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■■■ 港を歩く ■■■

 それでは一息ついた後、早速同行者氏を連れ回すことにする。2回来ただけで「俺香港通だもんね」となる私も相当お気楽であるが、やはり0か1かは違うものである。まずは香港島を見る定番のビューポイントへ行こう。


◆冷房が効いたホテルから出て、カメラを構えたらこの通り。レンズが曇ってしまった。まあ海のすぐそばだし湿度が相当高いのかも。大雨の鈴鹿でもレンズ曇ったから、もしかしたらFuji XQ-1はレンズ曇りやすいのかもしれない。

◆誰もがまずこの広場に来るのである。そして必ずこの辺りで写真を撮る。




◆少しだけ昼間の香港島を見て撮って、次はやはりボートに乗ろう。オクトパスがあれば乗るのも楽チン。

◆おばちゃんが黄昏ていた。何を考えているのだろうか?




◆香港島につき波止場を歩く。これは香港海事博物館。なんかジャッキーチェン×プロジェクト1って思い浮かんでしまう。あの映画面白いよね。

◆対岸をみると、泊まっているホテルが見えた。中央右側の暗い建物だ。変に高層化していない古いけど格式ある感じだった。




◆香港島から香港島のビル群を見る。

◆波止場の一つ。こんな感じになっている。




◆この一等地は観光船に割り振られているっポイ。これが海賊船の幌だ。メスマーク?

◆海賊船本体。時間があればこういうのに乗ってみるのも面白い。




◆観覧車周辺に「作品」があった。香港はサメ?シャチ?がお好き?。

◆これも作品。でもこんなにでかいのに襲われたらと思うと背筋が寒くなる。




◆さて本土に戻る。

◆いつみてもここにでかいクルーズ船が停泊している。さすが香港!



 本土に戻って私は夜景の写真をとるためにスタンバイ、同行者氏はホテルに戻りのんびり。ということで、この後の時間は展望エリアに陣取った。20時からのレーザーショーまでの1時間ばかりの話はSayに書いたものをコピ手しておこう。また夜景の写真はこちらから。

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 3月に香港行ったとき、100万ドルの夜景は霧雨降ったりやんだりで、30万ドル分くらいしか見れなかった。でも今回は晴れ、100万ドルを制覇すべく香港島を見渡せる展望エリアに陣取った。夕暮れ時に一度写真を撮り、その後香港島に渡って、すぐ戻って夜景モードに突入した。

 その後少し街を歩きハイライト(とは思えないけど)のレーザーショーを何気に見るため混雑する展望エリアに向かうと、左右がドドーンと広がるクリッピングポイント(カーブの頂点)が空いた。すかさずキープ。なんかレースに行くようになってから、こういうポジショニングスキルというか「運」というかが上がっているのである。

 そしてショーを待つ間、三脚と一眼とリモコンシャッターというフル装備を稼働させた。でもある程度撮っちゃうと、もう同じようなアングルしかないので、ちょっと飽きちゃうのは内緒である。

 そんなとき、横のアジアの人がどいた。そこのすかさず若い女性が二人入ってきた。明らかに日本人的オーラを感じる。そしてしゃべった言葉が日本語だった。

 さてここで問題。50を過ぎたオッサンが、「日本からですか?」と話しかけるべきか否か。異国の地で同胞に会ったから、そういう意味では話たいが、やはり大学生のような若い女性に一人仰々しく写真を撮っているオッサンが話しかけてはならないのでは?と天使と悪魔がやり取りしていた。

 女性はフォーサーズカメラで何やら連射したりしている。こっちはリモコンで長時間シャッターとか切っているから、明らかに場にそぐわないマニア親父化している。そんなのが5分も続いたころ、ちょっと嫌らしい策を実行した。今思っても我ながらいやらしい(エッチという意味ではありません)。

 スマホでメールを見た

 人間の心理として、隣の人のスマホ画面が目に見える位置にあればちょと覗いてしまうことがありそうだ、という、普通のことをしただけだ。しかしそれはジャストミートであった。メールを見た刹那

「あの〜日本の方ですか?」と声をかけられた。そう、話しかけられたのなら話しましょう、という一番いいストーリーに移行できた。ここでの30分ばかりの会話は楽しかった。

 ●若く見えたけど二人とも社会人〜二人とも小学校の先生
 ●東京(清瀬)と埼玉
 ●家にテスト採点などで書類持ってくることもあるけど、最近は情報漏えいの危険性でなかなかできない
 ●埼玉人は大学のころに青年協力隊であちこちに行っていて海外慣れしている
 ●東京人は初海外でドキドキ
 ●今日の昼に香港入り
 ●ホテルは香港の安いところ
 ●レートが一番いいところで換金
 ●オクトパスはもっていない
 ●娘が夏休みで今度ニュージーランドに一人で行くのです、で「東京の学校ですか?」「(コソコソ)どこかなぁ?外語大かなぁ?(んなに娘頭良くないよ)」
 ●連射カメラはLumixであった
 ●明日はディズニーランドに行く

 名前も聞かず、メールも聞かず、旅の途中で少し話しただけ。そう、それでいいのである・・・
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◆21時に待ち合わせ夕食処を探した。前回来たときにこの辺りは結構歩き、入ろうと思って時間が無くて入れなかった店に入ってみた。今よく見直したら「マカオ料理屋」だった。

◆俺らの夕食には「まずビール!」が欠かせない。暑い国でのむビールは格別である。香港ビールは冷えていてよろしい。




◆こんなものを食ったの図。

◆窓際に着席したが、何気に窓の外を撮ったら、同じ系列のマカオ喫茶だった。




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