荒川
(寄居駅〜葛西臨海公園)
エリア2:押切橋〜上江橋/16号

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区間63:押切橋〜熊谷大橋

 明らかに”サイクリングロード”と思えるのは押切橋を過ぎて1kmくらい進んだところからである。ここからは超快適なサイクリングロードが続くのだ。


【8:32】押し切り橋を信号で越えたのだが、実はこの「止まれ」方向に行くといくらでも下をくぐれるのであった。ちょっとやられ感あり。


橋沿いに走り川にぶつかり右に曲がるとこんな生活道路になる。ゆっくり走ろう。


あっという間に左に曲がるところがある。川のそばに行くのだから当然左に曲がろう。右側には用水路がいい感じで流れている。


直ぐに住宅地をはずれ、左側河原ジャングル、右側畑田んぼという自然エリアになる。ゆったり感がいい。


左側にやっと川が見えてきた。


右側がドドーーンと広がった。なんだか送電線がすごいぞ。何年か前に竜巻で倒れた送電線はこのあたりだったかも・・・


2ラインある送電線の西側のライン。


同じく東側のライン。


川向こうの送電線。赤白の鉄塔は何か意味があるのかな?


【8:37】じゃじゃーん、いきなり出た! ここが荒川右岸サイクリングロードの始まりである。なんだか非常にうれしくなった。いよいよじゃん、と。


ちゃんと国交省のポイントが打ってある。


ここで小休止だ。おにぎりと水分補給である。自然の中だとなにを食べてもおいしいぞ。さて寄居駅を出発したのが6:35。ここまで16.5kmでちょうど2時間かかった。いくらなんでもペース遅すぎである。これじゃぁ河口に着くのが夕方になりそうだ。さてどうしよう?


河口まで80.6kmだ。実際はクネクネ走るのでもっと走行距離は長くなる。


【8:43】やてやっとサイクリングロードのスタートである。心もウキウキだ。


2系統の鉄塔ラインがあったうちの東側のラインである。こちらは赤白の鉄塔が混じっている。なぜ?


600m走ったら80.0kmの標識があった。区切りの良い数字と区切りの良い橋などで標識があるっぽい。


先に橋が見えてきた。このあたりのゲートは楽勝ゲートである。これが河口に行くと悲惨なゲートに変わるのだ。


ここは橋下をくぐる。




区間62:熊谷大橋〜荒川大橋(国道407号)

 サイクリングロードとなって快適に走って熊谷大橋をくぐると直ぐにどこまでも直線か?という景色に変わった。土手の高さもあり、視界は最高。さらに走る自転車も少ないと三重快である。


【8:49】どこまでもまっすぐで先が見えないぞ。


車道より断然高いサイクリングロードだ。舗装の具合もよくてもう快適極まりないのである。


右側には工場が並んでいる。左側は川が見えないくらい遠くなって河原はジャングルだ。


川向こうには熊谷の街並みがかすかに見える。やっぱりイオンは目立つなぁ。


快適路なのであっという間の3kmであった。


【8:57】荒川大橋に到着。ここは日光経由で秋田に規制するときによく通った道である。懐かしい。


右(南側)を見る。


よく使うのは407号である。入間の16号から入ってほぼそのまま行くと日光までいい感じのドライブが出来るのである。ETCにしてから高速ばっかりになっちゃったけど、やっぱり下道ドライブは楽しいぞ。




区間61:荒川大橋(国道407号)〜久下橋

 荒川大橋はなんとなく活気がある橋であるが、この後快適なサイクリングロードが続くが「活気のあるところ」は入間大橋までない。私はこの静かでのんびりした自然の中を走るのが好きだがねぇ。


サイクリングロードからは2度横断歩道を渡らないと川下に行けない。そして渡ったところで熊谷側を見たところ。もう橋を途中まで渡ってみるなんてのんきなことはいってられない。時間が押しているのだ。


荒川大橋トラス広場とある。何かの記念であるが・・・


それは「荒川大橋」の架け替えの歴史であった。実は1969年/1980年に下り/上りに分けて端を架け替えた。その急荒川大橋の鉄橋を残してある。横にある電灯がまたノルタルジックな形状だ。


【9:00】実はここで迷った。川沿いになんとなく道がある。左に河原に降りる道も地図ではいけそうだ。だが、往々にして河原に下りるのはリスキーである。ダートに一瞬入って右側に行ってみるとゴルフ場の入り口があって、さらに右に曲がってどんどん大通りに戻る感じになった。


そしてなんと先ほどの橋から407号の大交差点に戻ってしまった。結構「負け感」でどんよりした。


川下方向に曲がると、直ぐにサイクリングロードっぽい道があった。このあたりはまだまだ行き先表示が充実していない。スマホのGoogleマップにお世話になりまくりである。


やっぱり正解。サイクリングロードっぽい。道幅も広く走りやすいぞ。




河原は異常に広く川は全く見えない。荒川のサイクリングロードはこういうところが非常に多い。まあ川は見えないが土手が高いので見晴らしはいいぞ。


まだまだまっすぐな道をどんどん進む。


ちょっと今までの距離標識と違ったスタイルだったので撮ってみた。まだまだ75kmもあると思うと不安が・・・


単調な景色だったが、右に釣堀を発見。トイレがあるのでなにかの際は利用できる。


久下橋に到着。右側に行って橋をくぐればすんなりいけるが、なぜか左に行ってわざわざ道路を横切ることにした。


荒川は河川敷が広いので橋もめちゃ長い。




川向こうはやっぱり繁華街地区のようだ。




橋の直ぐ横になにやら寂れて進入禁止になっている人工エリアを発見した。なんなんだろう?これはGoogleMapsでもしっかり分かる。




右を見る。田んぼが多い。




左を見る。長い橋。






区間60:久下橋〜大芦橋

 この区間は左はジャングル河川敷、右はのどかな田んぼに点々とする農家っていう景色と堪能できる。いたってのんびりしていてかつサイクリングロードも快適である。ただしあまりにも自然感がありすぎて、サイクリングロードには芋虫がいまくり、空中にはイナゴが飛びまくり、さらにツバメの楽園があったりして虫苦手!の人は要注意である。区間途中にある河川施設や太陽の楽園のところで、直進したくなるが砂利道なので玉川放水ゲートを迂回して並走する舗装路を走ろう。


久下橋を渡ると良くある、左から河川敷道路、右から橋の下くぐり道路が合流が見える。


河口から73.2km。先はまだまだ長いが、サイクリングロードに乗ってまだそれほど経っていないので、この距離にも恐怖感は無いのである。


なにやらサイクリングロードに似合わないプレハブが・・・


堆肥ヤードということで、河川敷の草羽を堆肥にしている模様。どのくらい金がかかっているのかは未知である。


なーんてこと言っているより、砂利道になったことのショックが大きいのだ。ああどうしよう。自転車は砂利道に弱いので、脇の車道を走ったほうが良いのか思案していた。そのときにすーっとかっこよく決めたライダーが横を通り過ぎて行ったので「この先どうなっていますか?」と聞こうと思ったのだが、ライダーのスピードは速くチャンスを逸してしまった。このあたりだとライダーもまだ少なく自分で判断するしかないのであった。


右を見ると田んぼがドーンと広がっていて、それを土手の高台から眺めるので景観は最高だ。では砂利道を進んでみよう・・・


自分なりに10kmくらいある覚悟で望んだ砂利道であったが、100mも行ったら「あれま!」と、こんなに広くていい路面のサイクリングロードが出現。ああ、地獄から天国!


9月も半ばであるが、まあまだまだ「夏」」である。舗装路は陽炎と化している。


少し横を見ると面白い木を発見。知らない街はこういうものを発見できて楽しい。


右岸河口より70kmの地点になにやらいくつかの施設が見えてきた。久々に公共建物があって、なんだかちとうれしいのである。それほどに自然の中を走っているのだ。まずは「荒川南部環境センター」だけど、何やっているところなんだろう?


こちらは文字通り「市立健康スポーツセンター」らしいが、なにがスポーツセンターなのかはよくわからない。地下に巨大スポーツ施設があるのかもしれない。


ここはツバメの楽園であった。目の前を何100羽というツバメが縦横無尽に飛び交っている。迫力である。適当にシャッター押してもツバメが写っちゃうのである。奥に見える黒いゴミみたいなのもみんなツバメだ。


さらに、こんな芋虫が道路にそれはそれはたくさんうごめいているのだ。この時期の荒川は前を見るよりも下を見て走らないと、芋虫を踏んづけてしまうので気が気じゃないぞ。


さて、ここで支流からの流れ込みがある。特に案内看板があるわけでないので道を正しく選択しなければならない。今までの道が多少湾曲している。


そのまま行くと本来はまっすぐ行くべきなのであろうが、砂利道だ。マップを見ると中央にある川の右側にも道が平行して走っている。ちょっと見てきたらこちらは舗装路だ。じゃあこっちを選択!


こっちは「太陽の国」とあるが、いわゆる老人ホーム? 


それほど大きな川じゃないのだが、えらく立派な水門がある。調べれば分かることだが、こういう水門は本流からの逆流を抑えるためなのか、本流に流れ込むのを抑えるためなのか、どっちだろう?


マジで立派な「玉作水門」である。


こっちは舗装路で快適なのだ。


左には荒川に平行して流れる川がある。この先2〜3kくらいで合流するようである。一応すごく狭いヨワヨワ川であるが、橋が架かっていた。橋もヨワヨワである。


さらにヨワヨワ度が高い橋もあったが、どうやらこっちは通行止めになっている模様だ。


そろそろ次の大芦橋が見えてきた。


大芦橋到着。橋の下をくぐる道は無いので、車の往来が途切れたら注意して渡るべし。


このあたりはまだ熊谷市らしい。


右を見た。




区間59:大芦橋〜(吉見橋)〜荒川水管橋

 大芦橋を過ぎると直ぐに「吉見橋」なる小橋があるのだが、これは荒川にかかっている橋ではなく、さっきの玉作水門から続いている小さな川を渡る橋であるので、荒川橋カウントには入れないことにしよう。荒川水管橋はアーチ状のなが〜い橋ですごく絵になるぞ。そしてこのエリアから「ゴルフ場」天国が始まるのであった。


関越道を過ぎて対岸に見えるのがこの「埼玉県トラック教育センター」である。こういうのってどうも天下り先のための施設のような気がしてしょうがないぞ。


平坦な・・・


田んぼの中の道である。


【7:48】県道81号に出るぎりぎりのところで左に折れる。


車通りは嫌いなので、車通りに出そうになったので川のほうに曲がった。すると旧家みたいなのがあって大木がいい感じであった。その場の判断で道を決めているがこれが案外ベストウェーだったりするのがうれしい。


さらに進むと川が見えてきた。蔵のある家がいい感じ。


【7:53】おおやっと川に到着だ。正面に見えるのが橋へのアプローチである。


川にドン着きして左を見ると河原の道は砂利道+進入禁止になっている。遠くに関越道が見える。


六堰頭首工という「堰」である。農業用の取水が目的である。


この青い重りは堰ゲートのカウンターウエイトだろう。


重忠橋だ。




区間58:荒川水管橋〜糠田橋

区間56:糠田橋〜(滝馬室橋)〜御成橋

区間53:御成橋〜(原馬室橋〜高尾橋)〜荒井橋

区間52:荒井橋〜荒川渡河橋/圏央道

区間51:荒川渡河橋(圏央道)〜太郎右衛門橋

区間48:太郎右衛門橋〜(樋詰橋〜西野橋)〜開平橋

区間47:開平橋〜上江橋/国道16号

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