俺浜を後にして、クーポンが使えるレストランに向かうのだが、俺浜でちょっとはしゃぎすぎて時間を浪費した。ちょっと寄り道をしないで向かうことにしよう。
国道の裏道に戻るが、やっぱり裏道のほうが車は少ないしのんびりした沖縄感が得られていいぞ。外人のチャリダーとヤエイして同志感が高まる。道には「〇〇浜」みたいな看板があるが、「また来るからね」と言いながら、チャリを進める。この裏道、結局は国道に合流する(上記地図参照)。合流するとバスは通るし歩道が狭いしちょっと走りにくい。しかも微妙に上り下りである。
国道をしばらく行くと、沖縄の有名な観光エリアである海浜公園・美ら海水族館の方に曲がる。まっすぐ国道を行けばホテルに行くには近いのだが、クーポン行使のためのレストランが観光エリアにある。まあなくても、美ら海水族館に行ってみたい気もある。さらにあれこれな観光ポイントもある。ということで曲がった。
道はきれいだ。しかーし、ずーっとだらだら上りである。ギア比が低いシングルギアのチャリであるが、それでもながーい坂の2/3くらいのところでめげた。背中には10キロ以上のリュックなのであるが、疲れてくるといままで感じなかった重さがずっしりと感じてくるのだ。汗だくになりながらやっと高台な平地エリアに出た。本当はこの→あたりにある「フクギ並木」あたりに行くのも良いのだが、まずは昼食である。
そうこうすると大きなホテルが出てきた。観光地エリアの北端かな。着飾ったお姉さんがたくさんいる。みんなグループだ。そんな横を汗みどろで大きなリュックを背負いチャリる俺様はちょっと異様かもしれない。そしてもう平地かと思ったが、上りはさらに続く。水族館あたりはもっとも上りがきつい。でも駐車場やら水族館やらの位置関係がばっちりわかった。
スマホをハンドルに着けているので、ゴールは分かってはいるが、いざレストランに着いたときは、本当にうれしかった。のどはカラカラ、指や膝は痛い。満身創痍とはこのことだ。お昼を過ぎているが、レストランには誰もいない。レジでお姉さんにクーポンを使えるか?聞くと、使えますよ、と。アグー豚と牛のどちらかと思っていたが、今回は牛にした。結果正解。お姉さんに聞くと、ここは沖縄海洋博覧会の跡地らしい。懐かしいねぇ、沖縄海洋博・・・
何にもましてまずはビールである。おー生き返るぜ!
屋内で食べたのだが、実はテラスがあってそこは西側の海がドーンと見えるのだ。本来はそこで食べるのが良いのだろうねぇ。