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■■■ 金曜日・初日【5】〜夜はライブハウス■■■

■■■ 【第13話】帰路は ■■■

 あまりにもすごい物を見たあとに一気に血圧が40くらいに下がった俺に、スタッフの方が声をかけてくれた。 「これからどうされます?」 「ど・どうって、皆さんはどうされるんですか?」 「これから名古屋に帰ります。乗っていかれますか?」 「乗せていただけるのであれば、お願いいたします。」 と交渉成立で、パドッククラブ専用の駐車場に向かった。さすがにスポンサー用である。フェラーリは停まっているし、ヘリコプターはパタパタしている。外人が闊歩しているし、帰路につく人々に見られる。そうだ、スタッフに勘違いされているということは、高貴の目で見られているということだ。俺はチーム関係者に間違われいるのだろう。うっしっし。この辺の話は翌日(土曜)の鈴鹿入りでまた詳しく話そう。

 運転はスタッフの方ですぐに仲良くなったTさんだ。Tさんは気を使ってくれて「助手席に座りましょう。後ろに座ると、外人の相手をしなくてはならなくなりますから・・・」とな。

 車は女性スタッフを白子の駅で降ろすために駅へ向かう。一人行動のために事前に周辺の道路/列車の交通事業を念入りに調べていた俺は難なくナビゲータに成功して、Tさんへの恩返しをしたのであった。Tさんは俺と歳も子供の構成もその歳も同じという、なんだか計ったような境遇であった。実はうちの会社もそのテリトリーに入っているらしい。今度は会社で会いましょ。

 高速を乗り継いで名古屋の繁華街を走っている時に「この辺にマクラーレンが置いてあるんですよ」と。おお、確かに置いてあるぞ。マニアックな俺は「おお、あれは98年のマクラーレンMP4/12ですね。」とスタッフの尊敬・・・よりも、オタクマニア系をさらけ出してしまったようだ。マクラーレンはカラーリングもデザインもあまり大きな変化が無いので分かりにくいんだよね。>自慢

 部屋に入るとなんと贈り物が置いてある。そんな、気を使ってくれなくとももも・・・でも嬉しいなぁ。マクラーレンポロシャツにキャップにロックタイト・パスケースにプログラムである。どれも使えそうだぞ。ポロシャツはマクラーレン製だぞ。これで翌日はマクラーレングッズをまとうことで「決まり!」だ。



 そして「6時からスタッフで食事するので一緒にどうぞ」とな。いいのかいな? でも楽しそうだから行っちゃおっと。



■■■ 【第14話】名古屋の夜は ■■■

 スタッフの食事に同行させてもらい、外国スタッフとは政治・経済情勢を語り(うそうそ)楽しい時間を過ごさせてもらったのであった。そしてそのあとも連れて行かれるまま・・・ソウルバーだ。


◆ボーカルのお兄ちゃんはフルートも吹くのである

◆ベースのお兄ちゃんはえらく乗りがいいのである。チョッパーやってくれって言うとやってくれるのだ

◆最後はのりのり大会になったりしましたぞ


 それでは、という事で明日はどうなるのだろう?と眠りにつく・・・zzz・・・


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