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■■■ 多摩川をまとめる ■■■


コース起点

 多摩川サイクリングロードは、河口側は弁天橋を基点にすることが多い、というかほとんどそう。なのであるが、ちょっと足を伸ばしてそのまま環八を行くと目の前にそびえる羽田空港まで行くことができる。せっかくなのでここでは羽田空港を河口起点としよう。

 一方上流はと言えば、川沿いサイクリングロードとしては羽村堰である。だがその先も少しは土手のサイクリングロードを走ることが出来るし、もう少しがんばろうということで、青梅駅を上流起点とする。青梅駅から先にも青梅街道を走って奥多摩湖まで行くのが正しいのだろうが、奥多摩湖まで青梅街道は道も狭く自転車で走るのが結構苦痛であるので、ここではそこを対象にはしないことにする。



右岸・左岸どちらがよいか?

右岸

 多摩川はその支流からの流れ込みが多い。そのほとんどは右岸なのである。そのため、右岸をいくと何度も「行き止まり」に遭遇する。私は結構「行き止まり」が好きで、北海道旅行でもあちこちの行き止まりまで行って、その達成感みたいなのに酔ったくちである。なので多摩川右岸もガッツを出して何度も迂回をした。1キロくらい支流をさかのぼるところから数100mでよいところ、公式には道は終わっているが何とかなるところなど、支流以外にも鉄道の橋梁くぐり、住宅地迂回、畑道、ジャングルなどさまざまなハードルがある。

【左岸】
 一方左岸でネックになるのは、中原街道から二子多摩川の区間だ。河川敷に道はあるのだが「砂利」道であり、軽快感が一気に消滅するのである。なので側道の多摩堤通りを走るのだが、これまた狭くてかつ車がビュンビュン通るので危険極まりない。

 ということで、お勧めとしては基本左岸、中原街道と二子多摩川は右岸である。

 でも・・・・。スルスル走ろうと思ったら左岸がよいのだが、あまりにも普通に走れてしまう左岸より、ハードルが高い右岸も結構魅力的である。なんてたって「征服感」を得られる。次から次へと表れる「敵」をやっつけながら制覇するのは単調とは全く無縁である。多摩川は右岸を制したものがその称号を与えられるのだ。


総括

 前半の単調でつまらない「街道」に対して、後半は一気に山エリアと、ダイナミックに違いが出る。初めて走ったときは事前で地図を見ながら想像していたのとだいぶ景色が違って、何もかもが新鮮でうれしい。なのでだいぶ遠く感じたが、街道コースで行けば片道18kmしかない。なので、行きは上りで70分、帰りは下りなので50分だ。往復で2時間しかかからない。そういう意味では楽チンルートである。






右岸・左岸を普通に極めたい派

2.極めたい派
私の川サイクリングポリシーは上流へは左岸、下流へは右岸である。それは左側通行を考えたときに川のそばを走れるからである。さて、秋川の場合山に近いこともあって、川が豪勢にクネクネしており、原始の川を思い起こさせるのだ。シベリア上級から見た川と言ったら言い過ぎかもしれないが。

 そして上流に行くときに左岸はスタートを「道として成立している一番河口側」とした。以下に簡単なまとめをしておく。
・エリア1
 -大体が河原に近いところを走る走りやすい道であるが、獣道のようなところもある  - ・エリア2
 -

前半(多摩川〜JR武蔵五日市駅)

ガッツがありすぎて自転車を降りてでも右岸・左岸を極めたい派



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