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■■■ ラップ塗装 ストラット赤ラップ ■■■



■■■ つくる ■■■

 ラップ塗装第2弾のベースシリーズがうまくいったけど、結局ベースなんて全然弾いてなくてオプジェと化している。でも実用としてはギターなので、3本余っていた黒ストラトを急遽ラップ塗装、かつPU面白配線の実験台にすることに決定! ラップ自体はやれば終わるので夏にはボディーが出来上がっていた。しかしPU面白配線を決めるのに思いの外時間がかかってしまったのだった。

 今回のベースになったのは安物ギターで有名なLegendであるが、実はこのLegendいつもの安物ギター然としたLegendとは違った。何が違うかと言えばネックがテロテロなクリアー仕上げになってることである。安物ギターは大体にしてサテン仕上げである。それにネックが松崎しげるのごとく、日焼けトーンになっている。この焼けた感じがいい。でも本当に焼けているのか?材の色なのか?それとも塗装なのか?そこは塗装を落とさないと分からないのである。




■■■ 分解 ■■■

 もうラップ塗装くらいじゃ作成記用の写真を撮る元気もないので、あるのは以下のヘッドマーク削り落とし作業くらいだ。そして削っていくと「ああやっぱり」と、松崎しげるが判明した。いい色に焼けていたのは実は塗装だった。ガングロ女子高生が化粧を落とすと色白だったのごとく、Legendマークを落としたら色白白木が現れた。


■もともといい感じに焼けたテロテロヘッドなのだが、やっぱりヘッドレターを削らないわけにはいかない。

■削り始めたらやっぱり「いい色」は着色だったことが判明した。



■ガングロギャルがお父さんに怒られてやっと化粧を落としたら色白だったって感じかもしれない。

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■■■ 配線 ■■■

 ストラトのS-S-Sももう飽きたので、いろいろと配線変えて遊んでみるのが今のマイトレンドである。今回は3つのシングルにすべてボリュームを経由しパラ配線とした。つまり3PUを好きなバランスでミックスできる配線である。言うなれば、レスポール的配線をストラトでやってみよう!であるな。ただし各PUにボリュームを付けたことで、どれか一つのボリュームが0(ゼロ)になると、全体のPU出力がグランドに落ちることになり音が出なくなる。まあレスポールと同じだ。5WAYスイッチはついているけど配線していない(見かけ)。

 但し、バリエーションを付けるためミドルPUだけ位相を反転できるようにしてある。プッシュプルSW付きのボリュームを利用して、見かけ上は普通のストラトに見えるようにしてみた。

 しかしこういう「できる」という環境を整えて満足してしまうのが、私であり、さくっと弾いて、おおこうなのね、と納得してそのままになっているが・・・






■■■ 完成 ■■■



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