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■■■ 金曜日・初日【4】〜いよいよガレージ潜入■■■

■■■ 【第11話】フリー走行3回目 ■■■

 午後はグランドスタンドでおとなしく観戦だ。グランドスタンドの魅力はピットイン・アウトしていく車とピット作業だ


◆400mmで・・・ノートリミング

◆200mmで・・・ノートリミング

◆ホームストレートはアウト側がレコードラインなので、400mmだとこんなになっちゃう、ちと金網がきびいい・・・ノートリミング



◆ピカピカヘルメットのアレジももう最古参、セナと抜きつ抜かれつの90年フェニックスが懐かしい

◆ジャガーのアーバイン、夜はどれくらい”ブイブイ”モードにはいるのか?

◆BARのビルニューブ、BARは一番左のピットで悲しいぞ(ピットの並びは前年のポイント順




■■■ 【第12話】ガレージ突入■■■

 午後のフリー走行をグランドスタンドからまったりと見た後、しばしボーっとしていたら「ガレージ行きましょう!」と、俺に天使が舞い降りてきた。金曜はまだ余裕があるらしく、ガレージ見学をさせてくれるらしい。導かれるままガレージに行く・・・俺。


◆このパスを持っている人がここを通ってもいいですよ、という看板

◆グランドスタンドのパドック入り口、別世界への扉を叩くぞ

◆パドックへの入口横ではブリヂストンのお姉さま方が笑顔を振りましているのだ、ガレージもいいけどこっちもいいので「パシャッ」


 ホームストレート下のトンネルをくぐって着いた先は治外法権エリアともいえるべく、関係者の世界。そこで待っていてくれたのが、ロックタイトのF1関係を仕切っているらしいケビンさんだ。イギリス人の彼は日本語を話すこと無く、英語で挨拶、誘導とあいなった。やっぱり英語は堪能になりたいものだぞ。ケビンさんについていくといるいるいる、有名人がわんさかといるのだよ。前年のパドッククラブやピットウォークもすごかったけど、これは更に上をいくなぁ。


◆フリー走行後、インタビューを受けているハッキネン、もう50cmの近さだよ、このとき俺の血圧は200オーバー!

◆ノートリミングでこの近さ! ハッキネンの毛穴まで見える写真だ

◆川井ちゃんもいた!後ろのベネトンの姉さんもいい感じ


 血圧200オーバーから300オーバーにさせてくるのが、そのあとのガレージ潜入だ。ガレージ裏手のせせこましく、Sunのワークステーションとか無線設備とか機材がたくさん置いてあるところをすり抜け(そこもじっくり見てみたいけど)、整備中のマシンの横を抜けて、見学スペースに到着だ。さすがにマシンの横に張り付いて見ることは出来ないが、十分に近いぞ。写真を撮っても構わないか?には、ここからならよい、と。ストリップ状態のメチャクチャグラマーなマシンを撮りまくる俺なのであった(あまりにもパーツのアップのものは掲載控えます)。マシンの横をすり抜けた時に見たメルセデスのエンジンはヒジョーにコンパクトで、抱えて帰れるくらいだ。


◆おお、ロン・デニスだ、ここで直訴すれば雇ってくれるかなぁ?・・・んなわけないって

◆こんなところから撮ってるぞ、下に見える赤い線は”PIT-LANE”って書いてあって、そこから中へはいってはだめ

◆とりあえず細部アップはこれくらいに・・・ブレーキキャリパーまわりっす



◆グロテスクなヘッドレストまわり、3次元造形炸裂だ

◆インダクションポットはおにぎり型、頭には通称”タケコプター”の車載カメラ

◆昨今のトーションバータイプのダンパー(専用治具で調整中)にはノーズカウルが必要なく、こんなアクセスホールで済んじゃうのだ



◆アクセスホールには空気の流速を測るピトー管がニョッキリ、サイドのエラはレギュレーション破りの単なる出っ張り

◆毎年厳しくなるレギュレーションで失われるダウンフォースを補うためにリアウイングにはフラップがたくさん

◆アップをもう一枚、ブレーキキャリパ-から見えるピストンは片側3つの6ポットタイプ


 ガレージの外に目を向けると、ノーズやカウルなどの外皮が置いてある。こっちは結構好きに撮ってもいいようだ。


◆ノーズ先端の超アップ、モノコック先端パーツの冷却のために穴&メッシュ加工だ

◆やっぱりウイングは隠している、この専用隠し治具もカーボン製

◆ひーふーみー、とフロントウイング6本! リッチな気持ちだ



◆カウルはぎらぎらのテカテカ

◆「だってこんなに俺たち一生懸命拭いているからさ」ってか?

◆Westもスポンサー料すごいのだろう・・・



◆ならぶならぶカウルの列

◆やっぱりぎらぎら

◆この煙突はマクラーレンが流行らせた、ラジエーターの空気抜きだ



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