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■■■ 2015年 公式テスト スポーツランドSUGO 7/25-26 ■■■

 後輩から「公式テスト行きませんか?2日で8時間も走りますよ」と言われ、3秒考えて「行く」と応えた。開幕前の富士公式テストで、公式テストってカメラマン的には最高じゃん!ってのが分かって、にわか公式テストヲタクになりそうな予感がバリバリしていたときでちょうどよい。仙台だと気楽に行けないってのもあるが、誰かに誘われれば何となく行く気になるのが人間の不思議なところだ。

 菅生は30年ぶりである。当時なんだかすごく質素なピットだなぁと思った記憶が残っていたが、今回行ってみてやっぱり質素だった。質素かつ狭い。

 時間も十分あるため、ちょっとサーキットの全体像を把握するべく、1コーナースタンドから外周路に出てサーキットを1周歩いてみた。すると「山の中」という言葉がぴったりのサーキットであることが即判明。時間のある時にこうやってサーキットの隅々を知ると「征服感」がでてよいよ。

 で、今回最も楽しみにしていたのは、最終コーナーから立ち上がるオールージュばりの超上り坂だ!期待を裏切らない、すごい坂だった。これを見ただけでも来た価値があったね。



■■■ ホームストレート ■■■


◇坂を上りきってホームストレートに入るところを1コーナースタンド席から。
【D600 500mm/F4 】



◇ピットビル端っこの踊り場からはピットインしてくるマシンを正面から撮影するのと、ホームストレートに入っていくマシンが撮れるが、こっちはホームストレートに入るマシンだ。このすぐ後にガードレールで隠れてしまうギリギリのところ。
【D600 500mm/F4 】



◇KEIHINは暗めのメタリックブルーなので、明るいところで映えるのだ。
【D600 500mm/F4 】



◇ドラゴはまだまだマシンの熟成が進んでいないっぽい。なのでボンネットやルーフにでかい「ピトー管」をつている。
【D600 500mm/F4 】




■■■ 2コーナー ■■■


◇上から見下げる写真しか撮れないので、すごーくマイナス補正して背景の路面を消してみる。意外といい感じである。でも後から考えたら、これじゃぁ流しているのが良く分からない。だったら確実なハイスピードシャッターの方が良いのか?次回のテーマ。
【D300 500mm/F4 】





■■■ 3コーナー〜ハイポイント間 ■■■


◇3コーナーからハイポイントに上っていくところ。後ろのNGKの看板がいいアクセントになって好きなアングルである。マシンも真横だし。
【D300 500mm/F4 】



◇ちょっと前ボケっぽいのを入れてみた。もっと若草が伸びているといい前ボケになるのだけど・・・
【D300 500mm/F4 】



◇このアングルはいい。前ガードレールが離れてグリーンがいい感じだ。マシンの下に少しだけ見える縁石がいいアクセントになるね。
【D300 500mm/F4 】



◇さらにハイポイントに近づくと、背景の真っ黒な森と真っ白なガードレールのコントラストがいいアクセントになる。
【D300 500mm/F4 】





■■■ 馬の背 ■■■

 馬の背はモトクロス場っぽく、大きな石がゴロゴロを置いてある。その石の上に立ってよろよろしながら危なっかしく撮るのが定番だ。コーナー侵入はいきなりマシンが現れてかつ急減速なので、マシンにカメラの振りを合わせるのが大変である。一辺してコーナーからの立ちあがりは「流し撮り」がめちゃくちゃやりやすいので、いい練習になる。


◇ココはコースが近く70-200でもこんなに大きく撮れる。しかしブラインドからのブレーキングポイントなので減速スピードに振りを合わせるのがめちゃくちゃ大変だ。運よく合わせられた例。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇前ボケ撮れた。でももっと木や草が邪魔してもらいたいところ。木の隙間にマシンが映っている感じ。そんなのが撮りたいなぁ。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇その流し撮りラクショーなコーナー立ち上がり側である。柵は簡単に避けられるし、左から右まで長い時間流せるし、本当にいい練習場所であるぞ。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇どーもZENTを撮る確率が多い。やはりカラーリングがいいからかな?。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇わざと芝生をたくさん入れてみた。本当はこういう実験ショットをたくさん撮らないとダメだなぁ、と思っているけどどうも大きく撮りたくて・・・
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】





■■■ SP侵入 ■■■


◇この日のENEOSはSP侵入で攻めていたというか、安定してなかったというか・・・
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8





■■■ SP ■■■


◇SP侵入から真ん中あたりまで。走行ラインが良く分かると思うが、この左に見える縁石の外側が少しだけダートになっていて、さらにその先はグラベルで、いろいろと変化に富んだ写真が撮れる場所である。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇金網を恐れずに撮るとこんなアングルになる。縁石の外側にちょっとしたダートが見えるね。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇攻めるとこうなる。でもこういう写真が撮れるのは、上の写真のようにハイスピードシャッターにしておかないと難しい。流し撮りモードになっていると、小砂利のいい感じの飛翔感が出ないのだ。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】


 さてSPアウト側に行くと分かりにくいのであるが、トンネルでコース外側に行ける。そこから撮影したのが以下の写真だ。マシンが近すぎるのと3段脚立が無いと難しいね。この時は2段脚立だったので、ある意味て賭けで撮ったものだった。


◇これで120mm相当。ガードレースはアマチュアカメラマンとしては「しょうがないもの」と受け入れるしかないね。テストなので後ろのSPスタンドはガラガラだ。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇この距離だとめちゃくちゃ迫力あるぞ。・
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇実はENEOSカラーはあまり好きじゃなかった。なんで好きじゃなかったのか?が自分で良く分からないけど・・・
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】





■■■ SP出口 ■■■


◇テストってやっぱり攻めるのだよね。なんで結構アクシデントが多いような気がする。これも100号車もリアウイング落ちそうだ。けどNSXってサイドミラーが大きい。空力的にきついのに大きくしているのはレギュレーションなのかと思ったけど、トヨタとかはこんなに大きくないんだよね。
【D300 500mm/F4 】



◇SP出口が好きなのはこのショットが撮れるから。背景が抜けていてボケる。マシン下が抜けている。手前路面が大胆にボケる。この前側に少し草でも入っているとアクセントつけられそう。
【D300 500mm/F4 】



◇出口も攻めすぎるとこうなってしまう。でもいいね!
【D300 500mm/F4 】




■■■ 最終コーナー〜上り坂 ■■■

 初めての菅生、1コーナースタンド上部から時計回りに外周路を歩いてみた。途中馬の背に戻ってそこから最終コーナー内側を歩いて、またトンネルで外周側に出て、急坂を上ってコースサイドに出ると、うわーっと声が出た。初めて見た最終コーナーからの上り坂には言葉がなかった・・・


◇伝説の3ワイドをここから撮りたかったなぁ・・・(2007年菅生の脇坂-伊藤-道上のバトル)
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇ここは流し撮りしても全然面白くもなんともないね。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】



◇急坂途中コース外側に撮影場所があるけど、ここから撮っても奥の木が入ってしまい「背景全部空」にはならないのだ。
【D600 70-200mm/F2.8+1.4telecon+ND8】




■■■ ピットロード ■■■


◇ピットビル最終コーナー側踊り場はいい撮影場所である。ブラインドからマシンがふわっと出てくる感じが絶妙に良い。
【D300 500mm/F4 】



◇手前の路面側を多く入れてみるとこんな感じ。
【D300 500mm/F4 】



◇ピットビル最終コーナー側踊り場はいい撮影場所である。ブラインドからマシンがふわっと出てくる感じが絶妙に良い。そして背景が森なので、露出補正をうまくやると背景暗闇となる。
【D300 500mm/F4 】





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