多摩川(青梅/調布橋〜羽田空港)



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羽村郷土博物館(45)〜羽村堰下橋(44)

 右岸のスタートは羽村郷土博物館とした。これより上流も一部川近くを走れるが、まともにサイクリングロードとして利用できるのはここまでだろう(ここからでも大変だが)。羽村郷土博物館から羽村堰下橋までは快適である。右に見える住宅地は河岸段丘の崖の間の狭いエリアに規則正しく並んでいる。坂を使わないとなると、この先の羽村堰下橋が唯一の交通ルートである。


行き止まりである。左に曲がると羽村郷土博物館の裏庭に出る。簡単な登山コースもある模様。


いかにも行き止まりな絵。。


別ショット。


鉄パイプ柵の先には人ならいけるくらいの小道がある。これは釣り人用だろう。


さあ多摩川右岸の旅スタート。。


プールは外から見られないようにガードしてあるので、ちょっと見にくいが・・・


ウォータースラーダーも完備である。



 水上公園を過ぎてすぐに左側から「奥多摩街道」と合流する。そして100mくらいで川に出る羽村堰の小柄は橋に出くわすのであるが、小型軽量チャリでないとこの階段・橋を通るのは難しいだろう。羽村堰は多摩川の水を江戸に引くためにつくった玉川上水へ水を分岐させる堰である。この辺の話は対岸にある「羽村博物館(無料)」に詳しい。


羽村堰である。ここの多摩川の水がプールされ、多摩川下流に行くのと多摩川上水に行くのに分けられる。

 羽村郷土博物館オフショット 

 多摩川右岸の行き止まり地区にドンと建っているのが羽村郷土資料館である。玉川上水の工事や多摩川の今などを説明している。この手の資料館みたいなのはあまり気合が入らないのであるが、ここは結構面白く見学できた。奥手には昔の旧家を保存したものがある。こういうところにジジババを連れて行くと彼らの話は止まらなくなるのである。


羽村堰から出てきた多摩川水はこんあ階段状の水路で川に戻っていく。なぜ階段?


段差はこれくらい。


皇居の石垣とはまた違った、丸小石による石垣である。これって田舎出よく見る石垣で懐かしい感じ。


ここが多摩川放水ゲートの内側である。


そして外側がこんな鋼鉄製のゲートになっている。




羽村堰下橋(44)〜羽村大橋(43)

 ここがまず一つ目の問題ポイントである。そのまま進むとすぐに行き止まりになる。では右岸でどう迂回するかというと、急坂を上らなければならず結構しんどい。右岸制覇に命をかけていなければ、羽村堰下橋から一時左岸に渡り二つ先の永田橋で右岸に渡るのがいい(実はここで右岸に渡ってもおいしくはない)。一方ガッツがある人は右岸を攻めるのが良いが、坂を上りきる直前にこれまた急下りで川沿いに降りる道がある。折りきるとそこに相花苑というのがあるが、その横から畑沿いに羽村大橋をくぐるべし。基本的に地図には載っていないが何とかいける道である。




羽村堰下橋からはすぐその下流の羽村大橋が見える。


「大橋」というだけあって、それなりに大橋である。右岸(対岸)をいく場合、あの橋の下の畑を走ることになる。基本的に右岸はマゾの人しか向かないぞ。


これは羽村堰下橋の入り口である。


右に見えるレンガ色の建物が介護ホームである。右岸はここから坂をヒーヒーいいながら登るのが大変なのだ。


右に見えるレンガ色の建物が介護ホームである。右岸はここから坂をヒーヒーいいながら登るのが大変なのだ。




羽村大橋(43)〜永田橋(42)

 上で書いたようにガッツがある人しか右岸を攻めないと思う。なのでガッツ星人向けに・・・。羽村大橋の下は畑であるがそこを抜けると砂利駐車場横を通り、昭和50年代に開発した区画がきれいに整備された超細い住宅エリアの川側端の道を走れる。そして少しの砂利道を経由すると今後は一転して最近開発されたおっしゃれーな家が6列で長く続くエリア横を走れる。この対比が結構面白い。しかし川沿いは一瞬で終わってしまい、永田橋信号にたどり着く。

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永田橋(42)〜多摩橋(41)

 またまたガッツのある人しか通らないエリアだ。永田橋交差点から多摩橋までの右岸は、川沿い走行は全滅である。なので右岸に固執するならば高台の住宅地を走るしかない。ガッツが無い人というか普通は左岸を走るのがチョー楽でいいのだが。永田橋交差点を右折して道路右側をしばらく行くと、狭い人用の階段があるので、それを上るのが良いが、自転車もって上るの大変!という人は、その先まで行って右側にUターンする感じで上ろう。楽しくないエリアである。


羽村堰下橋からはすぐその下流の羽村大橋が見える。


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多摩橋(41)〜JR五日市線(40)

 多摩橋からもしばらくは多摩川沿いとはならないのである。右岸ややっぱりガッツガッツがないと走れない。多摩橋交差線は右折する。川から離れるのは忍びない。そして次に平井川も越える。そして平井川を越えたすぐのところに地図には載っていないが、狭い獣道を走ることが出来る。ここを行くべし。平井川を左に見ながら進むとJR五日市線をくぐる直前でやっと河原ロード(舗装)に出る。ああ、やっと出た〜って感じを得られること間違いない。


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JR五日市線(40)〜睦橋(39)

 JR五日市線をくぐると河原スポーツ公園を快適に走れる。快適といっても土手よりは快適度は少ないが。しかし快適なのも睦橋直前で終わってしまう。右側の土手まで階段で自転車を引き上げ、さらに横の道路に降りる。そして睦橋をくぐるのだ。


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睦橋(39)〜水道管(38)

 多摩川サイクリングと言ってもこのエリアは実際は秋川迂回エリアだ。秋川は多摩川に合流する川としては大きな川だ。迂回も豪快である。まあ迂回というより基本的にこのエリアで一度行き止まりといってもいいくらいである。睦橋の下をくぐると一瞬一般道を通りもう一度土手ロードに出られるが、そのまま進むとすぐに森になる。夏は草を掻き分けながらジャングルを進むがごとくである。しかしここを通るのはやっぱりガッツのある人なので、泣かないで進めるだろう。でも泣きそうになる直前で秋川横の公道に出られる。

 しばらく行くと秋川沿いのサイクリングロードが始まるのでそこそこ快適に走れる。休憩東屋を過ぎて少し行くと秋川を渡れるので渡ってしまう。渡りきったところをまた秋川をなめるように左に入る。あとは田んぼや土手獣道ののんびり走れる。しかし土手も行き止まりになってしまうので、その手前で横の田舎道に降りると、そこからは田んぼの中の農道をこれまたのんびり走ることが出来る。そんなこんなしていると滝が原運動公園に突入する。


羽村堰下橋からはすぐその下流の羽村大橋が見える。


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水道管(38)〜拝島橋/R16(37)

 滝が原動公園にかかっている水道管から拝島橋までは単調との戦いだ。まっすぐで単調な道をひたすら走る。コメントのしようがないぞ。


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拝島橋/R16(37)〜JR八高線(36)

 右岸はガッツがないと入れないと散々書いているが、ここはガッツという以前の話かもしれない。16号をくぐって出たところは昭島市清掃センターだ。とりあえず進めるので進むがあっという間に行き止まりゲートが迎えてくれる。でも行き止まりとはいえ、横に迂回して入ることも出来ちゃったりするので、やっぱりガッツがある人は入っていくのがいい。閉園した幼稚園跡地がちょっと不気味だったりするがガッツがあるので乗り切れるだろう。でもそれを乗り切ってもこの先に本当に入っていっていいの?と思うだろう。でもここは以外にもGoogle Mapsで道があることになっているし道があるのでルート検索しても選んでくれるのだ。

 結果としては通ることは出来る。出来るが普通のガッツ以上のガッツが必要である。そしてまさにジャングルなので雨の後は非常にリスキー、あと右岸の下り方向は最後の上りがきつい。でもそれを制覇するとホールズも真っ青な爽快感が得られることであろう。そして爽快感を維持したまま畑を抜け、民家横を抜け獣道の河原土手に出られる。八高線下もまあ自転車を想定した道ではないが、GoogleMapsではいけることになっているので行き止まりレッテルは貼らないでおく。


羽村堰下橋からはすぐその下流の羽村大橋が見える。


16号の下をくぐるとすぐに道が狭くなり、なにやら怪しい感じへ一直線となる。


そしてゲート越えると下りになって、左岸には珍しくこんな狭くてジャングル然としたところになるのだ。でも下は舗装なのでまだいいけど。走行時間にして2分くらいだが、本当に狭いので対向自転車や歩行者に気をつけないといけない。


最後にちょっと上りになってまたゲートを越えると楽チンなサイクリングロードに戻る。


このあたりは河原がジャングルと化している。でもそんなジャングルにも獣道があって入っていくと面白いのだ。多摩川の自然がそのままって感じで、ぜひとも分け入って欲しい。


程なくひろ〜〜いスポーツ公園が広がって、人里に出てきた感じになる。


目の前には八高線が4両でザーッと川を渡っていった。奥に次の橋である多摩大橋のアーチが見える。


ここまでは河原土手であるが、ここから左側の土手を走るとダートだしその先の八高線下が狭いので、ここは河原エリアを走るのが良い。女の子たちは果敢にも土手を走っていった。


八高線をはさんでこの上流側が「大神公園」、下流側が「くじら公園」である。大神公園は球場が2面である。


大神公園側の河原道は駐車可能である(慣例的にOKみたい)。土日は公園利用者でパンパンになっている。


やっぱり土手を行くと頭がぶつかりそうだ。


橋梁名は「多摩川橋梁」とある。「梁」という漢字はひらがなで書くのがトレンドなのかな?




JR八高線(36)〜多摩大橋(35)

 八高線下も無理をすればいける。なので無理をするべし。越えると右側に八王子市水再生センターを見ながら砂利道を進む。左側の多摩川河原はこれまたジャングルのようでちょっとした自然にうっとりする。


ここの駐車場がいいのは、冬以外は朝5:40から入れることである。河原に車を停められるところは多いが、どこもちゃんとゲートがあって、大体にして8時とか9時のオープンなのだ。朝早くから行動したい人たちにとってはちょっと困ったチャンなのだ。でも5時台から入れるのってここくらいしか見たこと無いぞ。


八高線の下流側(くじら公園側)にはこのサイズの駐車場が並んで2ヶ所あるのだ。


くじら公園側はサッカーグランドがメインである。川沿いは圧倒的に野球グランドが多いのだが、最近はサッカーブームで増えていくのだろう。


ゲート付近に公園管理事務所みたいなところがある。トイレもあるので用をたしたくなったらどうぞ。


多摩大橋まではこんな感じである。左側には「多摩川上流水再生センター」がある。


多摩大橋付近にあるゲート。


左側にプール。




多摩大橋(35)〜JR中央線(34)

 多摩大橋を越えるためには信号まで迂回する。そして河原土手に戻って砂利道を進む。じゃんじゃん進むと目の前に谷地川がドーンとあってやっぱり行き止まりになる。右岸はやっぱりガッツがないと走れないのだ。行き止まりを回避するには行き止まり200mくらい手前になんだかチョロッとした道が右に続いているのでそちらに逃げる。結局谷地川を越えるのは街道まで戻らなければならない。そして谷地川を越えてすぐ谷地川を左に見るように左折する。あとは谷地川沿いの快適土手道を走れる。しかしガッツがないと走れない右岸はここでも牙をむく。JR中央線に近くなると砂利道になって、中央線下の獣道に導かれる。ここもGoogleMapsには道がないので行き止まりのレッテルを貼っておこう。でも通り抜けは出来るのでご安心を。


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これは羽村堰下橋の入り口である。

 多摩川行き止まり周辺オフショット 

 多摩川右岸の行き止まり地


羽村堰から出てきた多摩川水はこんあ階段状の水路で川に戻っていく。なぜ階段?


段差はこれくらい。


皇居の石垣とはまた違った、丸小石による石垣である。これって田舎出よく見る石垣で懐かしい感じ。


ここが多摩川放水ゲートの内側である。


そして外側がこんな鋼鉄製のゲートになっている。


そして外側がこんな鋼鉄製のゲートになっている。




 谷地川迂回路 

 多摩川右岸の行き止まり地


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JR中央線(34)〜立日橋/多摩モノレール(33)

 中央線下の獣道をこのまま進むには道がない。なので土手サイクリングロードまで階段で自転車を持ち上げる。確かにサイクリングロードは確かに中央線にドンついて終了しているので、ここは行き止まりといっていいだろう。しかし下りはここからがまとものなサイクリングロードの始まりなのである。やっとまともになった・・・


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立日橋/多摩モノレール(33)〜日野橋(32)


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日野橋(32)〜中央高速(31)


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中央高速(31)〜石田大橋/R20日野バイパス(30)


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石田大橋/R20日野バイパス(30)〜×〜四谷橋/野猿街道(29)

 「やっとまともになった」と書いておきながら下の根も乾かないうちにまた「これこそ行き止まり」という場所に遭遇するのだ。次の橋である四谷橋のきれいなアーチを見ながら快適にサイクリングロードを走っていると突然、「もうだめです、だめ、ここで終わってぇ〜」という地点に強制的にたどり着く。マラソンランナーはここでUターンである。右岸を果敢にも攻めているガッツのあるサイクリストはここで迂回をすることになる。

 迂回は100mくらい戻ったところに右に折れる小道がある。ここを行くとおんぼろな橋(根川)を渡るのだが、渡りきったところがまた大きな川になる。これが行き止まりの犯人「浅川」の河口である。多摩川をさらに下るためにはこの浅川を越えなくてはいけないたが、これまた浅川を1kほど上らなければならない。そして浅川の最初の橋「」を渡って浅川右岸に出て、またひたすら河口を目指すのだ。そしてあれまた?と今度は程久保川も越えなくてはならない。根川、浅川、程久保川が集中するこのエリアは「川の巣」なのだ。


羽村堰下橋からはすぐその下流の羽村大橋が見える。


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四谷橋/野猿街道(29)〜京王線(28)


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京王線(28)〜関戸橋(27)


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関戸橋(27)〜×〜JR武蔵野線貨物(26)JR南武線(25)

 さてここはいくらガッツを出してもどうにもならないところである。迂回するにはあまりにも大変過ぎるところだ。

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JR武蔵野線貨物(26)JR南武線(25)〜是政橋/府中街道(24)


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是政橋/府中街道(24)〜稲城大橋(23)


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稲城大橋(23)〜多摩河原橋/鶴川街道(22)


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多摩河原橋/鶴川街道(22)〜鉄道橋/京王相模原線(21)

 右岸は迂回路が大変なだけではない。車がビュンビュン走る一般道を走らなければならない。「ならない」と書いたが、ガッツがあればそれも回避できる。今回夏の終わりにガッツを出してみた。多摩河原橋を越えるのは1000人いたら998人は上の一般道を走ると思う。私は2人のうちの1人になるだろう。橋の下をくぐるとそこは目が点になるような獣道なのである。普通の獣道といえば草は10cmといったところだが、ここは違う50cmもあるような草である。さらに進むと獣道というよりも、昆虫道というくらいに道が分からなくなる。しかしここで戻るわけにはいかない。「自分が獣になるのだ!」と言い聞かせて進むとやっとグランドの隅にでるのだ。ああ、達成感である。しばらくするとこんな道をよく来たね、と河原がほめてくれてやっと舗装路になるのだった。しかし良いことも長くは続かないのである。


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鉄道橋/京王相模原線(21)〜多摩水道橋/世田谷通り(20)

 結局また砂利道になり、砂利道自体も狭くなり、いっそのこと直ぐ横の一般道を走ったほうがよっぽど楽なのであるが、ここまでくれば「ガッツ」を継続したくなる。ガッツを出して行き着いた先が稲田堤の河川堰手前である。ここはアクロバチック

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多摩水道橋/世田谷通り(20)多摩川橋梁/小田急線(19)


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多摩川橋梁/小田急線(19)〜多摩川橋/東名高速(18)


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多摩川橋/東名高速(18)〜新二子橋/R246(17)


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新二子橋/R246(17)〜二子橋(16)多摩川鉄橋/田園都市線(15)


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二子橋(16)多摩川鉄橋/田園都市線(15)〜新多摩川大橋/第3京浜(14)


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新多摩川大橋/第3京浜(14)〜多摩川橋梁/東急東横線(13)


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多摩川橋梁/東急東横線(13)〜丸子橋/中原街道(12)


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丸子橋/中原街道(12)〜多摩川橋梁/JR東海道新幹線(11)JR横須賀線(10)


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多摩川橋梁/JR東海道新幹線(11)JR横須賀線(10)〜ガス橋(9)


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ガス橋(9)〜多摩川大橋/第2京浜R1(8)


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多摩川大橋/第2京浜R1(8)〜六郷川橋梁/JR京浜東北(7)JR東海道(6)


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六郷川橋梁/JR京浜東北(7)JR東海道(6)〜六郷川橋梁/京急(5)


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六郷川橋梁/京急(5)〜第1京浜R15(4)


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第1京浜R15(4)〜大師橋/産業道路(3)


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大師橋/産業道路(3)〜多摩川橋梁/高速横羽線(2)


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多摩川橋梁/高速横羽線(2)〜弁天橋(1)


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弁天橋(1)


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