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■■■ 今度は深セン(香港空港から深セン入りルート) ■■■

 1年前に久しぶりに中国に行ってから、なんだか中国に行く機会がドドーンと増えている。はじめて行った頃の中国はまだまだな感じがしたが、この頃の中国はちょっとバカにできないというか、もう越されているねと感じることも多い。そんな中、8耐鈴鹿、SuperGT富士の翌週、3週続けてのイベントは中国であった。深センに2泊、香港に1泊という予定で出かけたが、さあどんな旅だっただろう?一人で行くと何かと心細かったり食事に不安があったりするが、二人いれば何でもござれである。

 ちなみに3月に行った香港は仕事であったのでコンパクトデジカメでさくっと撮ったが、今回はプライベートであるからして、三脚とデジタル一眼と持ち込んだ。どんな写真が撮れるのかも楽しみ・・・


◆なぜか昨年から今年にかけては中国・アジア出張づいていたりする。機械チェックインももう慣れたものである。しかしいくらチェックインが機械になっても手荷物を預けるのは人のカウンターなのであった。これが結構混んでたのである。

◆今回は久しぶりのJALである。夏休みで混んでいたためか、窓際がキープできなかった。今回はおとなしく真ん中の真ん中である。映画でも見てのんびりしよう。




 同行者氏が「佐藤さんが荷物預ける間に調査してました。こっちの方が空いています!」と。真ん中のX線検査場はめちゃくちゃ混んでいた。しかし同行者氏が端っこの検査場がやけに空いているのを見つけていたのだった。そういうところって「VIP専用」だったりするのが、そういう表示もなく、ささっと検査が終了。確実に15分は節約できた。グッジョ!


◆出国審査が終わると、大体にして「じゃ、あとはゲート集合ね。」と自由行動になる。一応ゴールドカードだったんでラウンジでほんわかしていた。

◆早朝のラウンジだとパンとかの軽食があったりするが、この時間になると飲み物だけになっていた。




◆ということで、今回はあっという間に香港に到着。見慣れた風景だ。

◆迷うことなくエアポートエキスプレスに向かい、オクトパスカードを買ってそのまま快適な鉄道の旅となる。ちなみにオクトパスカード、半年前の香港出張でも購入したのだが、どこを探しても見つからなかった。そういうものって多いよね。





 半年前に香港に来ているってこともあって、なんか変に「俺は香港知ってるぜ」的になっている自分がいた。でもちょっと知っていることは間違いない。で、きちんと決めていなかったが、香港空港から深セン入国までどう移動するか?いくつかあるルートをまとめてみるとこうなる。

【1】フェリーで深セン入り
 良く分からなかったのだが、これは香港空港には降り立つが入国しなくて、そのまま中国深センに入国するというものらしい。荷物も直接フェリーに行くらしく何やら手続きが面倒な感じでちょっとパス(させてもらった)。

【2】バスを利用
 このルートがどこのサイトでも一番のお勧めとある。バス乗り場43番からバスでMTR上水に行き鉄道(MTR)に乗り換え、一駅乗って国境の羅湖に行くというものである。一番安いし一番早いとある。でも初香港同行者氏にあまりチャレンジングなこともさせたくなかったのでパスした。しかし一度は利用してみたいルートである。ただし大きな荷物をどうするのか?がどこのサイトにも書いていない。バスの腹にしまうのか?その場合降りるときどうやって取出すのか?車内持ち込みなのか? それはとある現地の方に聞いて判明した。「荷物は席に持ち込みですよ。大きなスーツケース持込みする人もいるので楽勝です」とのことだ。

【3】鉄道(MTR)を利用
 結局羅湖を目指すなら最後は鉄道になるしかないので、ならば最初から鉄道はどうだ!というのがこのルートである。ネットで見ても全部鉄道ということを書いたサイトはあまり見かけない。それはなぜか?と聞かれたら、香港鉄道路線図を見ればすぐわかるのだ。羅湖に行くには乗り換えが多すぎるのである。それはエアポートエクスプレスの停車駅がフレンドリーじゃないことに起因する。鉄道で羅湖に行くためには以下の3ルートがある。

3-1:九龍ルート
 空港駅⇒九龍駅・・・(徒歩)・・・柯士旬駅⇒ホンハム駅⇒羅湖駅
 紅乗り換えが2回でリーズナブルなように見える。しかし九龍駅と隣接する柯士旬駅をどう見るかによる。ここが地下でつながっているのなら問題ないが、今現在ここは地上で工事中のエリアを歩かなければならない。これは初香港同行者にはつらいと判断しやめた。

3-2:ホンハム駅始発ルート
 空港駅⇒青衣駅⇒南昌駅⇒ホンハム駅⇒羅湖
 3回乗り換えであるが、同じ3回乗り換えの太子ルートの方が全長距離が短いように見えたのでパス。

3-3-:太子ルート
 空港駅⇒青衣駅⇒ライキン駅⇒太子駅⇒九龍塘駅⇒羅湖
 えっ?今冷静に駅分析してみたら、3-2ルートより乗り換えが一つ多いじゃん。しまった!あれ?同じかと思ったんだけどなぁ。ってことで、空港駅出発が14:00、羅湖到着が15:30であるからして、1時間半の鉄道の旅であった。乗り換えはホームの逆サイドに乗り換えればよいことが多く、楽だぞ。



◆青衣でオレンジ線に乗り換える。香港のMTRが分かりやすいのは、路線が色別に分かれているところで、色を目安に移動すれば必ず乗り換えられるのだ。ひとつ乗って降りるぞ。

◆次の乗換駅(ライキン駅)は電車がすぐ来たので写真が撮ってないが、赤色路線に乗って太子で降りて、緑色路線に乗り換えたところ。九龍塘駅まで行く。




◆九龍塘駅にすぐついて、最終的に羅湖まで行く路線に乗り換える。水色を目安で行こう。

◆さすがに日曜、人が多いぞ。




◆ココからは地上路線である。。

◆どっちに乗っても国境に行くのであるが、まあ羅湖に行くのが一般的だね。同行氏は羅湖はイミグレが混んでいる・・・という記事を読んでいて戦々恐々であった。




◆なんか重そうな車体だなぁ。

◆このカラーリングを見て、前回(1999年)にこの電車に乗ったのを思い出した。




◆これが99年の写真。当時買ったばかりのデジカメを持って香港-深センと向かったが、その時の写真がこれ。うん、同じ列車である。でも当たり前だが、当時のはきれい・・・

◆どうもこういうのを撮りたくなってしまうんだよねぇ。でもこの列車はやっぱりふるいっぽくて、こういう経路案内がLEDで光ることがない。あれは分かり易くていいんだよねぇ。




◆車内。み〜んなスマホである。

◆やっぱり日本の鉄道と違うところが気になる。手すりは大きく違う。なんせ真ん中に手すりがあるんだよね。考え方が違う。日本でも混んでくると真ん中に押し込められ、そうするとつかむところが無くてよろよろしちゃうんだよね。




車窓。3月に香港-恵州行ったときに着陸前に撮った空からの絵はこの辺の風景だった。上からと下からがつながると、なぜかうれしい。

◆なんだか若者が多い感じ。それもカップル。




◆羅湖に近づいてくると、どんどん田舎風景になるのだ。香港というとやっぱり「密集」と思ってしまうが、実はこういうところが多いのである。

◆上水駅。空港からこの上水駅までバスで来る・・・ってのが、最もおすすめされるルートらしい。ここで乗るのね。外を見ると2階建てバスがたくさん停まっていた。




◆羅湖の近くまで来ると、もう人家など見えない。大自然って感じ。。

◆羅湖到着。。




◆いろいろなホームページで紹介されている、羅湖の通り抜け方。緑色が香港住民ってのは分かるけど、オレンジに行く説とピンクに行く説がある。

◆まあピンクに「Visitor」って書いてあるから、ピンクに行く。特に問題ナッシング(古い)。




◆しかし香港にしても、中国(深セン)にしても、入国審査の場所って暗くて天井低くて、気持ちを萎えさせる。わざとそうしているのかな?税関はパスポートを画像認識するシステムだった。初めてだったぞ。さあ中国だ。

◆出てデッキをあがり後ろを向くとドドーンとこれを見ることができる。たぶんみんな撮影するよね。




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