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■■■ ZO-3(12号機) ■■■



背景

 ハードオフが面白くなくなって早数年。昔はわくわくしながらドアをくぐり、なにがしかを手に握りしめドアを出たものだった。お得感を出して回転を速くするか、売れなくてもいつかは売れると考えて高い値付けをするか、経営者の考え次第である。久しぶりにそんなハードオフ大和田店に行ってみた。というより、しばらく乗っていなかったクロスバイクに乗りたかったため、特に必要もなかったけど距離的にまあちょうどよい八王子に行ったわけである。しかしこの文章は正しくはなく、じつはちょっとした色気も出していたりした。

 さて今年は桜の時期が4月中旬まで引っ張れたこと、散り始めが日曜だったこと、さらに日曜が強風だったことで、まさに桜「吹雪」を楽しめた。八王子に行くときは山越えが一番楽で、かつ車の通りが少ない「相原駅〜造形大学〜みなみ野」ルートを通るのだが、ここがまた桜吹雪がすごくてなんだかサイクリングがすごく楽しめたのだった。もうまさに雪が降っているようで、前がよく見えないくらいだ。「桜吹雪」という言葉はまさにその通り、昔からのことわざは時間がたってもすたれていないという意味で正しい。

 大和田のハードオフはその昔はムラウチ、ついこの前まではジョーシンだったのだが、今はすべてが「オフ系」に乗っ取られてしまい、リユースの需要の高さがうかがい知れるのだ。さて期待しないで行くと出物に出会う法則の通り、相変わらずのZO-3に出会えた。4320円だと買いなのだが、なぜ安いかといえばネックがZO-3ネックじゃないからである。フェルナンデスのほかのギターのネックがついていた。そして「違うネックがついているのでオクターブチューニングが合いません」とか書いてある。

 ZO-3は610mmのショートスケール、こいつについていたのは648mmのロングスケールである。目いっぱいブリッジをテール側にずらしても10mmくらい足りない。さてどう料理してやろうかなぁ?ボディーや電装系は新品同様にきれいなのでいじるのもちょっと気が引けちゃうんだよね。汚いボロボロギターだと心置きなくバラバラにしてすぐペーパー掛けできるんだど・・・・

■■■ ショット ■■■




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