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■■■ 2018年 鈴鹿8耐 7月28-29日 ■■■
実は前々から8耐は行ってみたくて、後輩から「佐藤さん、2輪もいいですよね、8耐行きましょうよ」と誘われていて、何年か前にはチケットまでとったのだが、直前に激体調不良に見舞われキャンセル、その後昨年は後輩が子供生まれてそれどころではなくなっていた。そして今年はやっと後輩と8耐となったが、鈴鹿雨男な後輩が台風を連れてきて、何やら不穏な予感であった。
しかし台風直撃はちょうど日曜早朝であってレースは数度のシャワーのみ、昨年ほど暑くもなく結構人間耐久というほどでもなく、いい環境であった。土曜のAM4耐は雨だったのでD600+70-200セット、PM8耐予選はD500+70-200セットとした。レースととり始めてからひたすら望遠で対象物を切り取っていたが、他の方の写真とか見ると周りの景色をうまく取り込んでいる写真とかあってそれがまた味があってよい。なのでこうやって意を決してそれほどの望遠じゃないセットでレースを撮るのもそれなりに「あり」である。よく日曜8耐決勝はやはり望遠でD500+200-500セットとした。
昨年はD600、今年はD500がメインカメラとなったが、やはりD500は性能が格段に上がっていてピントばっちりな写真が量産された。他に露出もISOオートを駆使しマニュアルが基本になって、以前とはスタイルが変わってきた。
■■■ 1コーナー ■■■
ホームストレートエンドに隙間があって、1コーナーへ飛び込むマシンが見える。が、日曜は手前にモチュールの看板がおかれてよく見えなくなったらしい。まあ証拠写真程度しか撮れないけど・・・
■■■ 2コーナー ■■■
S字席(C席)の2コーナーポスト部に少しフェンス隙間あり。まあ撮影できるのは証拠写真レベルだね。
■■■ S字 ■■■
2コーナー出口から逆バンクまでくねくねの上りが続くのがS字だが、基本上からトップショットってのが定番になる。4輪だと情けない写真になるが2輪は背中が見えていい見栄え良し! ちなみに私はこのS字をS1、S2、S3と分けているのだ。
◇S2自由席だけど、鈴鹿でさえ手入れが行き届いてないのである。
◇マイ場所名でいうところのS1である。奥はホームストレートである。
◇昔のF1の写真を見直すと、このS2席も予選でパンパンなのであった。
◇ひざと肘にパッドがついているぞ。もうこすれているね。
◇S3(逆バンク進入前のS字カーブ)とかS2あたりはマシンが近いので200mmクラスで充分である。大きくとれ過ぎるのでこんなこともできるけど。
◇流し撮りもOK。練習になる。
◇流し撮りもOK。練習になる。
◇流し撮りもOK。練習になる。
◇大人になりつつあるので、こんなマシンが大写しにならない写真も撮ってみる。でもこういう写真ってセンスが要求されるので、センスがない私は苦手である。排気のゆらゆらがいいね。逆バンクの出口側から遠めの進入を狙った。
◇この辺りからはS3、つまり逆バンク進入である。コカ・コーラの看板入れたかった。こちらは流し。ハイスピードだとばっちり写真連発なので、選ぶのに苦労するのである。
◇ハイスピードシャッターでコカ・コーラをばっちり入れる。
◇S字はぐんぐん上るので背景が邪魔にならなくていい。ってことで街を入れるのもグー。
■■■ 逆バンク ■■■
アマチュアが目線で狙うとするとやっぱり逆バングが一番ということがよくわかった。2重の金網越しでもなんとかなることも分かった。カメラマンホールもそれほど競争率高くないし。ってことでここで長居しすぎて同じような写真が大量にあったりするのだ。
◇金網にへばりついて逆バンクと撮ると、背景が抜けて非常によろしい。
◇菅生の最終コーナーからの強烈上りのピットイン路を撮ると背景が真っ暗にできるが、運よく曇り状態だと鈴鹿でもこれくらいまでの黒背景になった。
◇2輪はマシンが集中するシーンが多くて、この「大群感」が良かったりする。
◇十字の光がいい感じである。
◇多くのカメラマンがいるところからだと、背景が路面になってしまうのだ。
◇たまにはこういう冒険をしてみる。SS 1/10である。NDフィルターがないと晴天だとこのスピードは無理。
◇逆バンク席端っこはカメラマンの定番エリアである。スタート直前のシャワーでスタート直後はまだレイン状態だった。でもバイクはタイヤが少ないし設置面積が狭いからか、剛性な水煙が出ないのであった。ちょっと残念。見下ろし系なのであまり好きなアングルじゃないね。
◇同じアングルだけど、すぐに雨が上がって強烈な陽がさしてきて路面があっという間に乾いた。33号車は体をアグレッシブに傾けるので「絵になる」ライダーである。
◇同様に。
◇逆バング出口側。飛行機が空を飛ぶのと巨大タンカーが水に浮くのと同じくらい不思議で、なぜこれで滑らないの?である。
■■■ ダンロップ ■■■
ダンロップでいいところ。席最上部に行くと東コース全体が見渡せるのと、風が通ってすごく爽やかなのと、でかい広告看板で日陰になることである。ここはテントの人多し。
◇ダンロップを駆け抜けるところをグランドスタンド背景に撮ってみた。実はもっと低い目線でダンロップまで駆け上がってきたマシンの背景がグランドスタンド・・・ってのが撮りたくてしょうがない。でもプロエリアじゃないとね・・・ ここは130Rから遠目に撮影したもの。
◇土曜日は南コース駐車場から、デグナー入場口を通りまずダンロップが撮影スタート地点。雨だったので少し水煙あり(4耐)。
■■■ デグナー ■■■
2001年のF1は車で行ってギリギリ南コース駐車場に停められた。その時から気になっている「コース外」の撮影ポイントがある。それがここである。デグナーはどうあがいても撮影ポイントが無いのであるが、ココがコース外だけど唯一撮影できる場所である。雨で草ボーボーで決していい環境じゃなかったが、晴れの日に観覧車をバックに撮ってみたいね。
◇ちなみに右端に見えるのがダンロップ岡上の巨大看板。日陰製造機である。
■■■ ヘアピン ■■■
鈴鹿で最もいい写真が簡単に撮れるところと言えば、逆バンクとこの「ヘアピン」である。観客席も自由席だし出口側にはカメラマン用(と特定しているか分からないけど)のエリアがあり、なかなか考えられている(網にカメラマンホール開いているし)。さらにマシンがめちゃ近いのとスピードが落ちるので「巨大アップ」写真も簡単に撮れるのである。
◇エアピン侵入。これだけ暗いと流していてもいなくても良く分からない。であれば流さない方がいいね。今どきのカメラは好感度なので高速シャッターしても平気だし。
◇今年は4連覇できなさそう・・・と思ったヤマハファクトリー。やりましたな! でもカラーリングはディープブルーの方が好き。うまくヘルメットで固定できた。
◇タンデムしているんじゃないの?とも思えるくらい。
◇3:2の比率ですっぽり収まった。
◇この写真で何がいいかって・・・流し撮りじゃなくて、マフラーの焼け具合だね。場所によって焼け方が違うので色が微妙に違う。これを模型で再現するのが楽しいのである。
◇ブルー×イエローって案外いい組み合わせかも・・・とスズキを見ていると思う。アロンソチャンピオンの時もちょっと色調が違うけどブルー×イエローだったし。
◇2輪は良く知らないけど(ググればあっという間に判明するけど)、背中のでっぱりは空力とドリンクボトルであろう。
◇ディテールがよくわかる。またウエアはきれいだ。
◇こっちはすごい。ウエアがどろどろである。こけたのかもしれないし、縁石越えたかもしれない。ひざパッドが強烈に擦れているのはいかにも攻めている感じでよしよし。
◇ヘアピン出口。複数台を入れた流し撮りだと、大体1台しかぴったりに止まらない。でもその「1台だけ」感が大好きなのである。
◇やっぱり一桁までシャッタースピードを落とすと流れた感がでてよい。
◇4耐はゴールするとライダーのパフォーマンスが見れてよい。ここまでウイリーすると失敗してこけたらすごいことになるけど・・・(実はウイリー失敗して持ち上がらないライダーもいたりした)
◇これくらい上がるといいね。
◇夜、後ろにマシンがいると照らされて面白い。
■■■ スプーン ■■■
よほど好きな人じゃないと足を延ばさないのが「スプーン」である。でもヘアピンまでいけば、あと少しなんだけどね。スプーンで撮りたいのは二つ。一つは雨の時にスプーン侵入を正面から撮ってすごい水煙を見ること、もう一つは夕陽で路面がオレンジ色に焼けるところを撮ること。さて今年はいかに・・・
◇第2シケインからスプーンの方へ歩くと、もう手を伸ばせはコースってところがある。でもここは金網に黒シートがかかっていて見れない状態になっている。そんな最も近いところを少し行くと、とても狭い角度でマシンバックが見えるところがある。ここはもう気合とかじゃなくて、当たればいいかな?程度でシャッターを押すのだ。その中で当たった1枚。
◇ヘアピン侵入までは比較的ストレートになるのでマシンは傾かない。傾いた写真ばっかりだったのでこういうのもよいかも。
◇いきなりドカーンとシャワーが来た。
◇今年の8耐はレース終盤で、強烈なシャワーやコース上のオイル漏れ、転倒で長くペースカー状態が続いた。ちょうどその時にスタンバっていたのが、真正面からカメラマンホールを使って撮影できるポイントである。ここは崖で4〜5人しかカメラマンホールを利用できないので、比較的競争率が高い。でもそこを占有していたのがほぼペースカー走行の時だったので、気合のある走りはなかなか撮れなかった。雨後すぐに夕陽がさしてきたところ。
◇太陽が雲に隠れるともうこんな感じ。雲が厚いので光が届かない。
◇陽も暮れるとあっという間に夕闇モードになる。ペースカーどいたので気合入ってきた。
◇まあすごいシャワーだったけど、ペースカーが長かったのとやっぱり2輪なので水煙はあまり出ないのであった。水煙撮ろうと思ったらSuperGTだな。
◇雨上がりで暗いとなると、路面の反射だな。
◇ここまで反射してくれると嬉しい・・・
◇進入を横から撮ってみた。マシンのディテールも分かって萌えるね。
◇進入はやってくるマシンが分かるので「流し撮り」にはうってつけ。
◇なぜか94号車の写真が多いのだ。スモークじゃないシールドなので顔がよくわかるね。
◇おお、この複数台流し撮りで「萌える」とはこのことである。
◇富士スピードウェーのシケイン抜けたところから上っていくところを狙うとこのような「ギラリ」が撮れる。鈴鹿ではここで「ギラリ」が撮れるのね。でも鈴鹿では日没時を経験したのはスプーンとヘアピンだけなので、他もいい写真撮れるのかもしれない・・・
◇実は昨年と違いスプーンは深追いしなかった。なのでお尻写真はあまりない。もう少しアウトに寄って豪勢な縁石を入れ込みたかった。
■■■ 130R ■■■
シケイン飛込みで勝負したいライダーはこの130Rが肝である。
◇晴れの14時頃だったので、光の向きが気に入らないが・・・
◇縁石に近い方が何となく嬉しい。
■■■ シケイン ■■■
シケインの外側から低いアングルで撮ろうと思うと、もう金網2枚越しをするしかないけど、まあ許せる画質だった。自由席のR席シケイン側ぎりぎりの一番低いところで狙うといいかも。シケインではウイリーするマシンが多いのでそれを狙うのもあり。
◇これはS席からシケイン全体をば。
◇これはR席から。席一番下段まで行きペタッと座り金網にへばりついた。金網2枚越えだとやはり何となくコントラストが低下する。シケイン出口から最終コーナーにかけてマシンの角度が変わっていくのが良く変わるの図。
◇シケイン指定席エリアだと上からになるので見上げ系だとこの場所が一番いいかも。
◇今年はホンダワークスの写真がやけに多い。体の向きとマシンの向きが違うのはマシンを傾ける直前ってことですな。自分が自転車運転しててもそうなるよね。
■■■ ホームストレート ■■■
今年は一般席券での入場なので、ホームストレートもこれくらい。かつグリッドウォークもピットウォーもなし。でもそれはそれで写真に専念できていいと思った。
◇NGKはバイク乗りには神メーカーなのかも。
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