荒川
(寄居駅〜葛西臨海公園)
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■■■ 荒川を半分制覇しよう ■■■

 何事も熱しやすい私であり、今はサイクリングがチンチンに熱せられている。我が家に程近いそれなりの大河である多摩川と相模川もほぼ制覇したってことで、もっと大きなチャレンジをしたくなった。そして白羽の矢を「荒川」に立てた。16号と荒川の交差してる埼玉富士見市あたりからだったら往復で100km、前回の多摩川羽田空港までの往復とほぼイコール。しかし川の周辺に車を停められるか分からない。そのときはたと気がついた。

「輪行」にして片道で行けばいいじゃん!

 ”いつかはクラウン(このコピーも長持ちしてるねぇ〜)”ならぬ、いつかは輪行である。ずーっとやってみたかった。その時がきたのだ。河口である葛西臨海公園から100kmくらいを想定すると出発点は熊谷がいい。しかし熊谷に朝早くたどり着くすべがないのだ。ならば、前泊でもいいかも、と調べるがなかなかいい感じのホテルがないし、結構予約が埋まっている。そのとき地図を見ていてまた気がついた。

「おお寄居があるじゃないか」と。

 寄居と熊谷は20kmくらいしか離れていないし、何にもまして寄居にはその荒川が流れている。そして寄居なら八高線で行けちゃうじゃん。しかし横浜線の始発を使って行くとなると、八王子6:08発になってしまい寄居到着は7:46だ。もう少し何とかならないか?なら寄居に前泊するか?とビジネスホテルを調べたりしたが、どうもピリッとしない。そのときまたまたピピッと気がついた。

「八王子まで自転車で行っちゃえばいいんじゃん!」

八王子始発5:45に乗れば寄居には6:08に到着だ。よしそれにしよう!


まとめ

 今回のサイクリングを簡単にまとめると以下のようにだ。

・全工程は116km
・16号より上流は右岸(南西側)、下流は左岸(北東側)を走行
・寄居駅から秩父鉄道大麻生駅対岸まではちまちま街中走行で結構楽しい
・Googleマップで道はあっても実際に通れない道もあるので要注意
・上記以降河口まではほぼ全線サイクリングロード
・川とサイクリングロードがめちゃくちゃ離れているところが多い
・16号より河口まではめちゃ単調であまり面白くない
・河口に近づくと(夕方だからか?)海風がアゲンストでもうヘロヘロ


ではスタート。

八王子駅〜寄居駅

出発点/八王子駅

 1週間の中で一番楽しい時間である金曜夜、22時には寝て3時に起きた。実はこういうイベントがあると目覚まし無くても起きれるというか、目覚ましが鳴る30分も前に目を覚ました。人間というのは面白い! そして真っ暗で誰もいない3時半に家を出て八王子に向かった。八王子に行くにはいくつもの峠を越えるのだが、新しく発見した横浜線横/造形大ルートがベストである。余裕を大分持って出発したので、始発の30分も前4:15には八王子駅に到着だ。


八王子駅北口に到着。コンビにまえで自転車をバッグにしまうのだ。ペダルの位置をちゃんとしておかないとバックのなかで収まりが悪いの気をつけるのだ。


南口には遠くからでもランドマークとして目立つ超高層マンションがある。階下の市営ホールは「オリンパスホール」と命名されていて娘も学校のイベントでよく利用する。そして高層マンション部には友人が住んでいたりする。


駅コンコースだが、さすがに人がほとんどいない。しかし駅の電気はいつ消すのかな?


始発の八高線。単線である。八高線だから「八王子」と「高崎」をつなぐ路線である。が行き先は全部川越である。それは後々(すぐ)明らかになる。


20分までにホームに入ったが、電車は既にスタンバイだ。だけどドアが開かないので入れない。そして結構人が増えてきた。金曜終電を逃した若者、ちょっとエロイ感じのお姉ちゃん、リュックを担いだおじちゃんなど多彩である。出発してもまだまだ暗いので外は全く見えないのでつまらないぞ。


5:25高麗川駅到着。ここで車両を乗り換えなくてはならない。なぜかといえばこの先高崎までは電化されていないので、「ディーゼル」なエンジン車しか乗り入れられないのだ。なので八王子から乗った「電」車は電化されている川越線の方にしか行けない。しかしの高麗川からのディーゼルはめちゃ趣きがあって気持ちが高揚する。ぜひ乗っていただきたい。


目指す「寄居駅」は高麗川と高崎の中間あたりである。よく見えないが「駅員不在」と書いてある駅が多いぞ。


さすがに乗客も少ない。椅子の構成は結構変則的である。車両の両端に普通のベンチシート、中央部片側に4席ボックスシート、逆側に二人対面シートである。進行方向右(東)から朝陽がまぶしい。


いかにもなリュック人が多いのが始発の特徴だ。


寄居駅到着。まず撮影って人なので、自転車置いてディーゼルランデブーを撮影だ。単線なんでこういう大きな駅で交差するのだ。そしてこの上り下りがホームに停まっている時間はほんのわずかだった。すごいぞ八高線。左が高崎行き、右が高麗川行きだ。


ホームにトイレがある。それも結構きれいなトイレでさらに好感度アップだ。


寄居駅はJR八高線、秩父電鉄、東武東上線の3線が乗り入れているので結構線路がたくさんあって壮観である。


そして誰も降りなかったので人がいないのだが、駅の出口には改札らしきものがない。あれあれ?と思ったら真ん中下にある小さなSuicaリーダーにタッチするだけなのだ。ゲートなんてないっていう、性善説的な設備に結構感動だ。


八高線が本数で負けている。上り下りとも6:09っていうのは上の入れ替えだからだな。


寄居駅南口に出たのは、駅到着から15分も経ってからだった。面白くてあれこれ写真撮っていたりしたんでねぇ。


駅前のミニロータリーにはタクシーおっちゃんが地元ピーポーとずーっと大きな声で話していた。そんな横で自転車組み立てて、おにぎり食べて、スマホのGPSをONにしてとやっていたら、さらに15分経ってしまって、さあスタート。

 八高線ではこの日のコースをいろいろと検討していた。川の右がいいのか左がいいのか? さらに熊谷あたりまではあまり川のそばを走れる道が無い感じであり、どんなコースにするべきか?散々迷ったが今回は右岸(河口に向かって右サイド)を男らしく最後まで行こう!と決めた。さらに出来るだけ川のそばを走ろうとも決めた。最初はそう思っていたのだが・・・・


エリア1:寄居駅〜正喜橋(県道30号)

  右岸を行くため、寄居駅からは最初のランドマークとなる正喜橋を目指す。目指すというよりまっすぐ走ったら下りであっという間に到着してしまうのだが。早朝なので人もいなくて快適である。


ちょっとレトロな感じをかもし出している青梅駅。新しくてきれいだけの駅より何倍も趣がある。


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エリア2:寄居駅〜玉淀大橋(国道254号)


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エリア3:玉淀大橋(国道254号)〜花園大橋(県道296号)


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ガス橋から下流に行くとすぐにダートになる。それも大分いいいいいいいいい狭ここおこのskdjfいのである。


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