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■■■ Fernandes ZO-3 ■■■

背景

 勢いが付いてしまうとなかなか止まれない。会社でも事業をやり始めちゃうと、「だめだなぁこれ」と分かっていても止まれないことがある。これを私は「うちの会社、イナーシャがでかいんだよ」と言っている。文系は当然のこととして、理系電気屋系もこのイナーシャというのを理解できないようだ。くるくる回るものを相手にしていた私はこの言い回しが大好きである。

 さて「勢い」とはZO-3のことだ。楽器屋でこのギターを見ると、「誰がこんなの買うんだ」と言っていた自分がはどこに行ってしまったのだろう。さて今回は3,100円での落札だ。送料がかかっても安い買い物である。しかしこのモデルは今までの3本とは違う仕様だった。

レビュー

 送られてきたZO-3を開梱したら、なんと1台はソフトケースにくるまれていた。そんなの書いてなかっただけに、ちょっとうれしかった。

 さてそのZO-3であるが、さすがに3台目となるといろいろ比較が出来て面白い。まず緑色のZO-3であるが、スピーカーのメッシュネット部品がぜんぜん違っている。多分一番初期型なのだろう。プレスしてメッシュネット表面がボディー表面と面いちになっている。このプレスはコストアップの要因になるので、このあとコストダウン目的でプレスをやめたのだろう。このプレス仕様のメッシュネットはほとんど見かけることがないので、これはほんの初期だけに使われたレアモデルであることが想像できる。

 ブリッジ駒が足りないのは、自分でシンクロナイズドトレモロユニットを取り付ける大工事をしようと思っていたので問題ない。ネックのナットが壊れていたのは、ハードオフで80円で新しいものを購入してきた。そしてすぐばらした。



■■■ ショット ■■■






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