何気にハードオフを巡っていたら、「おっとぉ〜あった!」と叫んでしまったのがこのSelderである。なぜかと言えば、それはもうフランケンに必須なメイプル(かどうかは定かではないがそれ風)指板のネックでジャンクで安価だったからである。3,675円だ。ローズネックはもうゲップが出るくらいあるので、これからはメイプルネック収集である。
しかし安いにはそれなりの理由がある。最高の理由は「音が出ません」というものだ。PUなんて余りまくっているし、だいいちフランケンにはシングルコイルPUなんて必要ない。でも今回は「メーカー名が削られています」というものだった。確かに「Selder」なんて見たくない気持ちは分かる。だけど「彫刻刀で削り取るなんざぁ、素人さんの仕事だね」と、いかにも玄人っぽくつぶやいた。
この削り取りは安く売るのに匹敵するくらい品の無いものだ。深さとして1mmくらいは削られている。上からとそうしちゃうのなら、パテで埋めちゃうところだが、白木を生かすフランケンであるからにしてそうは出来ない。やっぱり1mmくらい削り込んじゃうんだろうなぁ・・・
今回は初のサンバーストである。この色のサンバーストは余り好きじゃないのだが、まあ3000円台なら許せるね。それにボディーは結構きれいである。ネックをフランケンに付け替えるから、このサンバーストには余っているローズのネックでもつけておこう。
あと、この値段には珍しく「アーム」が付いていた。普通のこの手のジャンクはアームなしがほとんどなんだが・・・