富士でのGTを前にした4月の後半、オリンパスの10倍ズームを搭載したデジカメが発売になりました。案の定ヨドバシでは人だかりです。それに"残り3台”とか言われた日にゃあ、発売日の商品が危ないのが分かっていても思わずレジに並んでしまっちゃうわけです。日本の消費は俺が支えるぜ、小泉さん!
それだけならまだかわいいのですが、「70-210mmのレンズじゃあ口角側がたりませんぜ、旦那」と、フィルム用のズームレンズを買うことにしました。Tokinaの24mmから200mmまでのレンズを見たとたん、24mmの魅力にうっとり。5万円くらいなので買っちゃいましたとさ。
さて富士スピードウェーに行くのは初めてです。何度か前を通ったことはあったのですが、機会に恵まれず、今夏は念願の富士なのでした。1.6kmのストレートとか、たいれる(ティレルP34:6輪カー)やジル・ビルニューブの走ったサーキットということでドキドキです。また今回はかみさんの姉さん家族が東京に出てくるというので、私一人の観戦です。
しかしわくわく状態で起きた朝の4時半、天気予報の通り外は大雨です。モチベーションが下がり、うだうだしていて出発したのは7時ごろでした。しかしそこからが早い早い。道志を抜け、山中湖から三国峠を越えたら、あらまもうサーキットです。2時間かからへん。距離も80kmでした。
さあ、初めてのサーキットは緊張です。しかし、ゲートも3分くらいで通過でき拍子抜けです。駐車場代1000円払って前の車にならっていきますが、サーキット外周に道路があって、そこに駐車場が点在しています。運良くグランドスタンド真正面に停めることが出来て幸先良し。小雨の中、首にデジカメ2台、パス、肩に一眼レフ、機材が詰まったかばんをかけ、いざ出陣。
地図を見るとパドック(サーキット内側)へはグランドスタンドからホームストレート地下道を通って抜けるのです。鈴鹿型ですね。
パドック到着後、しとしと降る雨のなか無限×童夢のパドックを探し、雨宿りです。一応”お客様”という立場のようですが、もう臨時社員と思われてもいいくらいの関係です。
パドック内に光貞/道上の両No.1カードライバーとか、セバスチャン(TAKATA NSKのドライバー・・・なんとなくセナの若い頃に似ている・・・)とか、童夢の林みのる社長とか、無限監督の熊谷さんとか、そこいらじゅうにいるわけです。ドライバーの奥さんと思しき女性はさすがにレースクイーン並です。うらやましいぞ(じつはレースクイーンだったらしいです。後日判明)
[左]:グランドスタンドから見える、雨にぬれる旧コントロールタワー
[中]:最終コーナーよりのグランドスタンド後方には富士山が位置しているのだが、この通り雲に覆われているのです
[右]:ホスピタリティーテント内でいい表情の光貞選手