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■■■ 羽田国際ターミナルデビュー ■■■

 とある用事でとあるひとととある場所に行った。

そこは中国広州。

 ああ、まず海外が久しぶりである。前回海外に行ったのは2005年のドバイであり、なんと12年ぶりである。 そして中国は1999年12月以来である。前回は香港-シンセンであったが、今回は広州とさらにシンセンにも足を延ばすことにしていた。

 今回の中国行きは旅行ではなくとある目的のもと慣行されたのである。当然会社の仕事とは全く別であり、全くのプライベートなのである。ということで会社に対するレポートやらミッションやらが全くないっていう、ある意味お気楽な旅である。お気楽ではあるが全く中国語が話せないし、英語だってほとんどダメである。という意味では緊張する旅でもある。

 ゴールデンウイーク3日目の日曜日、直前まで超軽量仕様で軽々モードのバッグだったのだが、かみさんの強烈な「ゴロゴロのほうが絶対いよ、いいよ、いいよ!」という神の声と、軽量バックだと体にかかる負担が少しはあったりするっていうこともあって、朝4時半にゴロゴロバックに荷物を移した。GTでの装備もそうなのだが、やはり「これっ!」っていう決めのスタイルが確立できていないのである。そうそう、今回はまさにGTの第2戦とバッティングしていて、運営側にちょっとした新兵器を導入する話を進めていたが、やっぱりちょっとした理由により中国を優先したのだった。楽しみは先にとっておこう。

 さて朝5時半に出発したが、こういう海外にいくっていう重要な日だとどうも準備が早く進んでしまい、予定より電車に乗れちゃったりしたのだが、京急のつながりが悪く結局予定の電車でも同じエアポート急行羽田行きになっちゃったりしたのだった。

 羽田で某氏と合流市チェックインするのだが、私はWEBチェックインで2次元バーコードとパスポートをかざすだけで、ペラペラのボーディングパスを受け取った。某氏はさらに進んでいて、スマホがボーディングパスだった。何事もネットを利用すればらくちんになるってことを実感したのであった。


◆京急蒲田の羽田空港行表示である。東神奈川から京急に乗り換え、来た電車に乗ったのだが、結局10分遅い横浜線でも蒲田で同じ電車の乗るはめになりました。

◆GW3日目の日曜日、出国ラッシュは避けられたが、それでも手荷物検査に並ぶ列は長い。最近はどの空港もテロの関係で検査厳しくなっているのである。

◆出国・入国審査でトラぶったことはない。日本は往々にして対応が丁寧で気持ち良く通過できるのである。最悪だったのは99年の中国入国であったが・・・




◆出国審査が終わればそこはもう海外と同じである。免税店が並び、免税店から香る香水の匂いが海外感を高めてくれる。

◆まあこの手のブランドものにはまったく興味が無いのである。でもせっかくだから被写体にはなってもらいましょう。

◆ほぉ、すし屋があるんだ。やっぱり写真があると字を読めなくても分かるからいいよね。この後それで苦労するんだけど・・・




ジャパニーズトイちゅーことで、やっぱりガンダムなのね。

◆おお、キティーちゃん。サンリオ株がゲロ下がりでもうやけくそなのである。娘が今はキティラーになっているので(この前鴨居のサンリオショップに財布として連れて行かれた)買ってもいいのだが、帰りに買いたいなぁ。

◆キットカットも富士山仕様である。




◆出発便をチェックしながらぶらぶらしているのである。

◆結構人がいる。

◆早く搭乗しても特にいいこともないので、ゆっくり最後に列に並ぶのだ。でも中国の人はどこもかしこも「我先に」という感じだった。昔の配給時代、ゆっくりしていると配給されなく飢え死にしてしまうというDNAが残っているとネットで見かけたが・・・どうなんでしょ。




◆こやつが連れて行ってくれるのだ。767ですな。機体の装備は結構古くて、シート埋め込みのモニタもVGA、リモコンも肘掛に設置。特にVGAモニタの移りは悪くて悪くて・・・

◆新滑走路から飛び立つようだ。新滑走路は「橋」を渡っていくのである。つまり延々と遠くまで移動するのだ。ここで毎回の疑問。飛行機が滑走路をトロトロ走るときって、ジェット噴射で動いているの?ステアリングはフロントのタイヤが曲がる?それともラダーを使って空力に頼っている? グーグル先生に尋ねたら、フロントタイヤは曲りかつラダーでも操作しているそうだ。それと機体真下のいタイヤは左右で別ブレーキ操作ができるらしく、つまり右に曲がりたいときは右のブレーキを踏めばいいみたい。

◆さあ飛びました。面白いというか当たり前というか・・・。デジカメの水準器線は重力センサ(加速度センサ)を利用しているのが如実にわかる現状を体験!離陸の加速で水平に構えていても水準器線が大きく傾くのである。まさに物理の授業だ!



 羽田-広州路線は昨秋からANAが新路線として開いている。広州は北京、上海に次ぐ中国の大都市であるからにして、広州にすぐに行ける便利さを享受しなければならないだろう。まあ私としては羽田発が便利すぎて、もう成田には戻れない感じであるぞ。

 さてこれからは窓外にかぶりつき状態になるのである・・・




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