それほど寝ていないホテルって言うのは、「新幹線の指定席をとっても食堂車で飲み続けた」とかっていうのに匹敵する、ちょっとした無駄です。同行の巨大メーカ部長氏はショッピングに明け暮れたい状況で・・・
さてさて、家に帰ってのことです。
「おみやげなあにぃ?」
「これなんだけど・・・」
と出したのは、チャイナドレスでした。
「なにこれ! こんなの着れるわけないじゃん!」
「いいじゃん、ちょっと着てみてよ。せっかく買ってきたんだからさ。」
「絶対着ないからね!」
「分かったよ、いいよ、もう。会社に持ってってかわいい女の子にあげるからさ。ああ、風呂でも入ってこよっと!」
と、ちょっとふてくされ気味に風呂に入ったわけです。
そしてこれまたちょっとふてくされ気味に出てくると、そこには中国人がいました。写真も撮りましたが、とても見せられるものではないと言う事実を最後に、香港編の筆を置くことにしましょう。