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■■■ シェイプを決める ■■■

 ヘッド周りの修正なんてそんなにないだろうと思っていたが、やり始めるといろいろと手を入れたくなってしまうのは、古今東西クラフト好きの定めなのだ。

 計画したのは以下の通りだ。

・ペグノブの交換
・ペグの取り付け位置の変更
・ペグの取り付け角度の変更



■■ ペグノブ交換 ■■■

 Burnsのペグはグローバー製である。もともとペグは詳しくない。なので、レッドスペシャルのキャラクターにもなっている、白い安っぽいペグノブを再現してみることにした。

 ご存知のことだろうが、初期のオリジナルペグは相当しょぼい。数1000円で売られているギターについているようなしょぼいペグである。それが何度かの改修でそれなりのペグがついたのである。しかしやはりオリジナルなしょぼいペグが良かったので、ノブだけでも真似てみることにした。


【図1】本来ならばPUの足の部分だけ土台があればいいが、土台自体をしっかり留めたいためこの程度の大きさにした。

【図2】一部切り欠きがあるのは、PUから出ているワイヤのため。トライソニックの出力ワイヤはそれなりに剛性のあるしっかりした太目のワイヤである。それが下に向けて出ている。なので、ある程度の高さで逃げないと干渉してしまうのである。



【図3】PU位置決めのねじ孔はきちんとした位置にしたいため、ピックガードをつけた状態で位置決めして、マークをつけておく。細い孔はピンバイスの方が安心である。

【図4】高さの微調はスペーサーを用いる。



【図5】PUが取り付いた。なんとなくさまになってきた。

【図6】さあ後は高さ方向の微調はスペーサーを用いればよい。








■■■ ブリッジローラー ■■■

 いわずと知れたレッドスペシャルのブリッジは「ローラーブリッジ」である。これはアーミング時のフリクションを減らす役目があるからであるが、本当に効果があるのか?は私には分からない。こぼれ話としては、ライブで弦が切れてしまったとき、このブリッジの溝に入れられたスモールパーツであるローラーがステージに落ちて、クルーがさがしまくったという、本当だかウソだが分からない逸話である。

 さてこのローラー、さすがに金属である必要がある。金属なら旋盤なのだが、ボール盤はあっても旋盤を家に持っている人はなかなかいない。ならば、毎度の「アイデア+代用」攻撃で行ってみよう。

 何度も言っているが今回のBurns改造は極力安く仕上げることを目標としている。なので、ローラーもその視点が考えてみると・・・「ギター弦のテールエンド」が目に留まった。なんかいけそう・・・。

 ブリッジのローラーピン受け部は幅1mmである。つまりピン径も1mm。一方弦のテールエンド金属環、過去乱買いしたギターについていた弦のエンド部だけ収拾していたが、ひとつだけいい感じのセットがあった。環の内径が2mmのものだ。つまり内径にあう田宮2mm丸棒をカットし、金属環に埋め込み、そこにピンバイスで1mmの孔をあけ、ピンを通すと言うものである。

 結果、ばっちり! アイデアが上手くいくと非常に気持ちいい。この気持ちよさのために日々考えていると言ってもいいくらいだ。というかこずかいが少ないからという説もあるが・・・


【図7】

【図8】

【図9】

【図10】





■■■ SWノブ塗装 ■■■

 白を塗るためにマスキングである。まとめて塗装したほうが効率がよいのでひとまとめにするのだ。そしてスライドSWは「スライド」するSWなので、両スライド方向で塗装しておかないと白黒スイッチになってしまうのだ。なので、塗装はちと面倒である。


【図11】

【図12】

【図13】

【図14】

【図15】ぴったり収まった。

【図16】ボリュームはSWプレートにつけてしまった。ナットはピックガードでよければよろしいので。