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■■■ 2016年 スポーツランドSUGO公式テスト 6/18-19 ■■■

 11か月前、初菅生がやたらいい感じだった。それは岡山国際サーキットにも共通する「古い施設」ってのに起因している。つまり写真が撮りやすい、コースに近いといった「いいこと」が多いからである。もう最先端の富士スピードウェーのひどいことといったら・・・

 「今度菅生に行くよ、仙台観光でもする?」と聞いたら「その日は○○大学のオープンキャンパスに行くことにしてるんだけど」と言われ、その3時間後に「○○(娘の名前が入ります)が行きたいって。ずんだ餅、ずんだシェイク、ずんだサイダー、もうずんだ三昧したい〜」と久しぶりの旅行モードとなって、仙台のホテルを取った。エクストラベットは当然我が家で一番力が弱いお父さんがアサインされ、夜は仙台の厚肉牛タンをほおばりまくるったが、その厚い牛タンのせいで財布は薄くなった。

 八王子バイパスが無料化され、滝山海道のバイパスができて、圏央道が東北道とつながり、圏央道のコスト高が解消され、俄然東北に行きやすくなった。朝4時前に出発して仙台駅到着が8時過ぎ。ジャスト400kmを4時間強で行けちゃう。仙台は近くなった。こりゃ毎年菅生決まりだな。

 初日の菅生は快晴であった。事前にネットで菅生のいい写真を何枚か見て、撮影イメージをつけておいた。真っ青な空をバックにした写真が撮りたい。この快晴はまさにチャンスである。翌日は曇りですこーし雨が降る天気であった。実はこの曇りは結構好きだ。快晴だと光と影のコントラストが付きすぎてどぎつい写真になる。曇りの日は光がマシン全体にまんべんなく回る感じでいい。インターネットでも、霧がかったコースにテールランプがぼんやり写る幻想的な写真があった。ということで、初日快晴、二日目曇りってのもあながち悪くないのである。

 Bパドックの駐車場に停めると、続々と関係者が降りてくる。コバライネン夫妻や由良拓也が私のクルマをサンドイッチした。でも昔ほどミーハー度が高くないのでふーんと言って眺めるだけの自分が、なんか関係者に近くなったようで、ちょっとうれしいぞ。



■■■ ホームストレート/ピットロード ■■■


◇最終コーナーからの急坂を上ってホームストレートに入るところである。ここはBパドックの端っこから撮ったが、いきなり車が見えてくるのと、見えるとすぐにフェンス陰に隠れてしまうのでなかなかばちっと決まったものが撮れない。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇デジタルに任せて撮りまくると、たまに流しばっちりみたいなのが撮れる。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇菅生と言えば急坂からホームストレートに入るところにあるこの「ダンロップブリッジ」がいいアイコンである。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇急に車が現れる不思議感がいい。グリッドからスタンディングスタートのタイヤ跡が素敵。それにしてもここで撮れた写真で比較的いいものってこのフェラーリばっかなんだけど。なんで?・
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇急坂の途中からホームストレート走行ラインに入ったあたりを狙うとこんな感じになる。この日は快晴で路面温度も高くちょっとした蜃気楼チックで面白い。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ 2コーナー ■■■


◇広場から見下ろす角度で撮影できるこの場所、2コーナーを流して撮ってもあまり面白くないし、こんな感じにトリミングすると流しているのがさっぱりわからない。ということで次回からは流さないことに決定!
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇でもタイヤが映ると流さないわけにはいかない。GT-R系は火花が出やすいセッティングである。菅生の場合はこことSPコーナー侵入で火花出るぞ。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ 3コーナーアウト側 ■■■


◇3コーナーからハイポイントコーナーまでぐんぐんと上っていく。ガードレールが無ければ背景真っ黒が比較的容易に撮れるんだけどなぁ。ここの流し撮りは真横に近いので好き。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇一瞬だけ背景にガードレールが映らないところがあるが、そこでうまく流せるとこんな感じになる。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ 馬の背 ■■■


◇初めて菅生に行ったとき馬の背で長く時間を費やしたが、ブレーキングで流そうと思うとブラインドからいきなり現れるマシンに追従するのが難しくて、それに流し撮りも飽きちゃって今では時間が余ったときにちょっと行くくらい。でもすごく近くでブレーキングするのは結構な迫力。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ SPスタンド侵入側 ■■■


◇ポルシェのヘッドライトって結構いい感じに映ることが多いのはなぜだろう?光軸の問題?色?明るさ?それとも偶然?
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇なるべくワイドに広がったマシン群を撮りたくてちょっと狙った。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ SPスタンド中央 ■■■


◇SPコーナー中央は結構な確率で片輪落とすクルマが多いし、やりすぎるとタイヤバリアに突っ込む車も多い。アクシデントが見たいならここがいい。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇出すぎるとこんなに砂塵が舞うのである。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇SPコーナーの出口はブレーキングでテールランプが光るので、各車のライティングデザインが良くわかる。私としちゃあNSXのライトデザインが一番好きですな。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ SPスタンド抜け側 ■■■


◇ここも高低差があり背景が奥まで抜けているので好きなポイント。マシンアンダーのデザインが良くわかるのである。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ 上り坂 ■■■


◇コース外側から。最終コーナーにあるアマチュアカメラマン用の撮影台からこんな感じに撮れる。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇同様にマシンだけクローズアップしたもの。路面に空が反射して面白い絵になった。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇コース内側から。偶然見つけたポイントだがテストの時は入れたけどレースの時は入れなかった。超お気に入り。背景が空だけなんてそんな写真撮れるところはそうそうないぞ。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇同じようだけど、露出と角度を変えてみた。ちなみにここはピットインするマシンが通るところだ。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇NSXのテールランプを強調してみた。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇同じようにGT-Rのテールランプ。
【D600 200-500mmVR/F5.6】


■■■ ピットロード ■■■


◇ピットインしてくるマシンも背景に邪魔者が無くていい感じに撮れる。こういう写真は失敗が無くて捨てるものが少ないので同じようなアングルで大量にたまってたりする。
【D600 200-500mmVR/F5.6】



◇レースでペースカーとか出ると一斉にタイヤ交換したりするが、そういう時にここから撮るとすごく面白い写真が撮れそうだ。
【D600 200-500mmVR/F5.6】




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