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■■■ 赤緑対決 ■■■

 爽やかな朝、台湾の街を歩き回った。少し歩きまわるだけで「台湾」というものを感じられる。ネットで得られる情報より、自分で歩いて感じた情報の価値は何倍も大きいね。さてホテルに帰ってくると何やら、仰々しい状況になっていた・・・


◆ホテルの前に戻ったらちょうどこの赤い車が走ってきてよろよろ止まった。何やら怪しいオーラが出まくっている。

◆まず真っ赤なのと、中国国旗を掲げている。日本でいう右翼か・・・




◆そしてやおらホテル前のエリアを独占し、何やら大声で叫んでいる。良く分からないけど、多分台湾の中国

◆真ん中のひげ爺さんが主導しているっぽい。「中国万歳」って言っているのかな?




◆さて、その赤軍団の逆サイド。緑がイメージカラーっぽいのは多分「台湾独立」派っぽい。

◆TAIWAN SEPERATEって書いてあるからね。こちら派はおとなしいというか、「紳士」っぽい。逆に言えば「弱い」と言えるかもしれない。




◆主導しているおっちゃんはにこやかな顔である。

◆しかしなりふり構わずイケイケ、押せ押せ、の、まさに「これぞ中国」って感じだ。




◆マスコミは勢い、そちらの側の方が「絵」になるから、そっちに集中してしまう。まあ古今東西同じ図式である。

◆女性リポーターはインタビューするでもなく、ただ奇声にマイクを向けるだけのお気軽ちゃん状態だ。



 しかし、しかしだ。私の興味はそういう躍動的なシーンではない。メディアが集まっているっていうことはそれを記録する機器があるってことで、そう、カメラに興味が言ってしまってしょうがない・・・


◆こんなところでこんな長玉白レンズに出くわすとは。こんなレンズここで必要なのかね?

◆業務用ビデオカメラって迫力あってあこがれちゃう。アンテナ2本立っているからライブ配信できるんだね。今はそれが主流っぽい。たまにハードオフで撮っても古いベータカム業務カメラなんて見ることあるけど、意味もなくオブジェに買ってしまいたくなるよね。ならないか・・・




◆こっちは中型機。この手のカメラは最近外での番組撮影のサブカメラで良く見るよね。

◆そしてこのクラスのほぼ民生カメラっぽいところまでダウンサイジングされているのね。




◆そしてカメラばかりに注目が行くが、三脚も重要な撮影アイテムである。左側はベルボンだった。ちなみにベルボンって「従業員62名(アルバイト含む)」って会社概要に書いてあるけど、バイト含むって書くのすごいね。

◆ビデオ三脚って、ひと足が2本なのだけど、なんかいいことがあるからそうしているのだろうけど、いいことってなんだろう? ググったら、ビデオ特有のパン操作で三脚足が1本棒だとねじれてパンが終わったときにねじり戻しが有るらしい。2本にすることでそのねじり剛性を高めているそうな。




◆でも大きな機材って「撮ってる感」や「撮られている感」っていう、要素も大きいのである。特に中国ブライダル市場では、中がドンガラでも筺体を大きくしてほしいという需要があるらしい。

◆実はこの騒ぎ、このホテルで中国要人が来るとか、中国要人の会議か講演かがあるらしく、それに反応したものらしい。なので、基本はホテルの出入り口に向けたこのカメラが正解。早くから来て一等地を取ったみたい。




◆なので、ホテル入口にも多数のスタッフが配置されていた。

◆でも大量動員された警官は、騒ぎもなく所在なさげであったぞ。




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