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■■■ Fernandes ■■■

背景

 前橋のH君が「佐藤さん、この前来てもらったロボコン全国決勝大会、その母校でロボコンに出したロボットの報告会がありますので来てもらえませんか? ついでにこの辺のハードオフを巡りましょう」という、「ついで」に釣られて、赤城からの空っ風が身にしみる前橋まで足を伸ばした。そして10時開店にあわせるように、北関東地区のハードオフめぐりが敢行されたのであった。

 そこの1件目で仕入れたのが、やっぱり黒でローズ指板のこのギターであった。コレもペグのノブ部が外れていたが(ネジが無いため)、ボディーの状態が良いこと、人間非破壊検査(こつこつと叩いたインパルス応答から)で「弁当箱じゃない」ことを確信したこと、さらにジャンクギターには珍しく「アーム」が付属していたことで、買ってみた。

レビュー

 家に戻り即ばらしたが、やっぱり人間非破壊検査は当たっており、弁当箱ではないボディー座グリであった。が、S-S-S(シングル-シングル-シングル)ではなく、H-S-Hという座グリであった。まあ今のフェンダーもそんなボディーだったりするのでよしとしよう。しかし驚いたのが以下の2点である。

 まずはヘッドロゴ。いくら安物ギターとは言え、一応印刷してあったりデカールであってもクリアーコートしてあるのだが、このFORMESTER、ほんとにシールがちょろっと貼られているだけである。なので、当たり前のようにはがれているのだ。まあ印刷ロゴを削り取る工程が必要ないので楽っちゃ〜楽であるけどねぇ。もう一つ、これはメーカは悪くない。じゃなんなんだ、といえば、弦が逆に張ってある、だ。まあジミヘンみたいな使い方をしてました、って言われればそれまでだけどねぇ。



■■■ ショット ■■■






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