この旅行の最大の難関と言える「雨×夜×悪路」を乗り越えたどり着いたホテル。まあホテルというより洋風民宿と言ったほうがピンと来る感じだ。南国風の植物が乱れ咲く小道を歩いて、入口に着いた。しかし濡れねずみな格好で「こんばんは」というのに少し抵抗があって、リュックをおろしタオルを出した。否、出そうと思ったが奥深くにあるタオルに手が届かない。しょうがないのでポケットに入っているハンドタオルで最低限つくろって、受付に入った。
しかし「チーン」と鳴らしても、反応がない。あまり急かしたくもないが、不安なので1分後もう一度鳴らした。すると「わかってるよー」というようなオーラで主人が出てきた。思ったより若い。
事務的に話が進むが、ここで3,000円×2の沖縄クーポンをもらった。全く想定していなかったのでちょっとうれしい。実は税金バラマキの旅行クーポンをもらったのは初めてである。今回は1泊を2回に分けて取っているので、毎日チェックアウトしているようなカウントになっているようだ。クーポンはチェックアウトした翌日までの期限であるらしい。ということは、最初の3,000円は翌々日の水曜日、もう一泊分の3,000円は木曜日の期限であるらしい。使えるところはネットで調べてね、であった。
部屋はベットが二つ、ちょっと古めの部屋だが、最低限のクオリティーがあれば文句がないたちである。風呂はなくて、共同で使えるシャワーが3機。ヘロヘロになっていたので、部屋で荷物を降ろして、まずはすぐシャワーした。ラグジュアリー感は求めないので、共同シャワーで全然OKである。どうも他に1組しかお客さんがいないらしく、ホテル(洋風民宿)はガラガラだった。さっぱりしたら腹がへってきた(なんか孤独のグルメ風)。
もともとの予定では那覇の空港コンビニで初日夜の食糧を仕入れていくはずだったが、羽田で予想外に時間があったのと、やはり那覇でバス時間の余裕がきつそうだったので、羽田で仕入れていた。家にあった最近のお気に入りの「ばかうけ」もザクっとひと掴み持って行った。ボッチ外飯も結構お気に入りだけど、ホテル部屋コンビニ飯もやっぱり好き。やっぱり部屋で落ち着いてだらけた姿で食べられるしね。でも問題は明日の朝に何を残すか? パンとおにぎりのバランスをどうするか?などどうでもいいことを思案するのであった。
コンビニ部屋飯には酒があると、さらに素敵なひと時となる。ホテル内を散策したら食堂?に自販機があった。しかし、酒類のボタンが消灯している。えっ?もう買えないの?また20時台だよ。しょうがないから、お茶を仕入れてきた。
テレビ番組のチャンネルもそれほどないし、満天の星空ってなに?っていう、雨と強風。何もやることがないから、もう寝よう。と早めに寝ることにした。さて明日はどうなるのだろう?天気予報はやっぱり「雨」である・・・