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■■■ 2016年 鈴鹿公式テスト 7月8-9日 ■■■

 最後に鈴鹿に行ったのは2003年のF1であるからにして、もう13年前のことである。鈴鹿は何となく遠いイメージがあったのだが、Google Mapsなんていうおもちゃで調べてみたら、なんと仙台菅生より近いじゃん。なら行ってみましょう。

 しかし天気予報は最悪。台風に襲撃される予報であったが、初日は何とか雨回避できた。だが案の定2日目は台風大雨でちょっとというか結構参った。やはり毎回思うのであるが、雨セットを確立しなくてはならない。いつのも行く前々日あたりに焦ってその場しのぎの対応になっちゃうのだよね。

 久々の鈴鹿、時間はたんまりあるのでいけるところは全部行ってみようということで、今まで東コースしか探索していなかったが念願の西コースまで行ってみた。ヘアピンを越えると近代化した鈴鹿サーキットは東だけなのね、というのがよくわかる。改修から取り残された西コースは昔ながらののんびり感が逆にうれしいぞ。そしてスプーン出口から西ストレートに入るあたりで道は閉ざされた。やっぱ一周はしたいぞ。



■■■ 1/2コーナー ■■■

 鈴鹿の1コーナーと言ってセナプロ激突を思い出すのは40歳以上の人だろう。あれは90年、セナプロがガチでやりあっていた時代である。私の中ではプロストがヒールでセナがヒーローだった。もう25年以上前の話であるが、ついこないだのようでもある。しかしこの1・2コーナーは写真としては楽しくない、というか楽しく撮れるところが無い。なのであまり行くこともないだろう。


◇最近新しく解放されるようになった「激感エリア」、いわばアマチュアカメラマンさん、近くで金網なく写真撮ってね・・・というエリアである。まあ近くて金網なくてよいのだが、どうやっても流し撮りしか撮影できない。APS-Cの110mmでこんな大きさになるから、まあ近いことは近いぞ。
【D300 70-200mmVR/F2.8】

◇こちらは2コーナースタンドから。ここは火花狙い?のカメラマンが多い感じ。もっとどばぁ〜っと火花出るところが撮りたかったがなかなかうまくいかないね。
【D300 70-200mmVR/F2.8】




■■■ S字 ■■■

 2コーナーアウト側からは固定観客席が続くのでS字の終わりまで歩いてみたが、撮影できそうなところはS字の最後で地下貫通通路手前だけだった。まあこればかりは好みの問題だからねぇ。


◇背景がもっと遠いと最高なんだけど、まあ高望みはできないね。S字スタンドのマーシャル小屋横のカメラマンホールをしゃがんで狙うとこのアングルになるよ(企業秘密だけど)。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇S字はぐんぐん上りなので高低差好きの私としてはナイスな撮影場所である。車体下が抜けいてるのが好き。ちょっとお気に入りの一枚。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇最近のマシンのデザイントレンドは、ヘッドライトを色で囲ってそのラインを後ろに引いていくものだ。結構なチームがそうしている。まあ代表はこのトムスだけどね。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇コーナーが絡む流し撮りは車のスピード変化が激しくて「振り」を合わせるのが結構むずかしい。500mmなんて長いレンズで1/25でシャッター切って「まぐれ」でうまくいった一枚。これは金網が避けられるぎりぎりのところまで下がって撮ったもの。下にちょっと金網写っているけど。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇これは偶然流した方向と縁石の2トーンカラーの方向が合ったもの。なんかちょっと面白いので。
【D600 200-500mmVR/F5.6】




■■■ 立体交差 ■■■


◇BRIDGESTONE看板の上が130Rである。写真的には対して面白くもないが、まあ記念写真的1枚だな。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



■■■ ヘアピン ■■■


◇立体交差を抜けて少し右に曲がった後ヘアピンに侵入だ。ここでオーバーテイクするドライバーがいるけど、結構ひやひやだよね。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇ヘアピン出口側のスタンド端っこから撮ると、まあ大きく撮れること。スピードも一番落ちるところだから失敗写真を撮るほうが難しいね。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇ヘアピンを全開で抜けているところ。縁石の踏み方もドライバーによって違うのが面白い。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



■■■ スプーン ■■■


◇スプーンに侵入するところ。ここは2か所ほどいいポイントがあるのだった。2日目の雨の水煙をこのポイントで撮ってみたかったが・・・ガッツが足りなかった。
【D600 200-500mmVR/F5.6】




■■■ シケイン ■■■


◇130Rを抜けてシケインに飛び込むところ。2日目午前はマジ大雨でほとんど車が走らない。濡れるし蒸れるし参った!
【D600 70-200mmVR/F2.8】



◇シケインを後ろ側から。鈴鹿のシケイン周辺はなかなか撮影には厳しい場所である。いいアングルで撮影できる場所がほとんどないのである。
【D600 200-500mmVR/F5.6】




■■■ 最終コーナー ■■■


◇シケインを抜けて最終コーナーに向かうマシン。ちょっとお気に入りの一枚。
【D600 200-500mmVR/F5.6】




◇午後のセッションではもう路面もだいぶ乾いてきて水煙バリバリの写真は撮れなかった。最近はあえて車をアップにしない撮影に心がけている。だんだんと嗜好が変わってきている。
【D600 70-200mmVR/F2.8】




◇フロント側の水の跳ね上げを見て分かると思うがコースはもう川に近い。そんな状況で走ってくれるマシンに敬意をはらおう。
【D600 70-200mmVR/F2.8】




■■■ ホームストレート ■■■


◇水煙って案外写真で表現しにくいのである。これはだいぶコントラストを上げて見やすくしたもの。でも現地では、まあすごい雨だったのだ。
【D600 70-200mmVR/F2.8】




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