さて1時間ほど感激に浸っていると、その感激も次第に当たり前になってくるっていうのが慣れの怖いところなのだ。まあ回りもそろそろ暗くなりかけてきているので退散することにしたのであった。でもアテンドしてくれているAさんのすごいところは、サービス精神のために、さらにその辺を車で回ってくれちゃうという、至れり尽くせりモードになっちゃってくれたのだった。滝周辺は典型的な河岸段丘地形をしている。つまり滝直前の川の高さから更に一段高いところがダウンタウンになっている。これはまさに観光地だ。日本でいう”お化け屋敷”がたくさんあったのはおもしろいなぁ。
まずは道路を渡ろう。信号はこのように”わたっちゃダメ!”と念をさしているの | そう、押せばいいのね | このようにどこの国の人でも見た瞬間に分かるのがいいですのぉ |
そろそろ暗くなってきました・・・といっても実際はこれほど暗くは無いのだ。写真は露出でどうにでもなっちゃうのがこわいところ | なんと大橋巨泉がこんなところで・・・熱海だけにしておきなさいって! | なんだか映画館もあるのだが、こんなところまで来て映画なんて見なくたっていいじゃんって |
まあ夜はこういうところで遊ぶのがアメリカンっていうかカナディアンなのかもしれない | 4Dっていうのはなんだ?ムービングシアターって? | ちゃんとシェラトンもあるんだぞ |
イギリスではholiday Inn、ドイツではIbisがメジャーだけど、こっちはQuality Innですかい? | Confort Innもあるでよぉ。本当にコンフォートなんだろうか | 外国のいいところは、こういうガーデンテラスなところでの食事がかっこいいところなんですねぇ |
巨大なゲームセンター! | なんだかわからんけどいかにもアメリカ的だったんで(でもカナダだけど) | 帰る前にもう一度ナイアガラ滝の前を通ったらライトアップされてた。これもいいなぁ |
この後、ナイアガラ周辺の日本料理屋で夕食ととったのだが、やはり日本食なのである。アテンドのAさんが食べたいのか、我々に気を使ってくれているのかはわからないが、自分としてはやはり普段出来ない経験がしたいわけであって、現地食が食べたいと思うのである。この後何度が食事をするのであるが、カナダでの食事の特徴は以下の2点だ。
◆量が多い
なんで〜って言うくらい量が多い。「ああ、こんなもんね。やっぱり底上げだよね!」と思って食べ始めると、箸がズズズズ〜ってもぐりこんでしまうのだ。底は底っていう当たり前の構造なので、隔日におかずの量は日本の2倍はあるのだ。これはつらかった。”残す”のが嫌いな私でも何度か残してしまった・・・かつ太った!
◆たれ
日本食に出てくる肉系は必ずといっていいほど”てりやきのたれ”で仕上げられている。マックではほどんど”てりやきバーガー”な私にとっては結構うれしく感じるものがあったが、さすがに毎回これじゃあ飽きまっせ
さてナイアガラを10時半に発ったわれらは、トロントに戻るのであった。同行のMさん、M君はいい感じの寝息を立てているのだが、助手席の私はそんなドライバーに失礼な行動はとれず、ただひたすら睡魔と闘うのであった。だけどきれいな北斗七星が真上に見えるのはやっぱり緯度が高いせいだと納得。
そしてトロントのダウンタウンに戻ってきたのは12時ジャスト。と思っていたら、Aさんはハイウェーを降りちゃっている。え?ええ?と思っていたら、今度は真夜中のトロント市内観光だ。気持ち的にはうれしいのだが、体的には結構厳しいものがあったのは疑いようがない事実である。けど、週末の市内めぐりの際、このドライブが十分役立ったのはいうまでもない。
まずは高速を降りてすぐの超巨大なトロントタワーとアイスホッケー場、スカイドーム、どうも試合があったらしく何となく中が見える。おおおおお、地面よりもだいぶ下がったところがグランドだ。大リーグも遠征してくるので野球好きにはたまらないだろう。まあ私がカナダ・モントリオールのジル・ビルニューブサーキットを見るみたいなことだろう。その後も有名な市庁舎やチャイナタウン、トロント大学、イーストンショッピングセンター、極めつけは丘の上の昔金持ちの人が女を囲いまくったお城”カセドモ”・・・なんていうのも見せてもらった。だがホテルに着いたのは1時半という、まあ普通には経験できないような経験が出来たのもいい思い出だ。