小さい頃はランナーからパーツをパチパチ切り離し、ゲート部をちょっと修正してそのまま組んだものでした。大人になった今、それでは満足できずにいろいろとディテールアップを施さずにはいられないのです。そういうことが楽しいんです。まあ、そんな「ポリシー」がいつまでも完成しない模型や、買ったままの在庫を抱える元凶であるのですけどね。さてそんあディテールアップ施すために考えられるのは以下の2つなのであります。
1)ディテールアップパーツを購入
2)全然関係のないものをディテールアップとして転用する
1)は当然ながらすばらしいものがごろごろあるのですけど当然高価です。すごく高い。ディテールアップパーツで本体が買えてしまうくらい高い。ということで貧乏モデラーとしてはディテールアップできそうなものを身近で探すわけですね。し・か・し、これが結構楽しい。想像力を刺激し、仕事でさび付いている(いいのか?)脳みそを活性化してくれるのですよ。で、どこで探すか?
◆東京ハンズ
まずは定番は東急ハンズでしょう。町田に住まいを構える身としては駅のそばにハンズがあって大変ありがたいのです(最近へんてこな服飾テナントがたくさん入って、ハンズのハンズたる所以がなくなってきたのは、ひじょーに悲しいものがある)。
◆手芸屋
続いては十字屋。いわゆる手芸関係のお店。かみさんのお供をしたときにいやいや店内をうろついていたのです。が、おお、素材の宝庫ではないか、と思わず声を発してしまいました。でもここに一人ではいる勇気はなかなかないですね。インセクピンはいろいろな使い道あり、ビーズも多種多様。女性の髪止めゴムのシルバー物はウォーターラインにぴったり。ちなみに町田の十字屋はクローズしてしまった模様!
◆電線屋
続いてはマニアックな私にぴったりの秋葉原。子供の頃から秋葉原に出入りしていた私は、ガード下とかラジオデバートとかわくわくしたものだった。そんな秋葉原で入手できる素材は何と言っても”線材”ですね。ICソケットのピンとかも使えそうです(ホイールの空気バルブとかに)。
◆勤め先
そして小さな声で・・・。会社にはそれこそ捨てるくらいいろんなものがあるのです。そして実際捨てているわけです。またワイヤなんかもちょっとだけいただいちゃいます。
あとは家のなかで捨てちゃうようなもの。ではそれらのパーツを紹介しましょう。
◆東急ハンズで買った、リボンです。1/12はシートベルトもそれなりのものが同梱されていますが、その素材はやっぱりチープなのです。この買ったリボンはサイドにしっかりとした縫い目が付いており、そのしなやかさとあいまってベストだと思います。幅も の2種類あります。またサベルトの赤、ウイランズの青、その他(マクラーレン)の黒、と色も豊富です。
◆左がキット付属の「布シール?」みたいなヤツ、右がリボンにリプレースしたものです。どうかなぁ?正解かなぁ?
◆レースカーのディテールアップで効果的なのが、ホース・ワイヤ類です。ウオーターライン(冷却水など)や、油圧系などはメッシュホースが使われることが多く、それに対応したディテールアップパーツも多く出ています。一応買ってますが、高くて使っていません。だって代替にいいものがあるのです。まずはシールド線、あの網網感がナイスです。でも面倒なのは、芯線を通さなくてはいけないことです。もうひとつは、女性の紙を結わくゴムです。これの銀色のやつ。実際にティレルP34に使いました。どちらも安くていいですよ。
◆トリッキーな素材ではありません、王道の素材です◆断面形状、大きさのバリエーションが豊富で、さくさく削れて、スチロール接着剤できっちり接着できてとても使用頻度が高いです◆特に丸と角は何にでも化けられますよ
プラ棒と並んで改造の王道素材です。0.5mm未満のものは「プラペーパー」になります。
◆何かの廃材ってのも結構つかえるもんです。
貼りものはモデラーズの「メタルック」系が王道です。ちょっと高いですが効果も高いのです。一番使うのはシルバーです。が、今は無きミスタークラフトのバーゲンで10枚セット500円とかで「ゴールド」と「ブラック」が売ってたので購入です。でもあまり使わない色なんですねぇ、これが。
貼りものはモデラーズの「メタルック」系が王道です。ちょっと高いですが効果も高いのです。一番使うのはシルバーです。が、今は無きミスタークラフトのバーゲンで10枚セット500円とかで「ゴールド」と「ブラック」が売ってたので購入です。でもあまり使わない色なんですねぇ、これが。