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■■■ ZO-3 ジェフベック風アイボリー ■■■

 短期間でどーっと行っちゃうのが私のいいところでもあり、悪いところでもある。初めてZO-3なんて・・・と思っていたにもかかわらず、ちょっと触ったら面白くて、「どーっ」と行ってしまった。ということで現在8台のZO-3が趣味の部屋に鎮座している。

 さてそのZO-3、4本までは4種類のフランケンに化けてくれた。これはこれで楽しかった。しかしトラディショナルなZO-3もあっていいんじゃない?この前ジェフ・ベックをイメージしてリペイントしたストラト、いい感じだったしぃ〜、と次なるZO-3はジェフ・ベックイメージと決定した。ベースモデルはハードオフでボディーボロボロで購入した「ピンクZO-3」とした。



■■■ 下処理 ■■■

 ボロボロだから手を入れるのに何の躊躇もないのはいい。なのでざくざくと作業を進めよう。まずはいつものネックヘッドから。基本的に平面は簡単に落とせるのである。ボディーサイドを落とすと積層材ってのが一発で分かってしまうのだ。ネック用スクリューの座金は着色されちゃうので抜いておこう。


【図1】

【図2】



【図3】

【図4】




【図5】

【図6】



■■■ 本処理 ■■■

 そしてアイボリーと吹くのであるが、前からうすうす気がついてはいたが、はっきりと認識できることがあった。それは
●スプレーが残り少なくなってくると黄色に近くなってくる
●吹いた後ペーパーがけしていると、黄色が出てくる
である。

アイボリーは黄色と白の混色で作っていると思われるが、どうやら内部で分離している感じだ。なのでパーツごとにバラバラで吹く場合は注意が必要だ。またクリアーがけ前にペーパーでならしていたら、どんどん黄色っぽくなってしまった。これはいかに? 今回SPエスカッショんの塗りわけは、ピックガード部分のみなので、楽チン楽チン。ピックアップもいつもの通り、クリーム色に塗装しちゃおう。これはハンドピースで調合した色を吹いた。


【図7】

【図8】



【図9】

【図10】


 私のZO3リペイントでは、SPネットも塗装するのがポリシーである。今回はフランケンのように面倒なものではないので、ピックガードの境目の塗り分けのみである。最初、マスキングする方向を間違えてしまった。危うく全部やり直すところだった・・・


【図11】

【図12】





■■■ 祝い完成 ■■■



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