■TOP > 俺の沖縄 > その13~雨にも負けず風にも負けず街を歩く

■■■ 雨にも負けず風にも負けず街を歩く ■■■

 いよいよ町に向かおう。一応「町」と書いているが印象は「村」。気を使ったが、道路の標識に「今帰仁村」と書いてあったからいいかな・・・


■散歩ログ。余裕があれば運動公園や海岸にも行ってみたかったけど、さすがに雨と風でめげた。

 しかしどこに行ったらよいのか?勘所が働かない。雨は強くなってきたし、風もすごい。そして外には当たり前だが、誰もいない。第一村人・・・なんて見つけようもない。行先は二つ。一つは村中心部に行く。もう一つは住宅地?を歩く。結果、中心地よりも生活感が見られる住宅地を選んだ。バスが通るだろう通りに出た。おっ、新しい家を建てているぞ。やっぱりコンクリ作りの屋上型だ。何か理由があるのだろうけど、理由を知りたい。ググればすぐに出てきそうだけど・・・。


■こういう家が多いのよね。

■時より見える海は、曇りで荒れているけど、きれいだねぇ。っていうか、iPhoneで撮るとなんでもきれいになっちゃうんだよね。いいのか悪いのかは別にして、見ていて気持ちいいけど・・・


 ポツンポツンとある生活路住宅裏道を歩くと、家の前にこの地名の書いてある石がどの家にもある。とても立派な石だ。この時はあまり真剣に考えなかったが、数日後にこれがなんだか判明した。しかしところどころ、もう人も住んでいないような家が点在するのは気になった。これはそのあと、他の街・村を歩いたときも感じた。東京で狭い家で暮らすより、できるんだったこういうところを買って、ゆっくりする時間で人生を全うするのも良いよね。

 そしてどの家にも門柱があって、そこには必ずシーサーがいる。いろいろなデザインのシーサーがいる。これが楽しい。そのシーサー、調べたら、オスメスセットなのだそうだ。右のオスは口を開けて幸せを吸い込む。左のメスは口を閉じて吸い込んだ幸せを逃がさない、と。おお、なんかいいぞ。

 そのあと、シーサーを大量に買ってしまうことになるのであった・・・・


■こういう家を見るとなぜか悲しくなる。おじいちゃんおばあちゃんがつつましく暮らしていたんだろうなぁ・・・

■初シーサーに萌えるぜ。


 新しめの家もある。平屋が多い。庭が広い。どう見てもこっちの家とはテイストが違う。などなど、雨の中でも家を見て楽しめるね。バス通りから並行している生活路横には、ずーっと木が植えてあった。海からの風を避けるためか、畑の土ぼこりを避けるためか分からないけど、ここを牛車が動いていたらいいなぁ?と勝手に思う。もう勝手に沖縄イメージを作って、そこに近づいてほしいって勝手な考えをしているのである。

 しばらく行くと、またバス通りに出た。やんばる急行の空港線の最終到着に近づいた。急に坂になって海側に下りていく。こうやって遮るものが無くなって、強風をさらに全身に受けることになる。前日に運ちゃんが「ペルパライソ」と言った、ホテルまで行ってあとは引き返してきた。


■右に見えるのが、ホテル・ペルパライソ。奥の島が古宇利島である。こういう写真ってその時は良く分からないけど、あとから見ると後の情報があるから、あああそこが島だよね・・・と良く分かるのだ。それにしてもiPhone鮮やかすぎ・・・

■こっちはコンパクトデジカメで撮ったもの。レンズに雨がかかちゃったね。でも実感はこんな感じ。


 バス通りに戻った。戻りは裏道ではなくバス通りを歩いてみよう。しかしここで「ん?」と。ああ、首に巻いていたお気に入りのタオルがなーーい。どっかで落とした。残念ながらあきらめるしかない。運が良ければ見つけられるかもしれないが。

 通りにある標識には「今帰仁”村”」とあるじゃん。そして今帰仁村の中でも「渡喜仁」という地域らしい。やっぱり地名が沖縄って感じだなぁ。


■こういうのがあると観光客人には助かるのである。

■すごーくでかい三角コーンがあった。近くの高校でマラソン大会があるらしいね。


 さて誰もいないバス通りを歩いていたら、「あっ!」と叫んでしまった。なくしたタオルがあるじゃないか? 誰も人が通らなかったのか、通っても誰も拾わないのか(多分前者)、落としたそのまんまっぽくいた。これって、行きに「沖縄の新築」を撮った時に落ちたのだと思われる。何かをやると何かが起きるんだな。

 さてデジカメ番長としてなんでも撮る私だけど、カメラを出すの億劫な雨と風なので、載せる写真がないのである。帰りの崖横の急坂にカタツムリがいた。何気に撮ってたら車が通って「こいつ何撮ってんだ?」と不思議な顔をされたのだった。



■ああよく残っていたね。俺の好きなタオルちゃん。。

■大人人ってカタツムリをまじまじと見たことないね。



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