日に日にエレキギター(なんかいかにも昭和エレキ世代の言葉だなぁ)を弾く時間が少なくなって、展示品状態になっている。エレキに代わって弾く機会が増えたのが「アコギである」。アコギはそれ1本で世界が作れるのだ。まあピアノと同じである。
ちょっと遠めのハードオフに行ったら「ジャンク(ブリッジが少し浮いています)」で2000円のアコギがあった。ブリッジなんてそんなに浮いていないぞ。ピカピカできれいだし、アバロン貝風の指板ポジションマークがなんだかリッチに見えた。もう家に置く場所がなくなっているので、「車においておく1本という、なんだかわけのわからない理由をつけて買ってみた。当然車に置きっぱなしなんてしていないのだけど・・・
継ぎネックであった。ネックはヘッドに折れ角がついているし、ボディーへの接合部分とかもあるので、ワンピースの木材から切り出そうと思うと、巨大な木材が必要だけどほとんど削り捨てる、なんていう「もったいない」ことになる。なので、薄い木材から各部位を切り出して、あとから接着するのが、安物ギターではよくみられるのである。まあ練習用だからね(追記:テイラーやヤマハを買ってみても、ネックの継ぎがされていた。今や標準仕様のようだね)。
あとネックが薄いのであった。私は太いゴリゴリネックが好きなのだ。レッドスペシャルはブライアンの手に合わせた極太ネック、大和ギターワークスのダブルネックアコギもぶっ太いネックであった。こういう太いネックは、弾いていてなぜか安心感を感じさせ、それが演奏にも表れるような気がする。あとネックの厚みが違うと、カポを入れ替えた時に調整しなおさなきゃいけなくてちょっと嫌だ。
安物ギターはブリッジが浮いてしまうものをよく見かけるが、もともと弦がゆるめて展示してあったし、エレキ弦を貼ってしまったので本当に浮いてしまうかが分からないが、まあ心配なさそうだ。
■追記190610:今は2Fで弾く「The Rainsong」専用ギターを化している。レインソングは変則チューニングなのでレギュラーからチューニングしなおすのが面倒なので・・・