■TOP > パドックで楽しむ

■■■ 第54話【続々有名人(外国人編)】 ■■■

 メルセデスのメディカルカーに乗った、シド・ワトキンス博士はF1の公式お医者さんだ。



 ジョーダンのオーナー、エディー・ジョーダンだ。ドラムをたたくのが生きがいらしい。



 ところで、俺もかれこれ1/4世紀ほどまえに、洋楽にのめり始めたのだが、最初にやりたい楽器がドラムであった。友人等とバンドの話をしていて俺がドラム担当にされたのだが、どうにもこうにも買う事も練習する事も出来ず、山の中に住んでいるボンボン小僧にその座を明渡してしまったわけだ。その後ギターに転向し、さらにベースも手に入れ、高校に入って部活の部屋においてあったピアノを弾き始めたり、クロマチックのハーモニカを買ったり、いろいろと楽器をいそしんで来た。まあ、すべて中途半端で、極めたものは何もないというおそまつなものであるが、おそまつついでにドラムをたたきたい夢も持ちつづけていた。そんなときにひょんな事からヤマハがサイレントドラムという、いかにも受けそうなものを商品化しているのを知っていてもたってもいられず、買ってしったわけだ。ギターとかキーボードはあくまで楽器であるが、ドラムはスポーツだ。ライブなんて見てると、ドラマーって気持ちよさそう。カーマイン・アピスのハイハットや、コージー・パウエルのバスドラ、ロジャー・テーラーのルックスに神保彰の十手観音、スティーブ・ポーカロの音にサイモン・フィリップスのテク。そんな彼らになることを夢見て、喜び勇んで持ちかえって来た俺は、3分叩いて、

「俺には他の楽器以上にドラムの才能がない!」

 って事に気がついたのだ。今は2Fの部屋で静かな余生を送っているサイレントドラム。このまま誇りまみれになっていくのはかわいそうだなぁ・・・しかし仕事のドラムも才能ないぞ、>俺。

 フェラーリの”策士&参謀"ロス・ブラウンだ。この人がいるからこそ、フェラーリが変幻自在なレース戦術でマクラーレンを出しぬいているのだ。やさしそうな感じで好感度高いぞ。自宅ではイングリッシュガーデンに凝っているそうだ。



 またまたフェラーリ、監督のジャン・トッドだ。WRCでプジョーの監督を努め名声を得て、フェラーリにスカウトされた人。なんてったって小さいのだ。



 女性もがんばってますぞ。これはイギリスITVのルイーズ・グッドマン嬢だ。97年にジョーダンチーム広報からテレビ局のピットレポーターに転身だ。





←前の話 ↑ 目次へ 次の話→