■TOP > 俺の宮古島 > その27~海に下る坂
■■■ 海に下る坂 ■■■
前に書いた通り、再び伊良部島に来たのは「海に降りていく道がとてもいいですよ」と、宿で知り合った宮古島通の人に聞いたからである。サバウツガーで磯遊びをしたことだし、いよいよ坂に行ってみるか。3日前の朝散歩で島東西を歩いたので勘所はきているっていうか、もう俺住民!的に慣れ感満載でスタート。

■サバウツガーから戻ると主要道路(といえるかな?)沿いにスーパーがあった。海外にいくとそこの国のスーパーに入るのが結構楽しいが、南国も海外に近いものがある。入ってみよう。結果、観光地のスーパーというより、地元民のための食材提供スーパーであった。まあ当たり前だね。この辺りにはこのスーパーしかないみたいだし・・・

■山はないけど台地な宮古島。海に降りたら台地に上るのは必須なのである。特に北東側は断崖なので、急坂を上らなければならない。私はヘタレであるので、ちょっとした坂は押して歩くのだ。

■ほんとに何度もお世話になった、伊良部島に一軒しかないファミマ。暑くてお腹空かないのだけど、冷たいものはいつも食べたい。ファミマはチャリ旅のオアシスなのである。この辺りまではガリガリ君食べていたのだなぁ。

■アイスボックスが甘すぎず冷たい触感でお気に入りになった。大体アイスボックス2個食いが定番になった。

■さてファミマから「第一宿」方面に進むと運動場がある。ちょっと見てみよう。なんだか結構立派な運動場ではないか。でも夏の平日の昼間には誰もいない・・・

■駐車場も驚くほど広い。ルノーライト10かわいいなぁ。

■運動公園のすぐそばには伊良部島公民館がある。結構広いロビーが見えたが、当然誰もいない。職員さんがいる感じもせず。

■さてここから伊良部大橋方面に向かう。島の台地エリアの道路は基本農業道路なのでひたすらまっすぐである。

■道路にサトウキビ農家さんがいた。ばばばばば・・・って走っている。ときたま道路に置ていてる土の塊は、トラクターのタイヤに残った土が落ちたものだね。

■サトウキビ畑に突入。お仕事ご苦労様。

■道路にあるマンホールのふた。「空気弁」ってのはなんなんだろうねぇ?

■すぐ近くにもう一つあるけど、これは空気弁じゃないの?

■こういう給水塔みたいなのが、あちこちにある。スプリンクラーも回っていたし、農業には必須なのね。川のない宮古島は水が貴重なんだよね。

■それほど走らなくても、すぐに海が見えてきた。

■ああ、海だ海だ。海ばっかりな宮古島なのだけど、やっぱり陸から海が見えるとテンションが上がるね。電柱は好きじゃないけど、なんかこう並んでいると絵になるねぇ。

■せっかく上がってきた坂をまた下るのが惜しい気もするがドーっと下る。
宮古島には本当にたくさんのサトウキビ畑がある。島の周回道路とかはどんどん開発が進んでいるようだが、島中央はまだまだ昭和のたたずまいが残る。小さいころ東京都とはいえ我が家のそばは本当に田舎くさかった。それは嫌いとは逆で、とてもいい環境だった。近くの原っぱでたくさん穴掘って基地にしたり。空はとっても広くて、夏の青い空と白い入道雲が素敵だった。宮古島にはまだまだそういう記憶のままの風景があるんだよね。

■と思った刹那、横に農道があった。実はまだ残したミッションがあって、この農道を通るといつもの周回道路を走らなくて済みそう。幹線道路はつまらん。ちなみに、宮古島の土は赤いんだよねぇ~

■農道は楽しい。サトウキビに囲まれた農道。舗装なんかされていなくて、自転車にはちときついけどね。
私が沖縄にはまったのは、とある方の「ヒルトン宿泊権利」に誘ってもらったからである。それは沖縄瀬底島のヒルトンであった。そしてそんな旅慣れたその人とは「今度宮古島に行ってみたいんですよねぇ」なんて話もしていた。宮古島はまだ制覇できていないらしい。宮古島にはその権利で行ける「イラフSUI」っていう高級ホテルがあると聞いていた。
実は伊良部島上陸して、初日宿に向かって周回路を走っていた時、また第二宿に向かうとき、このイラフSUIの前を通っていたのだった。すっかり忘れていた。
ってことで、この日の目的の一つがこの「イラフSUI」を見てくることであった。

■瀬底島のヒルトンコンドミニアムとは違った、こじんまりした海辺のホテルである。すごくきれい・・・

■でもこの手のホテルにバスで来る人はいなさそうだねぇ。
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