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■■■ 1.スローシャッターを楽しむ ■■■

 スチルカメラのスチルたるゆえんは、静止画を撮るっていうことです。つまり時間=瞬間を切り取るわけですね。しかしここでその「時間」をゆっくりとかけて「切り撮る」と面白い写真が撮れます。カメラを固定して長時間露光(スローシャッター)をした場合は動いているものが写りにくくなり(流れて)、極端な場合は写らなくなります。一方カメラを移動して被写体を追尾した場合は、背景が流れます。これが流し撮りですね。流し撮りは躍動感あふれる写真になります。レースに限らず鳥でも子供でも何でも流し撮りの対象になりますね・

■■■ 2.スローシンクロを使おう ■■■

 さて、デジカメでも高価なマニュアル機能が充実した機種でないとシャッタースピードのコントロールが出来ないと思っていませんか? 実はシャッタースピード優先モードなんてついていない安価なコンパクトデジカメでもスローシャッターを切ることは可能です。それは”スローシンクロ”モードでストロボを炊けばいいのです。スローシンクロは「夜景の前に立っている人と夜景を両方きれいに写す」といった機能です。簡単に言えばシャッタースピードを下げて夜景をきれいに写し、かつストロボの光量を落とし人がストロボ光で飛ばないようにするものなのです。なので勝手にスローシャッターになってくれるのです。実際はストロボが炊かれた時の人が強調され、ストロボが炊かれていない時間は影のようになりますが・・・
 または暗いところでシャッターを切れば勝手にスローシャッターになりますから、それはそれでいいですね。

■■■ 3.意識的にスローシャッタう ■■■

 いまどきのデジカメは普及価格帯の製品でも、絞り優先やシャッタースピード優先モードが搭載されていることは珍しくありません。デジカメでスローシャッターを切ろうと思えば


 ”流し撮り”と言えばまず頭に浮かぶのがレースでの流し撮りです。  同じ被写体を撮るのでも、斜めに撮ったり縦長に撮ったりで、見える印象は天と地ほど違います。特にレースを撮るようになってからは、意識的にカメラを斜めに構えメリハリをつけるようにしています。縦長に関しては、アルバムに入れると写真が見えにくくなるのと、PC上でフルビューサイズで見た時に縮小されてしまうので、私はほとんど使いません。



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