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■■■ 第31話【カラーリング】 ■■■

 俺に至高の喜びを与えてくれたウイリアムズのアレックス・ザナルディー大明神だ。結局これが最後のグランプリになってしまった。なんか手を上げているのが(俺にサインとしてくれた手だぞぉ)「俺はもう万歳だ」と言っているようで寂しいぞ。



 こちらはアレックスのチームメイトで、ミハエル・シューマッハの弟であるラルフ・シューマッハだ。兄弟で参戦しているなんてすごいよね。会社に兄弟で勤めている人くらい入るけどね。F1ドライバーなんて全世界で22人しかいないんだもんね。



 しかしウイリアムズのこのカラーリングはなんかパッとしないねぇ。色が煩雑に感じられるぞ。同じ色使いでも昔のベネトンはすばらしかったなぁ。ウイリアムズはCAMEL時代とかRothmans時代は決まっていたんだけどなぁ。フランク・ウイリアムズはカラーリングになんて気を使わなそうだからねぇ。どうでもいいけど、最近のF1ではカウルとかに書かれているスポンサーネームは”影付き字”がトレンドだ。テレビで見てハッキリ字が見えるっていうのがポイントらしい。影付きは字は俺の十八番だったのにぃ〜。


 見栄えと言えば赤白マクラーレンだね。マクラーレンといえば赤白カックンというのがトレードマークだったねぇ。その赤はいわゆるマールボロレッドで、雑誌とかTVで見ると単なるに見えるよね。しかし模型のデカールとかではオレンジぽかったり、ピンクぽっかたりした。「なんでこんな色なの?」と、ひたすら疑問であった。しかし初めて生でF1を見たとき驚いた。なんとマクラーレンは蛍光のピンクではないか。まばゆいピンクだ。後々いろいろな本で読んだところによると、マールボロレッドは印刷・TV媒体で最良の赤に見えるように決められたそうだ。”Marlboro”っていう文字もつや消しに決められているそうな。すごいぞF1。しかし陽の下で見るマシンはどれもすごくきれいだ。一説には紫外線(太陽光)できれいに見えるように、という話もあったりする。

 アーバイン、発進!あれ?昨日の予選ではリアウイングが3枚仕様だったのに、今はシューマッハと同じ2枚仕様に戻っているぞ。ストレート伸びないからダウンフォース減らしたのかな?



ブロロロロロ・・・・



ヒュイ〜ン(邪魔者が入ってしまった)



ヒュイ〜ン(今度はちょっといいかな?でもぶれた)



流し撮りは難しいでござんす。その辺の道路で練習すればいいのかな?



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