荒川
(寄居駅〜葛西臨海公園)

■TOP > 川をサイクリング > 荒川を走る > 八王子〜寄居(八高線)

■■■ 荒川を走る ■■■

・日時:2013年9月14日
・天候:快晴
・時間
 -自宅出発:3時30分
 -寄居到着:6時8分
 -葛西臨海公園着:17時00分
 -自宅帰着:19時50分
・全走行距離:116km(自宅〜八王子を除く)

八王子駅〜寄居駅

出発点/八王子駅

 1週間の中で一番楽しい時間である金曜夜、22時には寝て草木も眠る丑三つ時(3時前)に起きた。実はこういうイベントがあると目覚ましをかけなくても起きれるというか、目覚ましが鳴る30分も前に目を覚ました。人間というのは面白い生き物だ。そして3時半にそっと家を出て真っ暗で誰もいない街を八王子に向かった。八王子に行くにはいくつもの峠を越えなくてはいけないのだが、その中でも新しく発見した横浜線横/造形大ルートがベストである。造形大の峠からみなみ野駅までだら下りであり、全く漕がないでOKだ。だら下がりは自転車乗りには非常に効率が良いのだ。始発に乗れないのはしゃれにならないので余裕をもって出発したので、始発の30分も前の4:45には八王子駅に到着した。


【4:15】八王子駅北口に到着。コンビニのまえで自転車をバッグにしまうのだ。ペダルの位置をちゃんとしておかないとバックのなかで収まりが悪いの気をつけるのだ。


南口には遠くからでもランドマークとして目立つ超高層マンションがある。階下の市営ホールは「オリンパスホール」と命名されていて娘も学校のイベントでよく利用する。そして高層マンション部には友人が住んでいたりする。


【4:24】駅コンコースにはさすがに人がほとんどいない。しかし駅の電気はいつ消すのかな? いつも思うが日本は「明るい」事が好きな民族である。我が家の女性人も明るくないと納得しない。私は暗い部屋に間接照明ってのが大好きなのである。駅もLED照明になってもう「ギラギラ」って感じでちょっと嫌だ。


【4:25】始発の八高線。単線である。「八王子」と「高崎」をつなぐから八高線である。みんなこんな命名規則だったら、横浜線は横八線(なだかちょっとダサい)、京浜東北は大大線(変!)になってしまう。さて八高線なので高崎行きかといえば、行き先は全部川越である。それは後々(すぐ)明らかになる。


【4:26】電車は既にスタンバイだがドアが開かないので入れない。そして結構人が増えてきた。金曜終電を逃した若者、ちょっとエロイ感じのお姉ちゃん、リュックを担いだおじちゃんなど多彩である。出発してもまだまだ暗いので外は全く見えないのでつまらないぞ。


【5:25】高麗川駅到着。ここで車両を乗り換えなくてはならない。なぜかといえばこの先高崎までは電化されていないので、「ディーゼル」なエンジン車しか乗り入れられないのだ。なので八王子から乗った「電」車は電化されている川越線の方にしか行けない。しかしの高麗川からのディーゼルはめちゃ趣きがあって気持ちが高揚する。ぜひ乗っていただきたい。


目指す「寄居駅」は高麗川と高崎の中間あたりである。よく見えないが「駅員不在」と書いてある駅が多いぞ。


さすがに乗客も少ない。椅子の構成は結構変則的である。車両の両端に普通のベンチシート、中央部片側に4席ボックスシート、逆側に二人対面シートである。進行方向右(東)から朝陽がまぶしい。


いかにもなリュック人が多いのが始発の特徴だ。


 【6:08】寄居駅到着。まず撮影って人なので、ディーゼル車ランデブーをパチリ。単線なんでこういう大きな駅で交差するのだ。そしてこの上り下りの車両がホームに停まっている時間はほんのわずかで、両方とも同時にスタートを切る。なんかすごい感じだ。左が高崎行き、右が高麗川行きだ。


ホームにトイレがある。それも結構きれいなトイレでさらに好感度アップ。


寄居駅はJR八高線、秩父電鉄、東武東上線の3線が乗り入れているので線路がたくさんあって壮観である。


【6:15】そして誰も降りなかったので人がいないのだが、駅の出口には改札らしきものがない。あれあれ?と思ったら真ん中下にある小さなSuicaリーダーがあった。「ゲート」なんて無い、性善説的な設備に結構感動だ。


八高線が本数で負けている。上り下りとも6:09っていうのは上記の入れ替えだからだな。


 【6:23】寄居駅南口に出たのは、駅到着から15分も経ってからだった。面白くてあれこれ写真撮っていたりしたんでねぇ。


【6:37】駅前のミニロータリーにはタクシーおっちゃんが地元ピーポーとずーっと大きな声で話していた。そんな横で自転車組み立てて、おにぎり食べて、スマホのGPSをONにしてとやっていたら、さらに15分経ってしまって、さあスタート。

 八高線内でこの日のコースをいろいろと検討していた。右岸がいいのか左岸がいいのか? 右岸も左岸も熊谷あたりまではあまり川のそばを走れる道が無い感じであり、どんなコースにするべきか?散々迷った、が今回は右岸(河口に向かって右サイド)を男らしく東京湾まで行こう!と決めた。さらに出来るだけ川のそばを走ろうとも決めた。最初はそう思っていたのだが・・・・


Backエリア1へ