海外に行って楽しみであるけど、不安でもあるものの代表は何と言っても「食事」だろう。注文の勝手が分からない、どのくらいの量だかわからない、なんて書いてあるかわからない(写真なし)、ないない尽くしである。しかし「食は広州にあり」という言葉ある通り、広州に来たらやはり中華を食べまくるべきである。さてどんな食事だったか・・・
初日夜はメイさんのおごりであった。何度かの中国出張やネットでの記事を読むと、中国人は「割り勘」はあり得ないらしい。割り勘なんてしたら、どれだけセコイやつか、という悪評があっという間に広がるらしい。つまり中国では、ホスト/ホステスが食事をおもてなしするのが通常で、それを素直に受け入れるのがいい。一度仕事で多人数が出張したとき、現地の社長が夜食事をごちそうしてくれたが、その時隊長が「会費制にしましょう」と言ったのを絶対受け入れなかった。
メイさんの選んだのはホテル向いの通り沿いにある、チェーン店ぽくもあるにぎわったカジュアル中華屋であった。
この後も何度も驚くのだが、中国の人はえらくきれいに食べる。お皿がほとんど汚れていない。我ら日本人の食べた後のお皿はもうギトギトなのだ。でも皿にとって食べたらぜったいそうなるんだけどねぇ。この秘訣を知りたいと思う。すごくスマートなんだよね!
さて翌日、夕食ではないが、お昼は撮影機材城の向かいにある、街の食堂である。メイさんに「中国の人たちが普通に入るようなところがいいですねぇ」って言ったらここを選んでくれた。確かにすごく寂れ感があるが、別にガラガラというわけではない。私は日本ではないようなメニューを選んだ。メイさんが「佐藤さんはチャレンジャーですねぇ」と。褒めてくれたのかなぁ? さてここでは上記中国スタイルをやってみた。何かといえば、ここは私が全部持ちます・・・って。まあそれほど高価な食事じゃないのでたいしたことないのだが・・・
さて2日目の夜。夕方からぶらぶら街を歩いて、何となく飲み屋街みたいなところの一軒に突入した。どういう選択をしたのかは覚えていないが、まあ勢いしかありえないだろう。
3日目の夜。この日はシンセンから帰ってきた後、広州タワーを見に行った。疲れ切ってホテルに戻ったのが10時過ぎ。でもやっぱり冒険したくて近くで空いていた中華料理屋に入った。