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■■■ 第62話【最後のピットイン】 ■■■

 そんなこんなしていると、四国地区営業のKさんがいらして、

 「佐藤さん、社長(代理店)はちょっと帰りますので、今後ともよろしくお願いします」とな。Kさんとは変なところで共通の知り合いがいた関係もあって、ちょっと親しくなった。レース次の日、Kさんから電話があった。

 「いやぁ、佐藤さん、社長が"昨日は佐藤さんにえらくいろいろ親切にしてもらって、礼を言っておいて”と言われましてね」とな。俺のお節介も親切にとって貰えたなんて、俺は潜在的に”いいひと”なんだなぁと (^_^;)

 Kさんからは後日お礼にと、ロックタイトのカレンダーを贈っていただいて、感謝感謝である。よっぽど社長氏が良く言ってくれたのだろう。このカレンダーはロックタイト会報誌上で景品になっていたものだ。今うちのリビングに鎮座されておるぞ。



 さてシューマッハの2回目のピットインだ。



 またもやウイングの角度を変更しているぞ。今度は良く分かるでしょ(また黄色のマーキング)。



 「さあ、今年最後の締めくくりしてくっか」とピットアウト。



 さて、ハッキネンの2回目のピットインだ。



 ピットアウト、「チャンピオンに向けて俺は一直線だぜぃ」





ん?ん?ちょっと・・・



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