぞ。
重忠橋だ。
重忠橋だ。
重忠橋だ。
区間61
重忠橋〜荒川第二水管橋:0.9km
この区間もあっという間である。重忠橋からも川沿いを走れないのだ。
【7:57】川沿いを走れるのは重忠橋のすぐそばだけである。
【7:58】このポイントで河口から86.8kmである。まだまだ先は長いのだ。まっすぐ行くと神社に突き当たるのですぐ右に折れる。
次のポイントである荒川第二水管橋が見える。川はすぐそば。
すると「開田記念」とある。このあたりの田んぼに水を引いた記念の碑なのだろう。
川の近くを走るっていうポリシーにしたがって、川から離れないようにすぐ左に曲がると右にお墓(満福寺))、左に神社(井椋神社)となる。
やはり神社は森に囲まれてないと。
神社を過ぎるとすぐに荒川第2水管橋の端っこが見える。人は渡れないようだ。
まあのどかである。
区間65
荒川第二水管橋〜植松橋(県道69号):0.9km
ここも住宅地の中、あっという間である。
ただ住宅地の中を走る。ぜんぜん面白くないぞ。
【8:05】植松橋にはあっという間に着いてしまう。一応橋を真ん中あたりまで渡ってみよう。
上流側を見たところ。さっきの水道管橋と重忠橋が見える。
下流側。もう水はそれほどきれいじゃなくなっている。
河原はジャングルだ。
ジャングルだけど、一応土手道はちゃんとあるようだ。しかし手入れがされていないのでジャングルに侵食されていて、とても自転車で走れるような感じじゃない。
区間64
植松橋(県道69号)〜押切橋:5.0km
植松橋から押切橋までには「白鳥飛来地」っていうのがある。なんとなく期待しちゃうぞ。
【8:09】橋から戻ってさらに川沿いを進む。すぐに学校がある。
「埼玉県立深谷はばたき学校」であった。
学校を川側に迂回するように走っていく。
なるべく川側に行けるように左に行く。
のどかである。
途中何度かクランク状に曲がる。まっすぐ行くと川であるが、どうも砂利道臭いのでまだ田んぼの中の道を走ろう。
【8:15】田んぼの中は緑が目にまぶしくて気持ちがよい。前から自転車で来る学生はヘルメットだ。なんだ、登校遅いじゃん、って思ったがまだ8時過ぎなんだ。
小さな橋だ。川はどんな川でもわくわくする。カワセミ病であるな。
下流側はすぐに荒川に合流。
上流側。護岸工事もそれほどされてなくてよしよしだ。
な〜んてのんきに走っていたら、またまた県道81号に出てしまった。しまった。戻るのはしゃくなので、ちょっと走ってから県道を外れよう。
県道も車道側とは雑草の仕切りが幅広でまだ許せる。歩道側はこんな感じ。
おお、ここで出た。「白鳥飛来地」である。時期がまだ早いがどんなところかちょっとチェックしていこう。
【8:20】県道81号を外れて川側にアプローチすると、そこは「鹿島古墳群」なる公園であった。年をとると「古墳」とかって結構萌えそうだ。
上流側。この公園にアプローチするのも砂利だったんで県道でもよかったかな。
やっぱり自転車は舗装路がいい。公園沿いを走ると。
【8:22】すぐに白鳥飛来地入り口に到着。左右に駐車場がある。左に少し見えるのはトイレ。
ちょっとだけ足を踏み入れたら、あっという間に「通行止め」だった。あれれ?
なんだか白鳥が来なくなっちゃったらしい。
では気を取り直して走ると、古紙工場があった。
さらにのどかな道を進む。
【8:31】さてやっと着いたのが押切橋である。
ここまでがエリア1としよう。15.3kmを2時間かけて走った。超スローペースである。なぜかといえば、わき道に行きまくるし、写真を撮るために止まりまくるからだ。このペースだとゴールは夜になってしまいそうだ。ちょっとやばい・・・