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■■■ 日曜・決勝【2】〜スターティンググリッドが盛り上がってくる ■■■
■■■ 涙が出るほど懐かしいマシンたち ■■■
ホンダイベントです。鈴鹿はホンダのサーキットなのでこんなこと出来ちゃいます。茂木にある「ツインリンクもてぎ」にあるホンダコレクションホールには歴代のホンダマシンが動体保存されているのです。すごいぞ。今回はそこからごっそり持って来たのでしょう。
◆さてドライバーが出てきたようです。ピットロード入り口はもうぎゅうぎゅうすし詰め状態です。シューマッハとハッキネンの気ぐるみもいるぞ。
◆確認できたのは、左側にいるベルガーと右側の中嶋。中嶋はキャメルロータスに乗るのですけど、スーツは91年のティレルホワイトです?
◆F1はそのカラーリングで印象に残ることが多いのですが、ロータスとキャメルていうのはその印象に残るスポンサーシップのひとつでしょう。これはロータス88年の100Tです。ピケと中嶋のドライブでしたね。ホンダエンジンだけど、注目は確実にマクラーレンMP4/4でした。
◆これはホンダのグランプリ初優勝を飾った、RA272です。コンパクトさがよかったのね。
◆ホンダがブレークしたのはこの87年ウイリアムズFW11Bでしょうね。ピケとマンセルなんてリッチなドライバーで、コンストラクターズチャンプ、ピケはワールドチャンプになりましたから。
◆RA272とRA273のダブルでリッチな瞬間。
◆走り終わって中嶋とベルガーがタイヤに座っていますね。ベルガーのMP4/6はいわずもがな、91年のセナチャンプマシンです。ベルガーとしては優勝を譲られてあまりいい想い出ではないでしょうけどね。ところでホンダコレクションホールのMP4/6はカーナンバー2のベルガー仕様として展示されてます。
◆時間的にスターティンググリッドがオープンになりかけてます。今年のグリッドガールは着物です。こういうのってサーキットが決めているんでしょうかねぇ?それとも冠スポンサーのフジテレビ?
◆走り終わったドライバーが整列してます。真中の赤がベルガー右の小柄なのが中嶋です。
■■■ グリッドガール ■■■
日曜も午後になると決勝に向けて、席が満員御礼状態なり、有名人が闊歩し、イベントが開催され、といろいろ気持ちが高揚してくるのです。
◆「おお、今年は着物じゃん」と。
◆でも着物じゃないボディコン系の来るぞ
◆ということで、着物とボディコンのハイブリッドグリッドなのでした。
◆着物のグリッドガールはカーナンバープレートを持ってます。これはカーナンバー10のバトンのものです。ちゃんと中抜きで国旗をモチーフにしてます。でも、着物で腕が見えるのはなんだかちょっと違和感があったりですねぇ。
◆こちらはハッキネンのグリッド。やっぱりカメラを構えてる人がいます。撮るよねぇ、やっぱり。ちなみに前年のベネトンは
こんな具合に記念撮影しとりました。
◆こちらが毎年おなじみの衣装のフラッグガールです。重そうだよね。
■■■ 機材を運ぼう ■■■
コースオープンになると各チームが続々とスターティンググリッドに機材を運び込みます。その頃からスターティンググリッドはもうドライバーやチームオーナーや有名デザイナーや芸能人などのオンパレード。望遠レンズを通して、有名人を補足するのは楽しすぎるのでです。
◆まずはチームガレージからピットロードエンドに向かって機材を運びます。そこからコースに出るのですね。
◆フェラーリは余裕で一番最後に機材を運んでます。
◆2セット分のタイヤだけ運んでいる楽珍な人もいれば・・・
◆2セット分のタイヤと発電機を運び前の仲間の荷物も押してあげる、元気な人もいます(っていうか普通はこれ)
◆グリッドでの必需品はこんな「ドライアイス」もあります。エンジンがオーバーヒートしてしまうのを防ぐ役目を担っているのでしょう。
◆バッテリーから各タイヤウォーマーに行く線です。いつでもタイヤはホカホカでセブンイレブンのおでんのようです。
◆普通はタイヤと縦重ねしているチームが多いのですが、ジャガーは横並べですね。こういうところでチーム間の違いを見つけるのが楽しいのです。
◆クルーの多くがスターティンググリッドにやってくると、チームガレージは閑散としてきます。しかし、2000年ってガレージ前についたて立ててマシンを見えなくするのがトレンドだったけど、最悪ですね。
◆グリッドに機材が運び頃にそろそろクルマが戻ってきます。まずはセーフティーカーが戻ってきました。
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