■■■　気持ちが決まった日〜04年11月27日　■■■

　おいしい写真が撮れるともう通っちゃうんです。土日は朝早くからっていう誠に健康的な生活を遅らせてくれるカワセミちゃんなのです。でも悲しいことに、このポイントの水が干上がってきていて、実はコレが最後の撮影になってしまったのです。・・・でもあんなにいた魚はみんな死んじゃうんですね。かなし〜。

■■■　Cポイント＋＋　04年11月27日　■■■

◆川原へは道路を横断して階段を下りていきます。階段を降り立ての前週とは違う水溜りにぽつんと待っていてくれましたよ。幸先よし。

◆まだ陽が当たらない日陰です。こういうのは出来るだけ目線を低くして撮るのがポリシーです。

◆前ボケを入れるのも好きな撮影法です。

◆手前は石です。ここには太陽があたって橙色に光ってます。いい感じ。

◆何となく「バシャ」って水の波面がうれしいです。

◆そしてやっとちゃんとした写真が撮れました。カワセミは撮った魚屋ザリガニを枝や石に叩きつけて弱らせます。その時に水しぶきが飛びますが、この水面の滴った感じも好きです。

　さて、そんなこんなで場所をちょっと移動して、大きな布をかぶって（いわゆる"ブラインド”というヤツですな）いたら、あああ、来てくれましたよ。すごくそばに。背景もいいし、焦ってシャッターを押しまくりです。でも、悲しいかなD100、バッファーが少なすぎて”次”がなかなか撮れません。目の前では盛んに魚を食べてます。あああ、なんてこった。それで私の決意は決まりました。次のカメラに行くしかありませんね。

◆そんなこんな言っていたら、すぐそばにやってきました。焦りまくりで、心臓バコバコです。それに魚くわえてるじゃん。こりゃ過去一番の出来になるか？

◆バッファーフルでなかなかシャッターが切れないうちに、魚を食べ終わってしまいました。ちっきしょー！　でも風に羽毛がなびいて、いつもの「ツルッ」とした腹じゃないのが撮れましたよ。

◆下のくちばしがオレンジ色鮮やかでしょ。きれいだなぁ。

◆カワセミを正面から見ると、何か頭の形がかっこ悪く見えてしまうのですよ。くちばしの中も真っ赤なんですねぇ。

◆そしてマイベスト１０に入るのがこの写真です。ピントばっちり、光線ばっちり、背景ばっちり、色調ばっちりです。D100って決まるといい色出してくれるんですよ。

◆バッファーと格闘しながらも撮りつづけました。

◆なんんでこういう柄になるのか、全く持って不思議です。綺麗だよなぁ。

◆光線は右横からです。正面からの光線ってあまり好きでないです。陰影がつく、低くて横からの光が好きです。

◆何を考えているんだろう？

◆そしておもむろに飛んでいってしまいました。

　どうですか？良いでしょ、このポイント。でも悲しいことにこれを最後に干上がってしまって、次の夏に水が復活したときには魚がいなくてカワセミもやってこない状況でした。川は生きてるんですねぇ〜