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■■■ 第47話【ミナルディー/BAR〜奮起願う】 ■■■

<ミナルディー>

 ミナルディーだってイタリアンだ。シートがバックスキン地だもんね。これは以前フェラーリの十八番だったけど、今はミナルディーだけだなぁ。イタリア〜ンは皮好きなのかな?



弱いチームだと”寝ている”ように見えてしまうなぁ。ほんとに寝てたりして。



これまたお決まりのブレーキアップライトまわり。ディスクは2-1-2タイプだ。



BAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)

 これだけしか撮らなかった。こっちサイドから見ると”ラッキーストライク”カラーなんだけど、逆から見ると”555”カラーなのだ。誰だかが言っていた。”アシュラ男爵カラー”と。



 ピットウォークは45分一発勝負だ。俺としては28時間くらい見ていたいのだがなぁ。BARを見終わった頃にタイムアップになり(11時だ)、ピットロード出口側から綱引きのひものようなものをもったサーキットスタッフ達が「さあ、終わりだよ、戻った戻った」と言わんばかりに押し寄せてくる。オーストラリアGPでは楽器を手に、演奏しながらの”追い出し”らしい。お祭りなんだから、これくらいの余裕が無いとね。

 ピットウォークの途中で撮った、さりげない1枚。これはタイヤ交換時に使うインパクトレンチのエア供給ジョイント部。ポールもカーボンしてまっせ。こんな傍から見ればどうでもいいものが好きなのだ。写真としても青い空をバックになかなかでしょ(そう思うのは俺だけか?)



 ピットウォークから撤収する俺達は一度に出入り口に集中しているため、大混雑に巻きこまれていた。次なるイベントは、ドライバーが歴代のクラシックカーにに乗ってサーキットを一周する”ドライバーズパレード”だ。そのために出番を待っている、ビンテージカーの横をすり抜けて行くときに、コントロールタワーから出てくるフェラーリの監督、ジャン・トッドを発見。あたふたとカメラを出しているうちに、彼はピットの中へと消えていってしまった。う〜ん、スパッと写真を撮るのって難しい。

 ピットボックスに戻ると藤沢さんが
「M事業部長が”ピットウォークの後、パドックにドライバーが来るって言っていましたよね。行きましょうか?」
「そうしましょう」
と興奮冷めやらぬ俺は、まだこのピット周辺にいたい気持ちを抑えてマクラーレンパドックに戻るのであった。

いい天気だなぁ





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