■TOP > 俺の沖縄 > その14~雨がやんだ!

■■■ 雨がやんだ! ■■■

 さすがにいくら外歩きたくとも、もうこの風雨ではもうギブアップとなって宿に戻ってきたが、相変わらず所在無さげである。しかし、何気に雨雲レーダーを見たら、スポット的に雲がない。風の流れの上流にも雲がない。よし行くなら今だ。雨でもいいじゃん、と腹をくくり、出発だ。行先は何気に長い橋のある古宇利島がいい。


■行く前は全く勘所が働かなかったけど、今見ると、全行程が頭に浮かぶ。いいな、もう一度いくぜ!

 もう気持ちが先走っているので、写真があまりない。海の横を走り急崖坂は自転車を引き通りに出た。前夜はあまり良く分からなかったが、街に下りる坂の横にはたくさんのお墓があった。聞いてはいたが沖縄のお墓には驚いた。これぞ沖縄。文化が違う。

 国道に出る途中の道路沿いにはシーサーがたくさんいる。惚れたぜ、シーサー。


■iPhoneの「ポートレート」ってのを使ってみた。背景がボケて映えるね。

■しかし家でiPhoneから画像をDLしてみたら、背景がボケていない普通の写真も一緒に撮れていた。というかこの写真をベースに画像処理で背景をぼかしているね。詳細に見ると画像を切り取っているのがなんとなくわかる。それを不自然と思うか、きれいと思うかは見る人次第である。


 国道に出ると、そこは街の中心部である。おっしゃれ―なカフェとかもある。道はアップダウンが激しい。きつい坂は無理にこがずにあっさり降りるのだ。そして「また坂かよ」と悪態をついたとき、耳になにか慣れない、南国っぽい、鳥?の鳴き声が聞こえてきた。そしてこの鳴き声はこの後、あちこちで聞けた。そうどこでも聞ける鳴き声の主は誰だろう?




■これはコンデジで撮ったやつ。やっぱり門柱に接着するくらいだから、高そうなやつですな。

■坂を上ったところを左に曲がるのだ。ちなみにまっすぐ行くと大宜味だけど、昔近所に「大宜味さん」っていたのは沖縄の人だったのかな?



 鳴き声を録音するために坂の途中で時間とiPhoneのストレージ容量を消費してしまった。空は相変わらず曇天。いつ雨が降ってもおかしくない感じ。少し行くとローソンがあって、そこを曲がると、もう直線の上り。でも気持ちが入っているからどんどん進む。土地がいくらでもあるからか、道は広いし歩道は驚くほど広い。結構不便なところだけど、結構新築アパートとかもあるぞ。そして登りきったところは絶景であった。

 この辺りで一番高地にかかっている「ワルミ大橋」である。橋のたもとに数台の駐車スペースがある。マジ絶景。最初1日だけ離島に行くか?と思った時の発着港「運天港」には大きな船が停泊している。その先には前日お世話になった「やんばる急行バス」の本社(終点)もある。そして一番はやっぱり遠くに見える「古宇利大橋」だ。まっすぐな橋がずーーーっと島まで伸びている。これぞ沖縄!ビバ沖縄!


■橋から見える光景。iPhoneだからやけにきれいに見えるぜ。iPhoneの超広角モードはとってもグー。

■こっちはコンパクトデジカメで撮ったもの。これが古宇利大橋。晴れてたらすげーいい感じだっただろうに。



 さて橋を渡って爆上がりな沖縄感のそこは「屋我地島」である。この辺りは、というか沖縄のそこらじゅうであまり見ないような作物が栽培されている。でもやっぱり圧巻は「サトウキビ」だよね。見た瞬間に沖縄に来たことを改めて感じた。テレビでしか見たことのなかったサトウキビ。でも映える感じはしなくて、ただの大きなススキって感じだけど。


■屋我地っていうのも、沖縄感がある名前。

■ミョウガというかショウガというか、それっぽい。今書いていて思ったけど、ミョウガもショウガも最初の一文字「み」か「し」」の違いなんだね。やっぱり兄弟なんだな。



■道路わきにこれでもか?というくらいの絵。この中に入りこんだら絶対逃げられるね。

■まさに「ススキ」だ。大きなススキ。



 この後は沖縄あるあるな、ダウンアップ。海沿いに出たり高地に上がったり。これはチャリにはきつい。でもだからと言ってどうするわけもできない。なのでタンタンと走る。ここの森エリアを走るとやっぱりさっきの鳥の鳴き声?が聞こえてくる。うーん、気になる。

 少し気になる店とかあれこれがあったのだが、行きはもう早く古宇利島に行きたいので、それらはほぼ帰路に任せることにする。そして古宇利大橋方面に左折すると、大瀧詠一の世界に入ったような光景が見えた。


■海の入り江に何やら機械が設置してある。引き潮なので機械が見えているッぽい。車エビキッチンって書いてあったので、養殖場かもしれない。

■スマホをハンドルに着けて走っていたので間違えようがないが、こういう標識を見るとなぜか安心する。



■ここを曲がる。

■道の両側に「シーサー」がいるではないか?ぱっと見、シーサーと分からないね。でもシーサーに心奪われシーサーセンサー感度が最大値なので、見つけられた。



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