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■■■ Ovation 1615 12弦 ■■■


背景

 某掲示板に「掲示板にふさわしくないかもしれませんが」ということで、ウルトラジャンクと投稿者さんがいう「オベーション161512弦ギター」。某とはレッドスペシャルの掲示板であり、当然ブライアンにゆかりのあるギターなのだ。クイーンのライブを見た人なら知っていると思うが、途中にブライアンがアコースティックギターを持つセクションがある。ここで39やラブ・オブ・マイ・ライフなどを弾くのがこの「1615」の12弦ギターである。

 12弦ギターは高校の時に楽器屋さんから借りて弾いていたりした経験があるが、それ以来さわったことすらなかった。オフコースのライブでやっさんが弾く「さわやかな朝をむかえるために」とかも12弦である。そして30年の時を隔てて12弦ギターが我家にやってきた。

レビュー

 「ウルトラジャンク」と断りがあったのだが、どれほどのものかは「?」であり、結構ドキドキしたのだった。そしてはるばる九州から届いたギター。大きな箱で届いたが、思いのほか軽い。まあギターだけであればそれほど重くはないのである。

 まず目に入るのは「巨大なヘッド」である。ガットギターっぽく配置されているペグはまさに、ブライアンのライブシーンが目に浮かぶのだ。そして全体を眺めると、やはり「だいぶくたびれていた」。まあ安いんだからしょうがない。

 ボディーブリッジ下に何本か塗装のクラックがある。これは当時のオベーションでは普通に起きるクラックらしい。事実、ハードオフで買った所期のセレブリティーにも同じようなクラックがあった。バインダーは一部新しい物に換えられている。ヘッド部は下手な感じでクリア塗装をしなおされている。垂れていたりちょっと素人塗装だ。ネックは豪勢に順そりしている。電装系が取り外されている。等々。とんでもない代物だが、オベーションの12弦だぜぉ〜と、所有感のほうが買っているのであった。

 しかしホテルカリフォルニアを7カポで弾いてみた。7カポならネックのそりなんてなんら関係ないじゃん!となるのだった。



■■■ ショット ■■■






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