ベースになるのは”Photogenic”レッドモデルである。ハードオフ津久井街道店で3650円でゲットしたものだ。詳しくはここで。
このストラトはとりあえず安く買えるギターを買いまくっていた頃に買ったものである。PhotogenicなるSelderと安物ギターの座を争っていたメーカーをなんとなく買ってみたくてねぇ。3000円ちょっとなら、まあ遊ぶには安いものである。
本当はフランケン作成のためのボディーにしようと思っていた。なぜかと言えば、S-S-Sという、完璧なストラトボディーだからである。しかし安物ギターで保有する唯一のS-S-Sボディーであるから、なんとなくもったいなくて刃物を入れられなかった。
でも赤いギターを赤いまま持っている気にもなれず、じゃあどうしようと数秒思案したあげく決めたのは「ジェフベック」である。以前から白のストラトが欲しかったが、純白の白はちょっと安っぽい。なのでクリーム(アイボリー)ホワイトとした。これが、最近のジェフベックのストラトと同じ色なのである。
さてこのクリームホワイト。以前コーナンで198円で買ったクリームホワイトである。あるものに使って「ちょっと嫌だ」と思っていた色なのだが、このギターには最高なのであった。すごくいい。しかしクリームホワイトを吹いた後、ラッカーのクリアを拭くのもいいのだが、塗膜が劇弱なのがいやなので、実験的にウレタンラッカーを筆塗りしてみた。しかしウレタンの筆塗りはやっぱりサイドの「たれ」が激しく、断念。はがすのが大変だったが、結局クリームホワイトのみの塗装とした。しかし普通じゃないということで、吹いた後ペーパーをかけてマット処理としてみた。これが案外「いいかんじ」なのである。