■TOP > 俺の沖縄 > その27~ヤドカリに遊んでもらった
■■■ ヤドカリに遊んでもらった ■■■
行きついた瀬底ビーチの南端。誰もいないのでちょうどいい。ぼーっと日光浴しようと思っていた。本当のリッチさは「きれいなビーチでゆっくりと時間を過ごす」ことであると思っている。それを実践するときが来た。
しかし・・・青空がなんとなく曇り空になってきた。これじゃあビーチで寝転んでいてもなんか「様にならない」。イメージ優先の俺であるからしてどうしようか思案した。そんな時、視線の端になにかをとらえた。人間の目(脳?)とはすごいもので、かすかな「変化」をきっちりとらえるのである。しかしそれが何だったかは分からない。が何かが動いた。しばらくじーっとしていると、それは「ヤドカリ」だと判明した。
とりあえずヤドカリを見てみよう。彼らは人の気配、もしくは動くもの、もしくは振動があると、パタッと動きを止めてしまい、しょっている「貝」に潜り込んでしまい、まさに「やどかり」状態になる。しかしじーっとして気配を殺すと動き始めるのである。写真を撮っていても動いているから、たぶん「振動」に敏感なのだと思う。
■ やどかり1号 ■
はじめに相手をしてくれた1号やどかりは、いかにもな貝模様のハウスをしょってすごいスピードで移動する元気ちゃんである。
■出てきてくれるまでは根競べである。できるだけ振動しないことが大事みたい。
■30秒くらい耐えていると「おっ、いけるかな?」的に出てくるのである。さあチェイサーするぜ。
■飛び出ている目、少し毛が生えた足というか「かり」、長いひげ、触角?。ヤドカリをじっくり見たのはじめてなので、面白すぎ。
■良く動くので足の位置を変えると「ザクッ」と音がして、1号はすぐ宿に戻ってしまうのである。しかしきれいに収まるもんだねぇ。
■あたらめて写真を見てみると、砂浜じゃなくてサンゴの砕けた「サンゴ浜」ってのがわかるねぇ。
■飛び出た眼は印象的だなぁ。しかし何をするためにあんなに一生懸命移動しているのだろう?。
さて、ここからはPaddock-Club初の試み「動画」をアップしてみよう。ビデオカメラ開発は仕事だったりしたのだが、動画は容量も食うし録っても見ないし、そもそも子供も成人だし、もう録ることもなかった。しかし何気にヤドカリを録ったら面白い。せっかくだからアップしてみようと思う。静止画は静画の良さがあるが、時間軸でみせる動画の力は強いね。しかし「手振れ」がすごく気になった。iPhone用にジンバル買うかな・・・
■とりあえず俯瞰のビデオ。波の音がいいなぁ。
■動き出しまで耐えましたぞ。
■よく聞くと、足が石に当たってカチカチする音が聞こえたしして。
■髭や触角の動きが面白い。やっぱりセンサだな。
■ やどかり2号 ■
1号を追っていた時、視野の端っこになにかが動いた。人間ってのは凄い能力があるもんだと思う。端っこのほんの小さなところにかすかに動く物体を検知するんだから。そしてそれは1号とまた違った真っ白な貝殻をしょったヤドカリであった。
■ここがヤドカリの宿なのかもしれない。くぼみから砂片を書き出したような形跡がある。逃げ込んだのを見なかったら、単なる貝殻だと思っただろう。
■行動開始!
■けっこう足が長いぞ。足を動かすときの機構?構造?が興味津々。ロボットにかかわるとそういうところに興味が行ってしまうのである。
■サンゴのかけらに紛れるいい色の宿(貝)だね。どこにいるかすぐには分からないね。
■やっぱり写真は「奥行き感」が肝に思う。
■ちょっと一休みと言った体である。。
■やっぱり目が不思議ちゃんな感じする。
■ここまで大きくすると、爪先を茹でるといい感じでカニになるなぁ、と思ったり。髭と触角がどういう違いなのかは良く分からない。ググればたぶんすぐわかると思うけど・・・
■何気に「はさみ」がとっても立派なのね。こいつでサクッとつかんでパクっといくのかな。
■美味い保護色貝殻を見つけたもんだ。えらいぜ!
■後ずさり・・・
■今度は前進!
■やっぱり横長のほうが安定してみていられるなぁ。
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