しかし今回は決まったのが金曜だったので、土日を準備期間にできるのは余裕ありありでいい感じだ。なのでフライトの12時間をどう過ごすか?といった命題に対する答えとして、愛器VAIOに面白そうなウエブサイトを丸ごと落としまくった。なのでチープな12GバイトのHDDが悲鳴をあげていたのだ。このVAIO、購入した時に3年保障なんてつけちゃったおかげでHDDを換装できないのだ。別にしちゃえばいいんだけど、自己改造でサービス受けられなくなっちゃうし。困ったもんだ。
さて、やっぱり準備が本格的になるのは日曜の夜なのであった。直前になって動き始めるのは、学生の時のテスト勉強と同じで成長していない自分が悲しい。なんだか変に慣れっこになっちゃったのだなぁ。スーツケースにいろいろと詰めはじめるとやっぱりパンパンになってくる。スーツは現地ではみんな着ていないようなので、かつ向こうも夏なので持っていかかなくてもいいのだが、「まあ初日くらいは礼儀だな」とパンパンになりつつあるかばんにスーツを詰めるのであった。従順なサラリーマンの俺はいい子になっちゃうのである。しかしかみさんの、かばん整理術には感心するもがあるぞ。同じ荷物を俺が詰めても入らないなぁ、たぶん。
月曜日に会社に顔を出した後、午後になってごろごろカートを転がしながら3人の珍道中がはじまったのだ。チェックインではお気に入りの窓際ゲットは出来なかった。意気消沈でゲートに向かうのだが、いくら歩いても搭乗ゲートにつかない。疲れ果ては頃に見えてきたゲートは、なんとターミナル2の一番端っこなのであった。エアーカナダ、がんばってちょ。もっといい場所キープしてよって。でもジャンボじゃないのね。12時間以上もフライとできるのかな?とちょっと不安にもなったのだった。しかしこの待合所、トイレが無い。探しまくったらなんと5分も戻ったところじゃん。成田空港、何とかしてちょ
さあ搭乗だ。2-4-2のシートに3人仲良く並んで座るのだ。座りは以下の通り。
空空 中韓韓韓 ??
外外 MM俺髭 母子
俺の右隣はチョビ髭中国人。水虫っぽい足は裸足で、しかも足を組んでたりして俺に干渉してくるのだ。
「ピー貴方は領空侵犯しています。すぐ退去しないとキャノン砲をお見舞いします。」
って言いたいのだが、いたいけな日本人は言えないのである。それにうるさいぞ。こんなんで12時間もいたらノイローゼになっちまう!と。そんな時左前を見ると窓側2席が空いているではないか。オーマイゴー。同行のMさんM君に話し狙っていたのだが、空席の通路をはさみ右に座るちょっと変わった中国女性がやはり狙っていたらしく、タッチの差で取られてしまった。おそるべし、中国パワー。でも俺はその女性が座っていた席にワープが成功。通路側をキープしたのは不幸中の幸いであろう。だって今回はお腹がゲーリークーパーだったから。なもんで今回は窓際ウオッチは無しなのだ